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【揺花草子。】(日刊版:2018年)  作者: 篠木雪平
2018年05月
129/365

【揺花草子。】<その2294:1-1。>

 【揺花草子。】<その2294:1-1。>


 Bさん「踏まれる事で快楽を得る倒錯した人がいるじゃないですか。」

 Aさん「イヤッ!!

     確かにいるけれども、そう言うのを倒錯と断じてしまうのはちょっと・・・!」

 Cさん「自己擁護ね。」

 Aさん「違いますけれども!!!」

 Bさん「ま、とにかく踏まれる事で喜ぶ人たち。

     ぼくは正直なところちょっと理解できないんだけど・・・。」

 Aさん「うーん・・・。

     まあでも、痛いマッサージがむしろ気持ち良いとかって言う

     感じなんじゃないのかなあ?」

 Cさん「それは全然違うものよ。

     痛いこと自体が気持ちいいんじゃなくて

     マッサージによるほぐれ効果を得る対価として痛みが伴うのを甘受していると

     見るのが適切だわ。」

 Aさん「そんなマジダメ出しされても・・・。」

 Bさん「そう言うタイプの人は痛みそのものが良いわけでしょ。

     なんならアイアン・メイデンに収められたいぐらいに思ってるわけでしょ。」

 Aさん「それはさすがにないんじゃない!!? 命に危険が及ぶレベルだよ!!?」

 Bさん「もちろん自分の価値観と違うからと言って頭から否定しようと言うつもりはないよ。

     価値観は人それぞれだし、それをお互い受け容れ合って世界は成り立つんだ。」

 Aさん「随分大仰な話になって来たな。」

 Bさん「ま、ともかく、ですよ。

     踏まれたい願望を持つ人々ね。」

 Aさん「はぁ・・・。」


 Bさん「クリボーとか羨望の的だろうね。」

 Aさん「そうかなあ!!???」


 むしろ無限に踏まれ続けるノコノコの方が。

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