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冒険者をプロデュース20

とりあえず今やれることをやるしかないとバミリを洞窟の前に置いて敵を足止めして吹っ飛ばすということを繰り返す


「洞窟だったのが幸いして周りからの攻撃は無いけど数が多すぎるわ」


「そうですね~なにか手が」


「その魔法で敵に同士討ちとかさせれないの?」


「いや~どうだろ」


バミリは所詮バミリだからな~と思いつつ<ここに来たモンスター後ろを攻撃>一応やってみるがやはり効果はなかった


「ダメです!やはりその場で固定しか効果ないです」


「く~とにかくやるしかないわね」


「魔力回復のポーション出しますね」


「頼むわ」


ポーションを渡しながらバミリを設置しての繰り返し、レベルも上がっているのでウィスさんの攻撃力上がってるこれで乗り切れるかと僅かな望みが見えた瞬間


ドン!ドン!


「嘘でしょ」


目の前に大木ほどの巨体に大きな岩で出来た棍棒のようなものを持ちこちらに向かってくる緑色の巨人が


「なんですかアレ」


そこには巨大な柴犬!?


大犬ダイケン、警戒級のモンスターよ、しかもB級の金剛人形まで」


「警戒級?」」


「個人で倒すのがまず無理で見かけたら必ず報告して討伐編成を組んで対処する大型モンスターよ、大犬は普段は大人しいけど怒りに触れるとその爪は岩をも砕きその牙で全てを噛みきると言われてるわ」


「あの大犬の下にいるキラキラしてる奴が金剛人形ですか?」


「ええ、攻撃力とかは普通なんだけどとてつもなく硬い防御力……ほぼ攻撃が無効といっても過言ではない相手よ」


すると遠距離から柴犬がまるでお手をするように手を前に出すとそこから斬撃が発生して洞窟目がけてそれが飛んでくる!


「えええ!?」


「そんな!」


万事休すかと思った瞬間横を何かが通り過ぎたような気がした、そして斬撃が来たはずなのに全然痛くない……恐る恐る目を開けると洞窟は吹っ飛んでおり明るさで若干眩しさを感じながら前を見るとそこにはヒラ!?


「俺は出来る……俺は出来る」


まるで呪文のようにブツブツ言っている

すると背後から


「そうだ!気持ちだ気持ち!気持ちと友達なるんだ!


熱血スポーツマン松田が!熱血コーチのように声をかける


「彼!変われますよ江須さん、でコレ特撮かなにかですかこういう時は熱い音楽を入れて下さいよ」


「え?」


そういえばBGM選曲とかいうスキルあったな

スキルを発動すると


熱きファイターボンバー!

川は流れるよ

俺芝居


う~ん熱きファイターボンバーってなんだ……まあタイトルから言ってこれだよな

選ぶと


タ~タタタ~♪

ファイター!

ファイター!

ボンバー!

タ~タタタ~♪


なんだこの昭和プロレスの入場テーマみたいな曲

すると……


「うおおおお!オレは出来る!気持ちは友達!ボンバー!!」


ヒラが叫んでる……

ステータスを見ると『高揚』という効果がついてる

そしてヒラが敵に向かって走り体当たりをかましてる


「エスさん!雑魚は任せてください」


「え、あ、うん」


ナニコレ…

すると横でファンさんが小刻み震えてるやはり怖いのか……


「エスさんやるわよ!なにか行けそうな気がする!」


ええええ!?

ステータスを見ると『高揚』


「え?えええ?!」









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