表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【揺花草子。】(日刊版:2018年)  作者: 篠木雪平
2018年05月
132/365

【揺花草子。】<その2297:航海士。>

 【揺花草子。】<その2297:航海士。>


 Bさん「今日はオーパーツの話題。」

 Aさん「あぁ・・・。オカルト方面・・・。」

 Cさん「阿部さん何か知ってるかしら?」

 Aさん「えっと・・・昨日話にも出たコスタリカの石球とか、

     水晶髑髏とか、スペースシャトルのような出土品とかがあるんでしたっけ?」

 Bさん「あと鈴井さんの劇団とかね。」

 Aさん「それはそう言う名前だってだけだろ!!」

 Bさん「とにかく、当時の加工技術や科学力ではどうやっても製作できるはずもないものを

     俗にオーパーツと呼んだりします。

     有名なオーパーツのひとつに、『ピリー・レイスの地図』と言うものがあるよ。」

 Aさん「ピリー・レイス。」

 Cさん「ピーリー・レイースとも言うけどね。

     オスマン帝国期の軍人さんよ。

     『大航海時代』シリーズにも登場してるけれども。」

 Aさん「あぁ・・・そう言われれば聞き覚えがあるかも。」

 Bさん「16世紀に生きた彼が遺した航海地図には、

     当時まだ発見されておらず、誰も知るはずがなかった南極大陸の海岸線が

     描かれていると言われている。」

 Aさん「南極大陸・・・。ホントに?」

 Cさん「もちろんこじつけよ。

     実際には南米大陸の海岸線を紙面の都合でぐにゃっと曲げて

     描いただけと解釈されているわ。

     だいたいその海岸線自体が南極大陸に別に似てないしね。」

 Bさん「まあこう言う方面では良くあることだけれども、

     それをオカルト的な解釈で論破する向きもあったりするわけだけれども。」

 Aさん「まあ・・・そうだろうねえ。」

 Bさん「そんなわけで、中世の人々の知識では知り得なかった

     南極を描いたと伝わるピリー・レイス。

     もちろんそんなオカルト的な文脈だけじゃなく、

     軍人としての責務の傍らで地図作製や歴史の研究など

     学術分野でも非常に優れた成果を残しています。」

 Aさん「ふむふむ。」


 Bさん「ハイレディン・レイスも鼻高々だね。」

 Aさん「それは『大航海時代』シリーズの話だね?」


 劇伴が素晴らしかったです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ