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Another Life 〜現実が詰んだので、フルダイブVRで人生やり直します〜  作者: hanaXIII


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第四十七話 街並み

新しい街、新しい出会い。

ただの観光のつもりが、

思わぬ方向へと物語は動き始めます。


今回は「街並み」と「出会い」の回です。

花は夕食を済ませて、さっそくログインする。

転移先はもちろん鍛冶屋の村。


「うし。

さっそく街を見て回るか。

建物の旗のマークを見りゃあ、大体どの店かわかるな。」


花は街をウロウロする。

一人で見て回るのも効率が悪いため、ギルドのようなところへ行って、案内してくれそうな人を探すことにした。


「お!ここはギルドっぽいぞ。

すみません!受付はここで合ってますか?」


「ええ、合ってます。旅のお方ですね?村長から伺っております。

どのようなご用件でしょうか?」


花は目的を話す。

すると、受付嬢が自ら案内をしてくれるとのこと。

滅多に外部から人が来ないため、暇しているらしい。


順番に、アイテム屋、武具屋を周り、その後でアイテム工房、武具工房を複数回る。

「ここは、職人の街なので、皆がブランドを持っています。

職人の色で、武具やアイテムの特性も違うので、自分に合ったものを探すと良いでしょう。

今見た中でも、最近人気の武具工房兼武具屋はあちらですね。名前は"アデダス工房"です。

この村の代表工房はここになりまして、個人営業の職人さんも、出来上がったものをここで引き取ってもらう仕組みが最近の流れとなっています。」


「……アデダス?……もろ有名メーカーのパクリじゃねえか。まあでも、このゲーム自体が世界共同開発だから、なんらかの繋がりがあってもおかしくはねえか」


街をしばらく進んで、工房以外も色々案内してくれた。


「なあ、あそこは?あの奥の道の先にある、、ほら、森みたいなところの中に屋敷があるだろ?あそこも工房なのか?」


「え、ええ。一応……。しかし、店主が特殊なので、あまりお勧めはできませんが……」

「どう特殊なんだ?」

「その……腕は一流なのですが、気に入った人にしか注文を受けないのと、作り出すものは扱える人が限られて来るような武具やアイテムばかりを作るんです。」

「なんだ。そんなことか。なら、そこまで特殊じゃねえな。」

「あと、鍛冶職人に興味のある方しか受付ません。素人とは話したくないと。」

「なるほどね。じゃあ、ちょうど良いや。お姉さん。鍛冶職人になるにはどうしたらいいのか、俺に教えてくれないか?

俺、こういう何かを作ることに憧れがあるんだ。」

すると、背後にただならぬ気配を感じる。

振り向くと、筋肉隆々の年配の男が立っていた。サングラスをしており、かなり強面だ。

「ほう……あんたが村長が言ってた旅のもんか。

で?鍛冶職人になりてぇってのは嘘じゃねえんだろうな?」

男は目をカッと見開いた。その瞬間受付嬢のお姉さんは足をガクガクさせて、腰を抜かす。

「おっと!危ねえ」

咄嗟に花は受付嬢を抱き抱えた。

(めっちゃ圧がやべえなこいつは。

なんで初対面の俺にこんな圧かけてくんだ?お姉さん倒れるし、案内どうしてくれんだ。ちょっとイラッとしたぞ。)


花は威圧を発動して押し返した。

「ムウ?!」

(んな?!なんだ、こいつの威圧は?!

肌にビリつくこの感じ。お師匠様以来か。)


「おっさん何者だ?名乗りもしねえでこんな圧かけてきやがって。」

「なにって?そこは俺の工房兼家だからなぁ。お前らが家の前に勝手に立ってたんだ。」

花は工房との位置関係を顔をキョロキョロさせて確認する。

「……………確かに。……ここは邪魔なのは俺たちだわ。すまねえおっさん!荷物も多いのに!

この人連れてすぐどくよ!」

(ふん。さっぱりしたヤツだ。)

「おいボウズ!!なんなら、茶でも飲んでくか?!」

花は振り向いた。

「え!いいのか?!じゃあ、お邪魔しまーす!」

受付嬢を抱っこしたまま工房の中へ入る。


「嬢ちゃんはその辺に寝かしときな。そのうち目を覚ます。

それにしても、オメエは何もんだ?俺の威圧を跳ね返すとはなあ。」


花は自分のこと。仲間のこと。そして、受付嬢から聞いたことを話す。


「ぶわーっはっはっはっ‼︎‼︎

オメエ、それ聞いてここについてきたのか??

とんだ物好きだなあ!まともな武具は欲しくねえのか?!」

「んー……あんまりこだわりは無いんだよなあ。」

「じゃあ、なぜこの村をウロつく。観光か?」

「俺は……色々作りたいんだ。誰も持ってねえような、俺だけのアイテムとか。

そう言う特別な物を作りたい。想像した、あんなものや、こんなもの。それがこの世界では実現できるかもしれないからな!」

(ほう。こいつ、俺と似てるなあ。

久しぶりに面白いやつが現れたな。)


(このおっさんも自然だなあ。NPCかスタッフなのかわからねえな。)


「お前、名前は?俺はハンマだ。」

「おれは花、一応冒険者Cだ。」


「ふっ。この時点で冒険者ランクCなのに、鍛冶屋に興味を持つとはなあ。

よし!気に入ったぞ!

花、オメエ、俺の弟子になるか?」


「は、はあ?!弟子ー?!」


第四十七話 完



最後までお読みいただきありがとうございます!

謎の男ハンマからの突然の弟子入り志願。花のモノづくりへの挑戦がここから始まります!

物語の続きが気になる!と思ってくださった方は、ぜひブックマーク登録や下の評価欄から**ポイント評価(☆☆☆☆☆)で応援をお願いします!

皆様からの感想コメントも、執筆の励みになりますので楽しみにお待ちしております。

ただいま本作品はコンテストに応募中ですので、皆様の応援がランキング上位への大きな力になります!

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これからも応援よろしくお願いします!

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