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【揺花草子。】(日刊版:2018年)  作者: 篠木雪平
2018年07月
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【揺花草子。】<その2349:もう誰にも頼らない。>

 【揺花草子。】<その2349:もう誰にも頼らない。>


 Bさん「昨日はぼくが時を操る魔法の使い手である可能性を示唆したわけだけど。」

 Aさん「いやそんな可能性は示唆されてませんでしたよ?

     むしろ示唆されていたのはコンテンツの事情的なやつでしたよ?」

 Cさん「最近はそう言うメタ発言は流行らないわよ。」

 Aさん「イヤな言い方しないで下さい!!!」

 Bさん「時を操る魔法の使い手と言えば、小狼くんがそうですよね。」

 Aさん「ああ・・・確かに小狼くんは『時』とか『戻』とか『夢』とか

     物事の理を超えた概念的なやつを操るカードばっかり手に入れてたね。」

 Cさん「どうでも良いけど『クリアカード編』は早いとこ2期制作決定の報を

     リリースするべきだと思うわ。」

 Aさん「確かにかなり盛り上がったところで終わっちゃいましたけれども!!!

     原作に追いついちゃった以上もうしょうがないですよ!!!」

 Bさん「あと、時を操る系でお馴染みと言えばご存知ほむほむ。」

 Aさん「あぁ・・・時間停止魔法・・・。」

 Cさん「だけじゃなく、ワルプルギスの夜の後には時間遡行もしちゃうわよね。」

 Aさん「そうですね。」

 Bさん「実はこの時間を停める魔法については、ぼくは非常に期待している。」

 Aさん「期待している・・・って何・・・?」

 Bさん「具体的に言えば、エネルギー問題を解決することができるんじゃないかと。

     宇宙の熱的死を回避するだけのエネルギーを得る事ができるんじゃないかと。

     キュゥべえもマギウスも出し抜く事ができるんじゃないかと。」

 Aさん「えぇー・・・。どう言う事・・・。」

 Cさん「21世紀前半の現在、依然として人類が主たるエネルギーとしているのは

     化石燃料よね。」

 Aさん「まあ、そうですねえ。」

 Bさん「しかし一般に化石燃料は埋蔵量に限りがあると言われており、

     採掘技術の劇的な変化がなければ今世紀中にも枯渇すると考えられています。」

 Aさん「うん。」

 Bさん「そこで時空魔法の出番さ。」

 Aさん「えっ・・・なにどう言う事?」


 Bさん「石油が足りなくなって来たら

     時間停止魔法でほんの500万年ほど時を止めて・・・」

 Aさん「時を止めたら

     石油の形成も止まるのでは・・・?」


 圧力鍋の代わりにはならない。

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