【揺花草子。】<その2184:青春の痛み。>
【揺花草子。】<その2184:青春の痛み。>
Bさん「受験シーズン真っただ中じゃないですか。」
Aさん「あぁ、そうだねぇ。」
Cさん「今回の話数が収録される頃にはセンター試験も終わってる頃よ。」
Aさん「あぁー・・・もうそう言う時期なんですね。」
Bさん「でもセンター試験の日っていつも天気が大崩れする印象がある。」
Aさん「確かに。」
Cさん「こう言うのを『特異日』って言うのよ。」
Aさん「ああ、言いますねぇ。
10月10日が晴れの特異日とかそう言うやつですよね。」
Bさん「そうそう。あくまで統計上この日に晴れが多いって言うだけのやつだけども。」
Aさん「まあ、それはそうだ。
きみお得意の膏薬貼りだね。」
Bさん「あはは、確かにそうかも。
ま、とにかく受験シーズン真っただ中だから
我々も受験生の読者の皆さんに相応の配慮は必要だよ。」
Aさん「受験生の読者の皆さんと言う存在があるかどうかと言う議論が
先に立ちそうだけど・・・。」
Bさん「そんなわけで、最近は朝晩寒くて路面が凍結することもあって、
非常に μ が低下する日が多いです。」
Aさん「μ が低下と言う表現。」
Cさん「直接的な表現を避けるとともに摩擦係数と言う概念を実地的に感じさせる
実に受験生の教材にふさわしい表現だわ。」
Aさん「なんですその自画自賛。」
Bさん「そしてバランスを崩して臀部を打ち付けるような事態も頻発します。」
Aさん「それも婉曲表現なんだね。」
Bさん「一般的に打ち身とかの箇所は内出血で赤くなったりするじゃん。」
Aさん「まあ、しますねぇ。
青くなったりもするけど・・・」
Bさん「その赤さはさながら
『サクラサク』って感じだよね。」
Aさん「強引に縁起いい方に寄せて来たな!!!!!」
案ずるな受験生。




