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冒険者をプロデュース2

カウンター奥から赤い髪でセミロング、居酒屋で元気に受け答えしてそうなハツラツとした感じ、カウンターに来るなり水晶をバシバシ叩いて


「これに手当ててくださいな」


水晶に触れると蒼く光出しそれをみてギルド職員さんが


「蒼ということは犯罪歴なしの真っ当な子だね、あと…無くしたのは初回みたいだから今回は無料でいけるけどあんたまだその歳で駆けだしランクじゃないの…あとディレクターってよくわからない職だね」


「いろいろありまして」


「まあ、深くは詮索しないよ、ホラもう無くすんじゃないよ」


そういって渡されたカードはなんとなく通行書みたいな感じのサイズ


「よし、これで大丈夫だな お前も犯罪者じゃないみたいだしこの町でゆっくりしていってくれ」


そういって門番の人も行ってしまった、

このままではまずい!一文無しで右往左往することになる

とりあえず情報収集だ、今話を聞けるのは門番さん帰ってしまったから

今唯一の認識あるお姉さんに聞くのがベスト


「お姉さん度々すみません」


「ん?どうしたんだい」


「実はですね、道中いろいろあって森を彷徨ってましてなんとかここにたどり着きまして、お金が無くて先ほど聞いた感じだとここで仕事を斡旋してもらえると聞いたのですが」


「なんだいあんた山賊にでも襲われたのかい?」


「そんなところで、無我夢中で逃げて他のモノでなんとか助かったのですが」


「そうかい~でもさっきの見る限りあなた強そうじゃないし、生産職のようだけどどんなことが出来るんだい?」


「ええとですね、いろんなイベントの企画立案、あと映像関係の編集、広告宣伝なんかも」


「ええと、ごめん正直言ってくることがよくわからないけど、正直この町で広告なんやらはたぶん需要がないわ」


「そうですよね」


ぐ~


こんなときに腹の虫が…


「とりあえずパンでも包んであげようか」


「そんな申し訳ない」


すると…


<買い出しスキルを発動しますか?>


え、よくわからないが発動と念じると

ポンポン!

腕の中にお煎餅とチョコレートのお菓子の入った袋が!

甘いものも塩辛いものも両方あるとはやるな!


「なんだいそれは」


「ええと、お菓子ですね…食べます?」


「え、いいのかい?」


「おすすめはこのチョコレートきのこですかね」


「きのこのお菓子なのかい?どれどれ」


おそるおそるお姉さんが手に取りチョコレートきのこを食べると、


「おいしい!なにこれ食べたことないわ」


「わかります?たけチョコ派もいるんですがやっぱりこのさっぱり感のあるチョコレートきのこはバランスが良いですよね」


「あんたこれ売れるよわ!もっと出せないの!?」


ステータスを確認するとリキャストタイムと書かれており、3日及び次回シナリオ時


「ああ、出せないみたいです3日後になら」


「そうなのね、でもこんだけ美味しかったら売り方次第では全然お金稼げるわよ」


なるほど、となるとこの菓子をどうやって生計を建てれるくらいの価格で売り込むか…


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