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悪魔な小悪魔ネネの転生者にアレコレしてもう恋しちゃったじゃん  作者: 十矢


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悪魔ミレイの弱点探し

 まずは、仕事の休憩中に、後輩悪魔や同僚悪魔にきいてまわる。


 竜の(うろこ)は、なくしてしまいそうなため、ネネが魔改腕輪をつくり、そこに収まっているため、腕輪をつけたネネが積極的にいく。


「転生者ってみたことある?」


「転生魔法って、どこかできいた?」


 だいたいの受け答えは


「転生魔法使いって四百年待ちなんでしょ」

「転生魔法よりも、魔力ください」


 とかだ。

 仕事終わり、ミレイとメディと合流した。


「はぁ」

「うん」

「転生魔法については、けっこう知ってるひともいるけど、悪魔転生魔法使いは、ニ名しか、話しでてこないや」

「うん。四百年待ち行列になってるのと異界送りの先にいるのだけだね」

「あとの二名は、不明なんだね」

「転生適性者は、魔力は高いはず。でも、話しはでてこないね」

「もしかして、自分で気づいてないか、それか、もう隠れて暮らしているか」

「ミレイはどう思う?」

「きっとまだ、転生適性か、とか、あまり知らないのかもしれないね」

「そっかぁ」


 ネネは、転生適性者探しをしつつ

 ミレイの弱点がどこなのか気になっていた。



 この前、抱きついたときに、首は効果なかったし、キスしたときも、そんなに動揺しなかった。


 背中をつついても、効果なし。


 メディにこっそりときいてみる。


「ねえ、ミレイの弱点なところって、なにか知ってる?」

「うーん、秘書としてはけっこう完璧に近いし、あ、でもこの前」

「うん」

「足先がなめられたりするのダメかも、って言ってたかな」

「え! メディ、ミレイの足なめたの!?」

「あ、ちがう、ちがう! ごかいだよ。」

「な、なにが?」

「統括の仕事が、大変で、ヘルプ呼んだときに」

「うん」

「靴を脱いだ足に、デビルズハニーティをこぼして、ふいてあげてたんだ」

「ふーん。そんなことあったんだぁ」

「うん」



 次の訪ね先まで移動していると、途中の空中で、スズネがいた。

 どうやら仕事終わりらしいが、

 ここの地域が、今日のスズネの担当だったのだろう。


「スズネ!」

「あ、ミレイ姉さんと、ネネせんぱい」

「いつから、ミレイ姉さんになったの?」

「いまからです」

「そうなんだ」

「なんすかぁ、ネネせんぱい」

「ねえ、ミレイの弱点知らない?」

「ミレイ姉さんのですか?」

「うん」

「そうすねぇ」

些細(ささい)なことでも」

「そうだ。この前のネネせんぱいがいないとき」

「うん」

「わたしの胸触ろうとしてきたんで、触り返そうとしたら」

「うん?」

「いや、って急に拒否してたから胸かも」

「あなた、けっこうすごいことするのね」

「ふふん。ミレイ姉さんキレイだし、いいかなって」

「ほどほどにしないと、そのうち、未来改変されるかも」

「え、マジですか、いつの間にか、書き換えられちゃいます?」

「たぶん」

「うわー!」


 そっか、ミレイ胸も苦手かもなんだ。

 ふーん。


「あ、ごめん。またね」

「はーい」


 次の目的地につくと、さっそく聞いてまわるも、なかなかいい情報はない。


「はぁ」

「ミレイそっちは」

「うーん」

「ひと休みかな」

「うん」


 座れる場所を探して、座っていると

 (うた)が聴こえてきた。



 "木漏れ日のなか


 歌う図書館


 召喚のかなたへ


 転生のあなた


 いまもあの場所"



「なんか、転生って聴こえてきたよ」

「いってみよう」


 悪魔の子どもたち四名が、歌いながら、ぐるぐる回っていた。


「ねえ、ちょっと聞いてもいい?」

「なにーお姉ちゃんたち」

「うん、あの」

「木漏れ日のなか」

「そうそれ」

「うん」

「それ、誰かに教わったの? 変わった詩」

「妖精のリンヤだよ」

「リンヤ」

「そう。リンヤお兄さんが、旅の途中で教えてくれたんだ」

「そうなんだ」

「悪魔のなんとか、て秘密の詩だよ」

「え」

「だから、秘密ね」

「うん」

「じゃね」


 子どもたちは、走って違うところにいってしまう。


「ミレイ、秘密の詩だって」

「うん。そう言ってたわね」

「街の図書館かな?」


 メディがきいてくる。


「うーん。調べないとわからないけど、悪魔教会都市の図書館も、またいってみようか」

「うん」


 ネネは、ミレイの弱点探しに夢中だったため、あれ、どんな詩だっけ、となってしまった。


「ミレイ、いまの詩?」

「うん。覚えておこう」

「そうだね」

「次は、一度図書館に調査にいこう」

「うん」


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