プロローグ
新作です!
完全下校から一時間が経ち、人気の無くなった学園で、職員室と一つの部屋だけの明かりがまだ灯っていた。
そこは桜ノ宮清泉学園生徒会室。
4名の女子生徒がその場で静かな話し合いを行っていた。
「本当にやるんですか、こんなこと?」
「やるしかないんだよ。華奈江ちゃん」
「でも候補者が居ないと話が進みませんよね?」
「よくぞ聞いてくれた!実は一人だけ候補者を見つけることができたのだよ!!」
「ほんと!?紬先輩凄いっ!」
「こら澪。あの会長のことよ。まだ信用に値すると決まった訳じゃ‥‥ひゃっ!」
「陽毬せんぱ〜い。そんなにツンツンしてると可愛い顔が台無しだよ〜」
「ちょっ!抱きつかないでよ澪!あと名前で呼ぶなしっ!可愛いとかも言わないで!」
「ごほんっ!!」
リーダー的な立ち位置の女子生徒が咳払いをし、三人から注目を集める。
「我らが生徒会庶務兼、生徒会直属近衛探偵団団長候補は‥‥」
「「「ごくりっ!」」」
「二年三組、西宮樹君です!」
その翌日、俺•西宮樹に驚くべき連絡が入ってくることをその時はまだ、知る由もなかった。
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