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悪魔な小悪魔ネネの転生者にアレコレしてもう恋しちゃったじゃん  作者: 十矢


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魔列車の気分は良好

「ネネたちは、買いもの楽しめたんだね」


 メディとアマツキと、

 街中の交差点で待ち合わせて、みつけると、いくつかで買いものをしてきた話しをする。


「アマツキは、なにかみつけたの」

「まぁ、そっかな」


 メディとアマツキの買いものの姿があまり想像できなくて、ついいろいろ聴いてしまいたくなる。


「そういえば、アマツキがほしがるのって、ゲームセンターの以外では、どういうのなの」

「うん、そうだね」


 教えてはくれないらしい。

 表情は、嬉しそうだから、いいお買いものにはなったみたいだ。


 でも、メディはどうなのだろう。

 さらに想像ができない気がしている。

 なにから、聴いてみればいいかな。

 すると、横からミレイがたずねる。


「メディはなにかあったの?」

「そうだね、靴は探してみてたよ」

「あとは」

「あとは、アマツキのを探してまわってたかな」

「そうなの」


 ヒイロとスズネが、なぜだかにやついている。


「ふ〜ん、靴なんすね」


 どうやら、いま手に提げている荷物は、メディの靴とアマツキの荷物らしい。


「それで、アマツキのは」

「う〜ん、とりあえずみつかったから」


 やっぱり教えてはくれないらしい。

 追求してもあまり意味はないようだから、

 わたしは、移動に関して聴いてみる。


「魔列車の駅はどれくらい?」

「そんなに遠くなかったよ」

「よかった」

「高速特急シートと、通常のがあったみたいだけど、ゆっくりでいいかな」

「えぇ」


 そういいながら、特急のはどんなことになるか、想像がつかない。


「今日の魔列車機嫌は、そんなにいうほどわるくない、だったよ」

「てことは、悪い日もあるのよね?」

「そうらしい、こわいね」


 ミレイが、なにか思い出して話す。


「あ、それ、乗ったことあるわよ」

「やっぱり速かったの?」

「機嫌がいいときのはね」

「わるいときのは?」

「最悪ね」


 それ以上は、恐くてきけない。


「と、とにかく、駅までいって、混みぐあいとか、確認してみましょう」

「そうだね」


 駅まで、遠くないとのことなため、空は使わずに歩いて移動していくと、交差点を三つほど過ぎてから駅の建物がみえてきた。

 けっこう大きい駅みたいだ。

 近づくに連れて、悪魔たちの数も多くなっていく。



 看板の名前は、"街区十三番東口"となっている。


「おおきいわね」

「これでも、ここは地方都市だから、中央のはもっとだわ」

「あぁ、中央エリアのは桁違いよね」


 以前、仕事や旅行で利用した中央の駅は、それはおおきくて、迷子になる駅だった。

 駅案内や表示がたくさんあって、入り組むなか駅中(えきなか)ショップもあって、目移りしていた気がする。

 アマツキは、さきほど観たからだろうか、落ち着いているけど、ヒイロは辺りを見回している。


 スズネが、少し説明をしている。


 わたしの持っているスマホが何回も通知がくるため、バックから取り出してみると、

 駅の通信エリアに入ったのだろう駅のショップ案内や入口案内、今日の魔列車の機嫌が表示されている。

 一応機嫌はいいみたいだ。


「次の時間はわかる」

「ええ、次まで二十分くらいはあるわね」


 あまりギリギリに駆け込むのは、いけないだろう。


「はやめに待ってましょ」


 東口改札を通る前になって、ヒイロはとにかく、アマツキがエンジェルスマホがないことに気づく。


「そうだ、アマツキ列車の登録もできないから、チケット買わないと」


 ヒイロも改札を通る魔力チケットは登録してないだろうと気づく。


「じゃ、ヒイロはここで登録してね。アマツキは、改札隣にあるチケット販売までいって」


 アマツキが、テテッと販売カウンターの前までいくと、説明を読むもわからないようだ。

 スズネが横に並んで、試しにいくつかのパネル操作をしていく。


「同じように、やるです」

「わかりました!」


 アマツキとスズネ、それにミレイがカウンターで操作するなか、ヒイロはスマホの登録であちらこちらしていた。


「ねぇ、メディこれは」

「ここをタップ」

「これは」

「今度は、こっち」

「うんうん」

「あ、ネネ」

「なに」

「登録地点と案内」


 わたしもスマホを取り出して、

 いま登録してある地点や駅の案内を表示にだす。

 メディとネネとで交互に声をかけながら、ようやくヒイロの端末の改札を通過するための手続きが完了する。

 気づくと、アマツキもチケットを買えたらしく近づいてくる。


「いきましょ」


 パパッと改札をタッチして通っていくと、表示されている時間まで、あと少しだった。

 そのまま、魔列車の着くホームにいくと、到着するところだ。


「ちょうどよかったね」

「これが魔列車なのね」

「うわぁ!」


 眼の前をゆっくり近づいてきて、止まる姿をアマツキとヒイロは、驚きながら観察している。


「顔はないんだね」

「列車だからね」

「でも、機嫌あるんだよね、不思議ね」


 ゆっくり止まり扉がひらくと、大勢の悪魔たちが降りてくる。

 慌てて避けるも、アマツキは何度かぶつけられてしまう。


「ほら」


 ヒイロが空いているスペースに引っ張る。

 なかの悪魔たちは、天使が側にいてもあまり目に止めずにいくあたり、急いでいるのだろう。

 入れるようになり、乗りこむとき、ネネの宝石が少しキラキラした感じがする。

 席は空いたため、みんなで向かいで座ると、ヒイロとアマツキは、窓の外をみたり、車内を見回したりと忙しく動いている。


 少しだけ、落ち着いてきたころに、なってから話す。



「ごめんね、アマツキのスマホ買うからね」

「え、なんで」

「アマツキだけ、持っていないと、不便よね。もっと早くに買えばよかった」

「ネネそんな、いいよ。そのうち、ぼく自分で買うから」

「そしたら、もう少し先になっちゃうじゃん」

「うん、アマツキのないのは不便よね」


 ヒイロもそこは認識しているらしい。


「迷子になったり、なにか検索するのに、持っていようよ」

「迷子には、ならないと想うけど」


 ミレイもメディも間には、入ってこないけれど、持たせたいとは想っているらしい。


「一応でも考えておいてね」

「うん、わかった」


 まだ、いろんなところに視線を移しているうちに、発車時間になったらしい。

 自動の音声が流れてきた。


 "気分は良好、定刻通り、十四街区方面"


「あ、発車するね」


 ヒイロとアマツキは、わぁと叫んでいる。


「ヒイロたちみてると懐かしくなるね」

「メディの子どものころ?」

「なんか、新しい出逢いみたいなところかな」

「そうね」


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