女神はほほ笑む
A.D.199X年、ニホンのシズオカ…遠いところで始まった戦争の影がニホンに覆いかぶさり
その戦闘に巻きこまれた高校2年生の「上谷ユウキ」は家族を失い、家も全て失い、助けを求める他者をも助けることの出来ない自らの無力さからむせび泣き、自殺しようとした刹那、のどに当てたガラス片を持った手の上に少女の冷たい手が制止するように覆いかぶさり、静かに少女はユウキに問いかける。
「なんで、死のうとしているの?」
この問いかけが後に、ユウキの世界を一変させる出来事となる…。
(*この作品は、エムブロにおいて執筆した作品に加筆・修正を加えて掲載しているものです)
その戦闘に巻きこまれた高校2年生の「上谷ユウキ」は家族を失い、家も全て失い、助けを求める他者をも助けることの出来ない自らの無力さからむせび泣き、自殺しようとした刹那、のどに当てたガラス片を持った手の上に少女の冷たい手が制止するように覆いかぶさり、静かに少女はユウキに問いかける。
「なんで、死のうとしているの?」
この問いかけが後に、ユウキの世界を一変させる出来事となる…。
(*この作品は、エムブロにおいて執筆した作品に加筆・修正を加えて掲載しているものです)