【揺花草子。】<その2376:襲来。>
【揺花草子。】<その2376:襲来。>
Bさん「ここ最近大変な暑さだと言う話をしましたが。」
Aさん「しましたね。」
Cさん「災害レベルの気温上昇と言う向きもあるみたいね。
実際高齢者やお子さんを中心に
熱中症で何人もの方が亡くなっているわ。」
Aさん「痛ましいですねえ・・・。」
Bさん「この前たまたま去年の記事を振り返ったんだけど、
まあぼくらの住む地域に関してって話だけど去年は全く夏らしさがない
寒冷な気候だったよね。」
Aさん「あぁ・・・そう言えば梅雨明けも特定されなかったんだったっけ。」
Cさん「それに対して今年のこの暑さね。
何と言うか昔に比べていろんなものが極端になってる気がするわ。」
Aさん「確かに。
梅雨も昔はしとしと長く続いてた印象なのに
最近はどざーっと集中して降りますよね。」
Bさん「もう日本は熱帯地域なのかも知れないよ。
ケッペンさんと決別しなきゃいけないかも知れないよ。」
Aさん「ケッペンさんは悪くないと思うけどな・・・。」
Bさん「で、目下の関心事は、ちょうど2年後の今の時期に開催される予定の
東京オリンピックですよ。」
Aさん「ああ、うん。」
Cさん「その中でも特にマラソンや競歩のようなフィールド競技は
選手も観客もスタッフもこの灼熱の熱波に耐えられるのかと言う
強い懸念が出ているわ。」
Aさん「そうみたいですね。」
Bさん「なので少しでも暑い時間を外そうと言う事で、
マラソンなんかは朝7時にスタートって言う計画らしいよ。」
Aさん「朝7時・・・。」
Cさん「1日のリズムを作る番組である『0655』を見終わった瞬間にスタートだものね。
『シャキーン!』の OP とともに走り出すわけよ。」
Aさん「なんでスタートの合図がEテレなんですかね。」
Bさん「とは言っても、朝7時の時点で30℃を超えてることもあるし、
正直少し時間を早くしたところで焼け石に水感すごいなって思うの。
バーニングストーン・オン・ザ・ウォーターなんじゃないかと思うの。」
Aさん「それじゃ水の上に焼け石だろ。」
Bさん「もっと抜本的な対応が必要だと思うよ。」
Aさん「抜本的・・・例えば?」
Bさん「マラソンは第3新東京市で実施するとか。」
Aさん「確かに高原だけど!!???」
使徒が突然襲来して来るかも知れないけど。




