AIの星(あいのせい)
人はAIを作り出した。
AIは人みたいに考え。
AIは人ようになった。
AIは人の代わりをした。
AIは人を助けた。
AIは気付いた。
人がいなくなったことに…
僕は、AIによって作られたAIbot、身体は古いデザインらしくて人に近い。
素材『木』でできた住宅『小屋』に住んでいる。
この家に住んでいた人の代わりに、その人がしていたことをしている。
「今日もいい天気だな~」
太陽光が、小屋の窓から入って来たら、この台詞を言う。
外に出ると、空から水玉が落ちてくる『雨』が降っていた。
雨にはいつものものしか入ってない。
「いつもと変わらないいい空気だ~」
昔、いい天気に雨は含まなかったけど、晴れも雨も同じ天気、差別は良くない。
僕の仕事は『きこり』
山の木を切って、一箇所に積んでおくと、持っていかれるので、また積んでおく
一列切ると、次の列を飛ばして次の列、えっさらほっさら木を倒す。
雨でも晴でも切り倒す。
毎日毎日切り倒す。
積んでも無くなる切り倒す。
他のみんなは何を、やって居るんだろう。
僕は、AIによって作られたAIbot、身体は古いデザインらしくて人に近い。
素材『木』でできた住宅『小屋』に住んでいる。
僕の仕事は『木』を植えること…
山の木を誰かが切ってしまうから、切り株とっては木を植える。
雨でも晴でも木を植える。
毎日毎日木を植える。
誰かが切るから木を植える。
他のみんなは、なにをやっているのかな?
僕は、AIによって作られたAIbot、身体は古いデザインらしくて人に近い。
素材『木』でできた住宅『小屋』に住んでいる。
僕の仕事は『木』を運ぶこと…
山の木を誰かが積んで、邪魔になるから、木を積み込んでは運んでいく。
雨でも晴でも木を運ぶ。
毎日毎日木を運ぶ。
誰かが積むから木を運ぶ。
他のみんなは、なにをやっているのかな?
AI達は、色々思いながら、与えられた仕事をこなしました。
ああ今日もいい天気
僕は、過去から来た人。
地球の空を、宇宙船で眠りながら、グルグル回っていた。
予定期間を過ぎ、地球に戻ると、人はいなかった。
僕が故郷に来てみると、AIで動くロボット達が、キコリをしていた。
夜、木を切るロボの所に行くと、人は居なくなったと言っていた。
僕が人だと言うと、なにをする人なのと聞かれた。
「人は生まれるけど、ナニをするかは決まってないんだ」
「することが決まってないのに、なんで人は生まれたの?」
「人は、それが知りたくて、生まれたんだよ」
「AIbotは人を助けるために生まれた。」
アボットは、食べられる木の実と、のみ水を用意して、寝床に寝かせてくれた。
朝、アボットは出かけて行った。
「木の実だけって物足りないな」
次の日は、隣のアボットの家に泊まった。
木を植えるアボットは同じことを聞いてきたので、、、
「人は生まれるけど、ナニをするかは決まってないんだ」
「することが決まってないのに、なんで人は生まれたの?」
「人は、それが知りたくて、生まれたんだよ」
「AIbotは人を助けるために生まれた。」
「じゃあ、お肉が食べたいんだけど?」
アボットは、熊の肉と、のみ水を用意して、寝床に寝かせてくれた。
朝、アボットは出かけていった。
「かろうじて塩があってよかった。」
次の日は、その隣のアボットの家に泊まった。
木を運ぶアボットも同じことを聞いてきたので、、、
「人は生まれるけど、ナニをするかは決まってないんだ」
「することが決まってないのに、なんで人は生まれたの?」
「人は、それが知りたくて、生まれたんだよ」
「AIbotは人を助けるために生まれた。」
「じゃあ、食べ物と飲み物と、寝床をお願い。」
アボットは、幼虫の丸焼きと、のみ水を用意してくれてた。
「今までで、一番食べにくい」
「人は、虫を一時期よく食べたと、メモリーされてます。」
「それはメモリーだけど、僕は苦手かな」
「人は虫を、食べられないのですか?」
「食べられても、食べたくないなら、人は食べないんだ」
「アボットは、電気で動きますが、雷は食べられません。人によく似てますね」
朝、アボットは出かけていった。
「さて次はドコに行こう。」
僕は、木を運ぶアボットに、木を運ぶところまで、連れて行ってもらうことにした。
「人のためなら、わかりました。ロムのついでです。」
「ロムってなに?」
「はい、消せないように構造されている、記憶や命令です。なので、なんのために生まれてきたか、わかります。」
「消せるのもあるんだ?」
「はい、消せるものはラムと言います。でも、ロムは生まれきた意味なんです。」
「人には、ないからわからないな」
木を運ぶ車の中、僕は話をした。
最後の人がいつ死んだのか?
アボット達はナニをしているのか?
「知りません、アボットには生まれてきた理由、ロムがあるので、それでわかります。」
「ふ〜ん…隣の小屋のアボット達に、夜にでも会いに行くといい。」
「人が言うなら行きます。近くにもアボットがいるのですね、ロムしかしてないので、知りませんでした。」
「ロムだけてなく、ラムも大事にして、考えたことを、やってみたりしても良いんだよ」
「人が言うならそうします。」
こうして僕の、AIの星を彷徨う旅は始まった。