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Another Life 〜現実が詰んだので、フルダイブVRで人生やり直します〜  作者: hanaXIII


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第五十話 鍛冶スキルランク

地道な5年間の貯金が、思わぬ形で作戦の鍵となる。

ハナの導き出した理論は、ゲームの常識を覆す「魔改造」への第一歩でした。

「まずは鍛冶スキルで必要ランクからだ!

ぶっちゃけると、Cランクでかまわん!

Cランクで出来ることは、素材の"分解"と"組み合わせ"だ。

まだ新しい素材に変化させる力はねえ!

今回作るのは、いわゆる"転移装置"の類だ!

そして、元々存在するセーブポイントを分解して、後で組み合わせるだけで出来上がる!

至ってシンプルなものだからな!」


「なんか、アイテム的にはかなり優秀なものだと思うが、作るのは簡単なんだな。」


「これもぶっちゃけるが、お前が異常な数のセーブポイント設置アイテムを持ってるから、難易度がグッと下がってるだけに過ぎん!

そんな大人買いは、この時点で普通のプレイヤーには出来んからな!

貴重な素材を分解する奴はまだいないだろう!」


「5年分の貯金がここで役に立つとは……人のために役に立って良かった。」


「やることは明確になったな!

ひとまずお前はカレッジで"鍛冶スキルC"を取ってこい!」


「わかった。ちなみに、セーブポイントを分解すると言ったが、その素材を合わせたら、またセーブポイントに戻るんじゃないのか?」


「お!良いところに気がついたな!

セーブポイントを分解すると、"転移システム"と"座標キット"、あとは"設置キット"に分解される。

そして、そいつらをさらに二つ用意する。

基本的に、セーブポイントってのは、座標を指定して合成されているものだから、再合成の際は、その二つの座標が一致するように、対なものを作る!

そうすることで、片方を発動させると必然的に対の設置場所に転移する。


という仕組みだ!


「つまり、移動先のコピーを作り、もち歩いとけば良いってことか。」


「ざっくり言うとそうだ!

まあ!普通はこんなもん初めに作らんがな!

大抵の奴らは武具やアクセサリーで己の強化に努めるから、お前くらいなもんだ!」


「やっぱり俺は変わってるのか。

まあ、全く気にして無いがな。」


「そうだな!気にしなくていい!鍛冶職人は、基本的に"誰かに使われるもの"を作る奴らだ!

人のために作れる奴が、蓋を開けりゃあ良い職人になってんだ!

まあ、俺みたいな異端児もいるがな!

ぶわっはっはっは!」


「わかりやすくていい。とりあえずカレッジが必要なら俺たちにとっては好都合だ。

よし。

ひとまず、カレッジに帰ろうか。

なので、またここにくるのはしばらく経つと思うんだが、師匠の次のシフトは……」


「ん?俺はランダムだな。居なけりゃ出直してくれ!ぶわっはっはっは!

おお、ついでだ。これは俺が作ったが、複数持っとけ!」


ハンマは、小さなスマートフォンサイズの物を花に手渡した。


「そいつは、ログインするときに、行ったことがある場所なら行けるというアイテムだ!これがあれば、近場なら効率よく動けるよな!」


「そうか。基本的に、ログアウトした場所にしかログイン出来ないから。これならどこでログアウトしても、次にログインする時に待ち伏せされない。」


「その通り!

もしセーブポイントを知られたとしても、ログインする際に全く違うところに行けるのはメリットだ!」


「一つ質問してもいいか?」


「おう!どんとこい!」


「今まで何ヶ所かセーブポイントを設置したが、俺が作ろうとしてる転移装置の対となるものはまたそこに置いていく必要があると言うことだよな?」


「おう!その通りだ!地道に置いていけよ!」


「やっぱりそうか。もう一つは、この鍛冶の可能性として、セーブポイントを魔改造していけば、設定したセーブポイントのどこへでも行けるようになるんじゃないか?」


「いいことを思いついたなあ!

まったくその通りだ!

まだ前作含めてそこまでしてる奴はいなかったが、理論上は可能だ!その代わり、何もかも上級だ!そんなもんあったら冒険の意味がなくなるからなあ!

ぶわっはっはっは‼︎」


(よし、どこでもログインできるようになれば、憂さ晴らしポイントもマンネリ化せずに済むぜ!)


「師匠、今日はいつまでプレイする予定?」


「実は、あと30分くらいだ。そこからはNPCになるから問題はないと思うがな!」


「了解。なら、また別の日にここへくるよ。

明日はリサやランスと会うから、スキル獲得でき次第くる。もしくは、時間のある時に訪ねてくる。

こんな感じで構わないだろうか?」


「大丈夫だ!まあ、時間のある時にこいや!じゃあ、俺は上がるからな!

頑張れよ!」


シュン!


……………俺をここに残したまま、ログアウトして大丈夫なのか?


第五十話 完



最後までお読みいただきありがとうございます!

祝・第50話!ハンマ師匠の指導で「転移装置」の全貌が見えてきました。

ここからハナのモノづくりがどう加速していくのか、ぜひ注目してください!

物語の続きが気になる!と思ってくださった方は、ぜひブックマーク登録や下の評価欄から**ポイント評価(☆☆☆☆☆)で応援をお願いします!

皆様からの感想やレビューも、一文字ずつ大切に読ませていただいております。

ただいま本作品はコンテストに応募中ですので、皆様の応援がランキングを駆け上がる大きな力になります!

また、もう一つの作品『Ultimate Wars ー 才能なしの人生だった俺、宇宙の危機で人類の切り札になる ー』**も絶賛更新中です!

宇宙を舞台にした熱い人間ドラマも、ぜひこの機会にチェックしてみてください。

これからも応援よろしくお願いします!

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