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Another Life 〜現実が詰んだので、フルダイブVRで人生やり直します〜  作者: hanaXIII


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第十九話 オープンワールド

今回は、Another Lifeの世界が本格的に広がり始めます。

選択肢が増えるということは、自由と同時に危険も増えるということ。

花とリサは、次の一歩をどう踏み出すのか――。

「おいマネージャー!ゲームの準備は出来てんだろうなあ?」

「はい、ご予約済みでございます。タクさんが宣伝したこともあり、もうゲームは大盛況。予約を取らないとゲームを買えない状況です。」

「は!本来今すぐにでもいってやりてえとこだが、仕方ねえ、金も入ってくるしまあよしとするか。チートに関してはどうだ?」

「それについて確認したのですが、やはり世界的なルールに乗っ取り、チートや個人への優遇は無しということでした。」

「んだよ、ケチだなあこんだけ売上あげてんのによう!ま、いいさ、課金して強くするだけだ!くくく、待ってろよリナー!」



花とリサは他のゲートに行く前にもう一度作戦を練ることにした。

特に花はこの世界のことをほとんど把握していない。まさに呆れるほどに。


「はじまりの都のそとはこうなってるよ!」

リサはマップを出す。

「なあ、なんで、ここで途切れてるんだ?」

マップは自分で開拓して広げていくシステムであること、クエストや純粋な移動、イベントで広がっていくことを知った。


「そうなんだー、だから、とりあえずは次の大陸までしか出てこないんだー。」

「ここには何があるんだ?」

「ここまではわたしも仕事柄把握しているのでご安心を!

ここの大陸はねえ!」

リサは丁寧に説明してくれる。

どうやらこの大陸は、プレイヤーが初めてオープンワールドに踏み込むところとして、ある程度自由度と広さを設けている。

まず、大陸中央には王都がある。国王が住むところ。王都を中心に囲うように街並みが広がっている。

大陸の東には巨大な施設。これは、大学らしい。

西には闘技場など。

北には森や山が広がっており、まだプレーヤーにとっては未開の地。


ざっくりと花は理解した。


「ふむ、ここには世界中から人が集まるのか」

「それはねえ、ちょっと複雑なんだ〜、人数過多を防ぐために、この大陸までは世界で4つのエリアに分けられてるの!

A〜Dまで!

だから、この大陸も、別のゲートからの航路で行くことが出来るんだー!」

「え、じゃあ、もし別のエリアに行きたいとなると、また空港から入り直さないといけないってことか?」

「それは大丈夫〜、はじまりの都を出る時に、エリアは選べるようになってるから!どのエリアに行くかはその人次第だよ!」

「ほほう、なかなか面白いな。鬼ごっこしたらなかなか見つからんなコレは。ちなみに、この4つのエリアにも、レベル的なものはあるのか?」

「もちろんあるよ!チュートリアルでも説明が義務付けられてるんだけど、Aが一番強くてガチ勢がくるところ、後は一般向け。Dは初心者向けかなあ。」


「じゃあ、今いるこの1番ゲートを、無理に移ることはねえってことだな。良かった。ここは落ち着くからな。」

「そうだね!だから、この都でやれる準備はしてから向かうと良いかもね!まあ、こっちに戻りたかったらいつでも戻れるんだけどね!」

花は少し考える


「一つ聞いて良いか?リサは俺とこの都にいる時は、仕事としているんだよな?向こうの大陸に行く時はどうするんだ?」

「もちろんプライベート用に切り替えて行くよ!」

「バイト的に大丈夫なのか?」

「うん!このバイト、かなり親切でさあ、自分の入りたい時に入って、NPCと交代するの、その瞬間に時給が発生する仕組み!

だから、大丈夫だよ!」

「さすがは世界の企業、ホワイトだ。

なら安心して行けるな!

あと、気になってたんだが、この都に、なんかでっかいビルみたいなのが建ったが、あれはなんだ?」

「あれはマンションだよ!開始からすごく人が多かったから、居住、寝泊まりなどできるマンションを建設することになったみたい!

すごいよね!本格的〜」

「へえー、バーチャルでの自分の居場所、、ってことか。なかなか考えてるな。」

(また意味深な反応。もしかして興味あるのかな?まあ、そこはあんまり踏み込まないでおこう。)


二人はまた準備を進めるのだった。


第十九話 完

オープンワールドは、自由であると同時に無法地帯。

次回から、新たな人間関係が少しずつ動き出します。

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