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6話:ハワイ新婚旅行と赤ちゃん誕生

「そして、決めらた場所で昼食をとり、今晩のホテルに新婚カップルを送って行った」

「高科夫妻もヒルトンホテルにチェックインした」

「そして、部屋で、ゆっくり休み、夕方、ホテル近くのレストランへ行き夕食をとった」

「翌日、アラモアナ・ショッピングセンターをぶらついて、お土産や、ちょっとした飲み物、食べ物を買ってホテルに帰ってきた」


「その後、翌日からカウアイ島、ハワイ島、マウイ島へ小さな飛行機で飛んだ」

「そして、カウアイ島のシダの洞窟で新婚さんばかりで集合写真を撮った」

「また、ハワイ島で早朝か夜にマウナケアで星空見学に行く新婚カップルが多かった」

「その他、ハワイ島では、火山見学、溶岩見学ツアーも予定されていた」

「しかし、高科夫妻は、ハードスケジュールで疲れてしまった」


「高科夫妻は、ハワイ島でコナの海の見えるレストランでゆっくりして、海を眺めらながら美味しいコナ珈琲とケーキのセットを食べた」そして4泊6日の最終日となった。この日は、アラモアナ・ショッピングセンターか免税店で、結婚式で世話になった方々へのお土産をいっぱい買い込んだ。その荷物を引きながら日本へ帰った。そして、やたらと集合写真が多く費用も2人で70万円もした。


 当時としては、豪華な旅行であった。それでもマカデミアナッツ・チョコレートとコナ珈琲、洋酒、Tシャツ、サングラスなどをいっぱい買った。そして、新婚旅行から、高科夫妻も帰ってきて、知人、友人、世話になった方々の家に行き、土産を渡して回った。その後、実家の離れを2DKの家に改装して住み始めた。


 その当時、高科桂子は八王子のイトーヨーカ堂に店員として勤務していた。結婚後も高科孝明は父のソロバン塾の副塾長として手伝いに専念した。親戚で田植えや稲刈りなど応援要請がある時は手伝いに行く生活をして、買い物やその他、自家用車の運転手としても活躍していた。そうして1977年も寒くなり12月となり1978年を迎えた。


 1978年、初詣でに行き、家内安全と赤ちゃん誕生などと高科孝明は、株投資の成功を祈願してきた。そして、寒い冬は、風邪をひかないように十分注意し、手洗い、うがい、マスクをしていた。その後1978年1月13日、早朝、証券会社の担当者からNEC株の気配値が180円と安いと言われ、2万株成り行き買いを指示した。


 その後、高科昭二さんからも電話が入り、2万株成り行き買いを指示した。その結果、高科孝明は、360万円で買えて残金が40万円となった。高科昭二さんも同じだけ購入した。その後、1978年3月3日、妻・桂子の妊娠が判明し、出産予定日が9月11日とわかった。


 その後は、重たい物を持たせないようにした。また、体を冷やさないようにとか、奥さんに気を使って生活した。やがて暑くなり始め5,6月になると奥さんのお腹が大きくなって、歩くのも辛そうな感じになってきた。やがて7月、梅雨が明けると、一気に暑くなり、奥さんは滝のような汗を流しながら、重たい体を引きずるように歩いていた。そして8月に入ると直ぐ、産休に入った。


 そして9月11日早朝、大きな男の赤ちゃんが誕生した。その後、高科博和と名付けた。10月30日からイトーヨーカ堂に産休明けで働き出し、生まれてからは夕方6時までには帰って来て、博和に授乳し忙しくしていた。実家では、孫誕生に両親が喜んでくれた。そして、うれしそうに母の高科律子が、孫、高科博和の面倒を見てくれ、父の高科孝明が、風呂に入れてくれた。


 そして1978年が終わり、1979年となった。1979年も、初詣で行き、子供の健やかな成長と、家内安全、高科孝明が株での成功を加えて、お祈りしてきた。この頃には、孝明の両親が初孫の博和の面倒を見てくれ、桂子さんは、大助かりだった。それでも、仕事から帰ると直ぐに、おっぱいをやり大変そうだった。しかし、父も博和を抱いて、うれしそうにコタツに入って笑っていた。


 また、近くの人たちも博和、見たさに、みかんや果物などを持ってきては、可愛がってくれた。そして、春を迎えて、縁側で、おじいさんが、博和を抱っこしているうちに、暖かくなり、コックリし始める光景を孝明が写真に撮った。そんな事で家中が初孫の博和を中心に回り始めた。

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