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魔導文明復興記  作者: 十時間睡眠
1. 灼熱の南支部
7/14

第5話 南支部と、突撃(上)

連載再開します。休んでいてすみませんでした。

2人の話し合いの結果、2人で突撃することになった。


「でも、いいんですか?

もしかしたら留守の隙に飛行船を攻撃されるかもしれないですよ?」

「そう思ってな、魔導兵器を開発しておいた。魔導兵を適当にいじって攻撃を拡散型にした。」

「やっぱりすごいですね…」

「いや、無力化さえすれば中身のシステムは簡単だからな。」

「そうですか…」

「じゃあここ数日飛行型の魔導具によって集めてきた情報から侵入ルートを考えて…」

「ちょっと待ってください…そんなこといつの間にしていたんですか?」

「あれ、言ってなかったか?」

「聞いてませんよ」

「それはすまなかった。じゃあ、侵入ルートを考えよう。」

「わかりました!」


話し合いの結果、グレイスが右側、ルースが左側から攻めることになった。


「もし親玉に出会ったら、この魔道具のボタンを押せ。私の方に通知が来るようになっている。」

「わかりました!今日は早く寝ましょうか。」

「あぁ、そうしよう。」


■■■


翌朝


「それでは出発するぞ」

「はい!魔導兵のみなさん、飛行船の防衛は任せましたよ!」


支部に向かって進む2人だが、大量の死霊が立ちはだかる。


「多いことには多いが…いつもより警備が手薄だな。」

「まさか魔獣の肉なんて食べてエネルギーを回復すると思ってなかったんじゃないですか?」

「す、すまない…もうしないから許してくれ。」

「まぁ結果としていい方向に作用してるから許しますけど。」


などと話しながら、警備はあらかた排除した。


「よし、ここからは二手に分かれて突撃するぞ。」

「はい!」


そして侵入したのだが──


「暑いな…」

「暑いです…」


この支部、異常に暑いのである。

その影響で余計に体力を消耗する。

しかし──


(こんなこともあろうかと作っておいてよかった…)


グレイスはポケットから何かを取り出す。


「魔獣の肉を保存食にしておいてよかった…今頃ルースも食べているだろうな」


晴れてあの魔獣の肉の安全性を確かめることができたので、携帯型の保存食にしておいた。


(しかしこんなすぐに使うことになるとはな…親玉はどんな奴なんだ?)


その時、


ビィィィィィィィイ


けたたましい警報の音がグレイスの脳内に鳴り響く。


(ッ!どうやらルースが親玉を見つけたようだな。急ごう。)


ルースを助けるため、親玉を倒すためにグレイスは走り出した──

次回で第一章は完結ですかね。

今後ともよろしくお願いします。

十時間睡眠でした。

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