【揺花草子。】<その2303:パラボリカ。>
【揺花草子。】<その2303:パラボリカ。>
Bさん「かつて Twentieth Anniversary Macintosh と言う製品が存在したんだけど。」
Aさん「あぁ・・・噂の20周年 Mac ね・・・。」
Cさん「あら、阿部さん知ってる?」
Aさん「聞いたことはあるって程度ですけどね。」
Bさん「現アップル社、当時のアップルコンピューター社が
創業から20周年のアニバーサリーを迎えたことを記念して作られた Macで、
12,000万台程度しか生産されなかったと言われる激レアのお宝です。
コードネームは『スパルタカス』と呼ばれていたよ。」
Aさん「ふむ。」
Cさん「オークションで10万円かそこらで買えるみたいだけどね。」
Aさん「随分と手頃なお宝ですねえ。」
Bさん「でも発売当時は日本円で90万円近くしたらしいよ。
信者垂涎のアイテムだったわけです。」
Aさん「信者とか軽々しく言うんじゃないよ。
にしても90万円ってすごいね・・・。」
Bさん「阿部さんの年収90万年分だね。
高嶺の花にも程があるね。」
Aさん「なにぼく年収1円なの?」
Cさん「ゼロとしなかったところに私たちの優しさを感じ取って欲しいわ。」
Aさん「そこに優しさを見出だせるとしたらもう絶望的に優しさが存在しない境遇ですよ。」
Bさん「とは言えまあ、ホントにコレクターズアイテム的な位置づけで、
肝心のコンピューターとしての性能は凡庸だったと言われている。」
Aさん「うーん。」
Bさん「そしてこの製品が未だに語り草になっている一因として、
かのスティーブ・ジョブズのエピソードがあります。」
Aさん「あぁ・・・それ聞いたことあるかも。」
Cさん「かつて追い出したジョブズを再び迎え入れることにしたアップル。
その際に、この20周年記念 Mac をジョブズにプレゼントしたと言うわ。」
Aさん「えぇ、そして・・・」
Bさん「この製品を気に入らなかったジョブズは
オフィスの窓から20周年記念 Mac を放り投げたと言われている。」
Aさん「破天荒ですねえ・・・。」
Bさん「その軌跡はきっとさぞ美しい放物線を描いたのだろうねえ。」
Aさん「うーん・・・それはどうかな・・・。」
Bさん「オリンピックの陸上競技の種目に
取り入れても良いんじゃないかと思う。」
Aさん「砲丸投げの要領で!!???」
どれぐらい壊れるかも評価点の1つ。




