冒険者をプロデュース21
「しかし、どうやったら」
俺のスキルでどうにか……
スキル欄を見ても対抗できるようなものはない……あれ?
タレント名鑑が*リキャストタイム表記になってなってない
*一度使用すると次回しようまでリキャストタイムと表記され使用不可になる
また!なんとかしてくれタレント名鑑
<☆ラッキー>地層大好きおじさん タドルさん
宝石鑑定師 マイケルおたる
通販社員 伝説板野
ラッキーって!?タドルさんって大物タレントじゃないでも……どれも戦闘向きじゃないが地層か鑑定士だがこの鑑定士ちょっと胡散臭いからここは!大物に賭ける!!
「おや!?ここは」
「タドルさん!?本物だ」
「おや?江須さんお久しぶりで、しかしココはどこです」
「山の奥で」
「ほう~こんな地層みたことないですよ、それになんかみたことない動物も」
「そうなんです、駆除に困っていて特にあの巨人ぽいやつが硬くて」
「どれどれ~あああアレはコケついてるけどダイヤモンドだな~おおお~すごいね、あれ人工のやつ?どこかの大金持ちがセット用で作ったの?海外のドラマかなんかこれ?」
「え!?ダイヤモンド最強じゃないですか」
「ダイヤモンドが最強?何言ってんの?」
「え?硬いし」
「まあ~硬度は確かに最強だけど、あ~わかってないね」
「え?」
「あんなもん高温で焼けば焦げるしハンマーなんかの強い衝撃には弱いし」
「そうなんですか」
「所詮炭素だよ、いいかいそもそもダイヤモンドっていうのは」
ダイヤモンドの説明をするタドルさんは一度置いといて
「ウィスさん!あの金剛人形に最大出力の火力をぶつけれますか」
「ええ!レベル上がってとっておきの炎魔法があるわ」
「ヒラ!あの金剛人形を今から黒焦げにするからそしたら強烈なタックルをかましてくれ」
するとヒラが
「おう!気持ちでぶち当たる!」
まだ効果が出てるのか心なしか俺も高揚感が湧いている
「え?あのでっかいダイヤモンド燃やすの?そら~すごいけどもったいなくない?いやでも見てみたいな」
タドルさんが興味深々に眺めてる
「エス!あなたはあの金剛人形を止めて!私がそこに詠唱しながら走り込んで燃やすわ!」
ウィスさんが詠唱を始める
「一か八かだ!」
バミリに金剛人形ここで立ち止まると書いて歩いてくる方向に設置!
「ウィスさんここに設置しました!これだけ馬鹿でかいと数秒くらいしか持たないと思います」
コクとウィスさんが頷き走り出す、そして金剛人形がその場所を踏み硬直した瞬間!
「業火よ唸りをあげよ!終炎の刹那!」
すると黄色の炎が天まで舞い上がる!
「ほうほう~黄色の炎は3,500度だからダイヤモンドなんていちころだね~しかしまあ~もったいないが興味深い」
燃え盛る炎で灰色になりつつ縮んでいくき炎が収まる頃には小型の熊位の大きさまで縮んだ!
「ヒラ今だ!」
「おう!チャージタックル!」
ヒラのタックルが正面から決まる!




