【揺花草子。】<その2288:The Show Must Go On。>
【揺花草子。】<その2288:The Show Must Go On。>
Bさん「昨日は阿部メンバーの強制わいせつを糾弾したわけだけれども。」
Aさん「ちょっ!!!
メンバー呼ばわりやめて!!!!!
しかも強制わいせつって今日になって新しく出てきた言葉じゃんか!!!」
Cさん「セクハラも強制わいせつも同じよ。」
Aさん「いや同じではないでしょう!!? いろいろ定義が違うでしょう!!?」
Bさん「女性の心と尊厳を傷つけると言う意味では同じです。
だから阿部メンバーはさっさと収監されて下さい。」
Aさん「収監されなきゃいけないの!!? 示談で何とかならないのかなあ!!?」
Cさん「カネの力で何とかしようとかホントクズ過ぎるわね。」
Aさん「ちょっ!! なんなんですかもう!!
なんでこう謂れなき罪でここまで激しい弾劾を受けなきゃならないんですか!!」
Bさん「なに言ってんの。これはロールプレイの一環だよ。
ぼくとママンがセクハラ被害者役、阿部さんが加害者役。」
Aさん「ロールプレイだと言う前提は今初めて聞いたんだけど・・・。
しかもロールプレイにしてもあまりにも悪意がありすぎると言うか・・・」
Cさん「そこらへんは仕方ないわね。
私たちもどうしてもね、日々たまってるものが表出しちゃうことはあるわよね。
役に入りすぎちゃうと言うかね。」
Aさん「なんですその役者魂!!!
たまってるものがあるんですか!!!
腹に据えかねるものがあるって言うんですか!!!」
Bさん「ま、とにかく、阿部さんはちょいちょいぼくらのことを
エロい目で見すぎだと言いたいんですよ。」
Aさん「いっいや・・・!!! そんな事は決してないですけども・・・!!!」
Cさん「視線がセクハラとかってもう最低の極みね。」
Aさん「酷すぎやしませんか・・・!!!」
Bさん「ま、でも、そこはもうぼくらがセクシーすぎるのも悪いのかも知れない。
なんと言うかにじみ出ちゃってるもんね。フェロモン的なやつがね。」
Aさん「・・・?」
Cさん「(『この子はいったい何を言っているんだ?』って感じの
ものすごい不思議そうな顔をしているわ・・・)」
Bさん「もちろん『お前がセクシーすぎるから悪いんだ』なんて言うのは
セクハラを許す理由にはなりはしないけれども、
心を掻き乱すような蠱惑的な姿態はこれはもう持って生まれたものだしね・・・。」
Aさん「あー・・・」
Bさん「え、どうしたの阿部さん?」
Aさん「とっても言いにくいんだけど・・・
きみはいったい何の話をしているのかな・・・?」
Bさん「だからロールプレイって言ってるじゃない。」
Aさん「だよね!!?
やっぱりそうなんだよね!!???」
セクシーで蠱惑的な女性を演じてた。




