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冒険者をプロデュース4

いろいろ考えた結果


〔らっぱえびせん小袋5個〕は小袋1つ1000ニブ

〔ポテトチップス小包装入り5袋〕は小袋1つ700ニブ

〔カスタードサンド2箱〕1箱1100ニブ

〔もぐらのマーチ小袋6個入り〕1袋800ニブ

〔季節限定苺餡入り饅頭+1和菓子アソート1袋〕こちらは中が小包装(20個)なので1個80ニブとした、理由としてはリサーチの結果甘いモノが少なく効果であること、海産物は高い値で取引されてそうだからという安易ではあるが全部売れた場合17,100……どこかの外国でみた日本のお菓子以上に高い気もするがそこは輸送費(?)ということでチャレンジだな、

そして売る場所は総合役場のあのリアクションが良かったあの受付の人に……最初が肝心だからこの中でだから試食として一番インパクトのありそうな一番甘いカスタードサンドと一番海鮮の香りが強いらっぱえびせん1つ試食につかって15,000になるな……


ここはこれで1つやってみますか


まずは導入が肝心だ……


「こんにちは!」


「あら、いらっしゃい何かまた用事?」


先ほどの受付のお姉さんにわざと大きな声で話しかける


「先ほどのお話してた私の故郷のいろいろなお菓子を持ってきました」


「え!?ほんとさっきのお菓子すごく美味しかったから是非買わせて」


「しかも今回はその中でも特別なやつを持ってきました」


「特別なヤツ!?」


このお姉さんリアクション良いなコレはいけるぞ!


「せっかくなので一つ試食してみてください」


「いいの?」


カスタードサンドを1つ開けて渡すと


「良い香ね、じゃ頂くわね」


そう言って一口食べると


「なにこれ!?今まで食べたことないふわふわで中のなんなのかしらジャムみたいなものが濃くがあってなんとも言えないけど超高級なお菓子よねコレ」


「ここだけの話ですが結構有名なヤツです」


すると周りの受付の人も集まってくる


「あ、よろしかったら皆さんも」


すると周りの方も同様のリアクションとなりやがてそこにいる人がなんだなんだと集まってくる。


「コレなんですが正直在庫があと1箱しかなくて」


「え!?買うわ!私が買うでも……これだけの味のモノだとお高いじゃ」


これは!フリかと思う位のアシスト


「実はですね1箱1,000ニブで」


「買います!」


俺が答える間もなくお金を渡して箱をぶんどられてしまった、

すると周りの受付の人が


「ええ!!ずるい私も欲しかったのに」


と文句を言い始めた……ココだ!


「みなさん申し訳ありません、ですが他のものもございます」


そう言って出したのはらっぱえびせん!


「こちらには海鮮をふんだんにつかったお菓子でございます、お茶請けによし!つまみにもよし!」


すると、遠巻きに見てたガタイのよさそうな冒険者が


「つまみだと」


「よろしかったらご試食を」


そう言って配り出すと


「さくさくしてるけど海鮮の香がすげー」


「これは確かにつまみに良いな」


「なんだこの食感は」


「しかし、これだけ海鮮を使ってるときっと結構な値段ふっかけて来るんじゃ」


キター!このパスを見逃さない!


「こちら4袋あるのですが1つ1,000ニブで」


「おう!2つソレを売ってくれ」


怖そうな大剣を持った男が金をカウンターに叩きつけてきた


「ありがとうございます!身ぐるみはがされて困ってたので助かります」


「おう!そうか気をつけろよ、おい!これで酒を飲むぞ~おい!酒を頼む」


そこからは色んなものがまさに飛ぶように売れたのでおかげさまで一撃完売!

ほくそ笑んでいると


シナリオ完パケによりポイント付与

現実予想放送 視聴率、コア+売上などを換算……

数値を経験値として返還することによりランク昇格

AD(駆け出し) 現状維持

NAME エス=センタ

職:プロデューサー ランク1 AD(新人)

職スキル:セルフプロデュース《リキャストタイム》

スキル:カンペ(NEW赤文字ペン追加)不眠不休(ADスキル) どこでも寝れる(ADスキル)交渉初級 買い出し


赤文字ペンってなんだと考えつつもとりあえずの成果に満足していたから気づけなかった、

遠くからこちらを見つめる視線に……

光が輝けばそこに闇が迫ることを



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