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【揺花草子。】(日刊版:2018年)  作者: 篠木雪平
2018年01月
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【揺花草子。】<その2175:大成功。>

 【揺花草子。】<その2175:大成功。>


 Bさん「バナナの皮で滑って転ぶと言うテンプレのギャグがあるじゃない。」

 Aさん「あぁ、うん。あるねぇ。」

 Cさん「今日の話数は受験生の皆さんはご遠慮いただきたいわ。」

 Aさん「なんですかそのお節介な配慮。」

 Bさん「どうせ受験生の読者なんていないだろうから

     別段気にしなくていいかも知れないけどね。」

 Aさん「それはそれで自虐が過ぎるよ!!?」

 Bさん「ともかく、バナナの皮で滑って転ぶと言うギャグですよ。」

 Aさん「ああ、うん。」

 Bさん「阿部さんはやったことある?」

 Aさん「えっ、いや、ないですよ・・・。

     と言うか現実にそんなシチュエーションないだろ・・・。」

 Cさん「二次元が現実を侵食し尽くそうとしている阿部さんらしからぬ現実思考ね。」

 Aさん「どんな現実認識ですか!!!」

 Bさん「確かに阿部さんが言うとおり、実際のところバナナの皮が道路に落っこってて、

     しかもそれを踏んづけて滑って転ぶなんて言うシチュエーションは

     現実にはまず以て起こり得ないと言えるでしょう。」

 Aさん「それはそうだろうねぇ。」

 Bさん「でもさ、先月のある日なんだけど、

     ぼく、このスタジオに来る途中の道すがらで、

     道路の端にバナナの皮が落ちているのを目にしてしまったんだ。」

 Aさん「えっ・・・ホントに?」

 Bさん「ホントホント。

     軽く我が目を疑っちゃったもんね。

     平成も30年を数えるこのご時世に道路っ端にバナナの皮が落ちてるなんて状況。」

 Aさん「確かに・・・驚くね・・・。」

 Bさん「バナナの皮が道路に落ちてるってことはさ、

     誰かがバナナを食べ歩きしてそのままポイしちゃったってことでしょ?

     ペットボトルとか缶ジュースとかならまだしも、

     いやもちろんそれだってポイ捨ては救いのないクズ人間の所業だとは思うけど、

     それでもまだ現実にあり得るレベルじゃん。」

 Aさん「まあ・・・確かに。

     歩きながらバナナを食べるなんてことは今日びないよねぇ・・・。」

 Cさん「ごみ回収から滑り落ちたって可能性もあるかも知れないけど、

     ちょっと無理筋よね。」

 Aさん「そうですねぇ。ふつうはごみ袋に入れて出しますもんねぇ。」

 Bさん「そんなわけで、道路の端にバナナの皮が

     おあつらえ向きに落ちているシチュエーションに

     ぼくは軽く戦慄を覚えたわけです。」

 Aさん「はぁ・・・。」


 Bさん「これは滑って転ぶことを

     何者かによって

     強いられているんじゃないかと

     疑うレベルだった。」

 Aさん「どんなドッキリ!!???」


 大阪の皆さんだったら自ら踏みに行くところでしょうか。

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