冒険者をプロデュース3
「ただですね、少量ならまだ手持ちにありますのでまた後で持って来るので宜しければお売りしましょうか?」
「え?良いの?買う買う!」
そうして俺は一旦総合役場を出て町の市場で売ってる食品の値段、宿代などみながら相場がどんなものか、どんな食品が高いか安いかなどをチェックしていく
りんごっぽい食べ物が100ニブ(ナップル)じゃがいものような野菜が1個50ニブ(ジャイガ)、肉の焼いた奴が250ニブ(山ラブ焼き)、いわしの干物みたいなのが500ニブ(ワイシの干物)、小エビが入った小さな袋が1000ニブ(トカの干物)か、あとお菓子のような甘いものはあまりないな、
その後 食堂みたいなとこを除くと日替わり定食的なものが600ニブ
こう見るとほぼ1ニブが1円くらいの価値で肉より魚の方が高いとこから見るとここら辺に海は無く海産物系が高めか…
次に宿代を見ると3,000ニブか~そして次の補充が3日後だとして手持ちが
軽い食感でさくさくたべれる〔らっぱえびせん小袋5個〕
さくさくとまらないでお馴染みの〔ポテトチップス小包装入り5袋〕
中にカスタードが入ってる半生菓子が小包装で箱に入った〔カスタードサンド2箱〕
中にチョコが入ったスナック〔もぐらのマーチ小袋6個入り〕
〔季節限定苺餡入り饅頭+1和菓子アソート1袋〕
この中で高く売れそうなのは海鮮が高めそうだかららっぱえびせんと甘い菓子のカスタードとスナックもぐらか~
行商なんかやったことないからな~そうなると参考になるのは昔通販番組やってた時に伝説の売り手の増田さんが言ってたのはなんだっけかな
たしかレア感を意識させる特別なものだということを意識させることと、それを裏付ける信頼と広告だっけかそのために好感度が高くかつ身近に感じるタレントさんでリアクションが良い人を見つけたりしたな、それを踏まえて考えるに特別感は異世界のお菓子ということであるだろうからあとは広告塔になる人か~っていうか一人しかいないか~と考えていると
セルフプロデュース発動
お、また来たか今回はたぶん販売数量関連が評価の指標になりそうだな
う~ん、売り方はなんとなく見えてきたけど価格設定だな~
どれをいくらで売るかが問題な、次の補充が3日後だから最低9,000ニブはないと野宿になるあと食費もいるだろうから1食600ニブだから今晩の夕食とあと2日の3食で4200ニブ15,000くらいにはしたいがあまり高くすると売れなければ元も子もなくなるからな、さてどうしたものか
皆さんだったらどれくらいで売ります?