表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【揺花草子。】(日刊版:2018年)  作者: 篠木雪平
2018年08月
219/365

【揺花草子。】<その2384:深く願う。>

 【揺花草子。】<その2384:深く願う。>


 Cさん「と言うわけで引き続き

     話にならない愚物であるところの阿部さんと

     浴衣は褒められたけれどもたいそう機嫌の宜しくない金髪美少女のブリジットと

     そんな2人を面白がって見ている私ことカトリーヌの3人でお送りする

     【揺花草子。】ですが。」

 Aさん「ちょっ!? えっ!?

     なんでそんな突然の厳しい評価!!?

     何か怒らせるような事しましたかね!?」

 Bさん「胸に手を当てて良く考えて欲しいよ。」

 Aさん「えぇー・・・。」

 Cさん「ブリジットの平らな胸に手を当てて良く考えて欲しいと仰せよ。」

 Bさん「ちょっ!!!////

     ぼくの胸の話じゃない!!!////」

 Cさん「収まりが良さそうだなあとか内心思ってる阿部さんね。」

 Aさん「いっいやそんな事は決して!!?」

 Bさん「と・とにかくぼくらの街は今1年で最もタナバティビティ高い時期です。」

 Aさん「タナバティビティ高いって・・・

     今の時期以外はきみらの言うタナバティビティは全くないよ。」

 Cさん「全くと言うわけではないわ。

     7月上旬にもちょっとだけタナバティビティ高い時期があるわよ。」

 Aさん「まあ・・・そう言われればそうですけど・・・。」

 Bさん「阿部さんは今年はどんなお願いをするのかな?」

 Aさん「えー・・・。」


 Bさん「8月の風を両手で抱きしめられますようにとか?」

 Aさん「それはきみのお願いだろ。」


 成し遂げられない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ