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悪魔な小悪魔ネネの転生者にアレコレしてもう恋しちゃったじゃん  作者: 十矢


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天使おみやげを探そう"二"

「ついたよ」


 アヤネが、シュタっと降りると、

 ほかのみんなもバラバラと、その場に降りていく。


「ここね」

「なにが売ってるの?」

「雑貨屋さんだから、いろんな小物やアクセサリー、日常利用品が置いてあるのよ」

「いきましょ」


 看板には、"ラプザ"となっている。

 お店のなかにはいる。


 少し広めの店内には、いくつもの台が置かれていて、タワーのように積みあがったお菓子や流行の雑貨、

 壁には、ファッションアイテム、

 反対の壁の棚には、化粧品のコーナーができている。


「わぁ。キレイな店内ね」

「そうでしょ」


 ヒイロとアマツキが、どこから見ようね、と話している。


「アヤネの探しているもの、あるといいね」

「前にも系列店でみたから、あると思う」


 アヤネは、右がわから周るようで、ヒイロとアマツキは、話しながら、左に歩いていく。


 ネネとミレイ、メディはアヤネのそばにいくと、選ぶものをみていた。


「これ、じゃなくて」

「どういうの?」

「えーと、髪につけるやつなんだけどね」

「うん」

「これより、こっちかなぁ?」


 ヘアピンやヘアクリップなどが並ぶ棚をみつけると、そこで、デザインをみているようだ。


「シュシュのほうがいいかもだけど、リボンつきもいいし」


 ネネとミレイもみながら、選んでいるらしい。


「ねぇ、アヤネ、リボンつきかわいいよね」

「でも、クリップになってて、ハートもいいよ」

「こっちのリボン小さめなのもかわいいし」

「あ! このマークみたことあるけど、なんだっけかなぁ」


 売り場の商品の並んでいるなか、あれじゃない、これでもないと、二悪魔と天使で魔力鏡で映しながら、悩んでいる。

 メディは、なかなか決まらなそうだなと想い、口に出すことをやめた。


「ねぇ、どういう感じの天使なの?」

「そうね」

「ショートの青い眼の天使で、胸あるわ。いつもみちゃうね」

「う、うん」

「あと、ロングヘアで、緑の眼の天使は、少し青い子より、背は低めで、こちらは胸ないって悩んでるのね」

「う、うん」

「アヤネ、胸の話しばかりね」

「いつも、相談されるからね」

「それで、緑の眼の子が、ヘアアクセサリーをいろいろ集めてるのよ」

「あぁ、それで、なんだね」


 アヤネは、まだシュシュにしようか、かわいいクリップにしようか、迷ってうなっている。

 そのたびに、ミレイが髪にあてて、

 これどう? とか、こっちは地味じゃない? とか、感想をいいあっている。

 ネネが、とりあえず意見をまとめてみる。


「緑っぽい色か、反対の色でそろえてみたら、いいかも」

「そうね」


 オレンジの色をとったり、薄い緑の色にしたり、シュシュからヘアピンに代えてみたりするも、なかなか決まらない。

 ヒイロとアマツキが店内をぐるぐるするのを二回ほど繰り返したあと、ようやく言う。


「これね。これにしましょ」


 緑色のシュシュで、飾りがついている。

 なにかのマークのようだ。

 ストーンが入っていて、キラキラひかる。


「かわいい」

「いいわ」


 ミレイも納得したようだ。


「ヒイロとアマツキは、なにかいる?」

「ううん。でもキレイなのたくさんだね」

「店内キラキラして、まぶしい」



 緑色のシュシュをお会計に持っていき、魔力交換ですます。

 袋に入れてもらうと、ようやく外にでる。


「ふぅ」

「よかったね。みつかって!」

「うん」

「アヤネ、つかれてる?」

「ううん。手伝ってくれて、嬉しい」

「店内キラキラしてたね」

「またきたら、今度はなにか探そうかな」


 ヒイロとアマツキが、けっこう気にいったようだ。


「じゃ、そろそろいきましょうか」


 アヤネが、ひとつノビをすると、ミレイがサッと荷物を預かる。


「あ、ありがとう」

「いいのよ。転移するんでしょ」


 天使クイーンの秘書たちの場所は、アヤネしか知らない。


「うん」



 アヤネが、転移の準備をするなか、

 お店の外となかをいったり来たりする天使は、多い。

 人気店らしい。


「さ、できたわよ」


 ヒイロとアマツキが、もう慣れた様子で、ジャンプして移動していく。

 メディとネネも続いて、ミレイが入る。


「なんだか、すっかりお世話してもらってばかり。悪魔たちって、こんなに、面倒見がいいのね。ううん。ネネやミレイたちが、きっと、いろんな経験してきたからか」




 アヤネが転移陣に入ると、

 次にみた景色は、クイーンの城の前の広場の景色だ。


 ここで、秘書たちが待っているはずだ。


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