海物語うみがたり
今回はホールの看板機種海とのおつきあい。
ぱちんこの覇権を握り続けている王者は、言わずと知れた海物語です。
パチンコを打たない人でも、マリンちゃんや魚群、一度は聞いた事があるでしょう。
正直、私が最初この台を見た感想は古臭い台だな~お年寄り向きだなでした。
若いユーザーの皆さんの大半がそう思った、思っていることでしょう。
私が打ち始めた頃は、ギリ初代海物語にギンパラも健在でした。
魚が泳いで3つ揃ったら当たり、実にシンプル。
でも、それよりも、ホールには「仕事人」や「ゲゲゲの鬼太郎」「デビルマン」「大ヤマト」等々、グラフィックや演出がド派手なパチンコ台がありましたから、そちらの方ばかり当時は遊んでいました。
海なんかジジババがするもんだと。
・・・・・・。
んなこと言いつつも、ちょっぴりは触っていましたよ。
なにせ、ホールの看板機種といえば海ですから、情報誌にもこぞって勝ちたいなら海を打てって書いてあったほどですから。
なので、ギンパラや海物語も勿論、打っています。
はじめての魚群は海物語で、たしか1と9のタコとカニの、マリンちゃん当たれば確変リーチを外したんだよなあ・・・あれで苦手になりました。
あと、ギンパラは大当たりした後の手順がパンクしそうで怖かった(実際、パンクしたこともあるもんな、確か)・・・というほど当たっていませんが・・・。
・・・あ、ギンギラパニックは知らないや(笑)。
それから時代は新海物語へ。
グラフィックが格段に進化して堂々の登場。
この機種は長いことホールの覇権を握っていましたが、相変わらず打っていませんでした。
安心安定の単純単調の海は、どうも好きになれませんでした。
そんなある日のことです。
ホールの激熱イベントで並びに負けてしまった私は、スロットではなく仕方なしに看板機種である新海に座りました。
千円で20回以上は余裕で回る良台でした。
その当時、ボーダー(どのくらい回ったら勝てるという目安)に全く無関心で、単発を引いた私は、即座にスロットに空き台を見つけたので台を離れます。
すると、常連らしき人が、
「止めるの?もったいない」
「はい」
「じゃあ、(この台)もらっちゃうよ」
「はい」
と、常連うぜえなと台を捨てました。
だいぶあとボロ負けしてで戻って、座っていた海の台のデータを確認するとめっちゃくちゃ当たっていました・・・やっぱり辞めちゃ駄目だったんだと思いましたね。
パチ屋のバイトをしている頃に、パチンコはゼロヨン機時代へと突入。
海は大海の時代となりました。
目新しいモードが3つ選べるものの、あいも変わらず海です。
当たり確率が辛くなった分、継続率があげられています。
といっても海は海。
私は、やっぱりお年寄りには人気の、安心安定単純単調な海は好きになれませんでした。
当時、パチンコよりスロットの方にウェイトがかかっていた私でしたから・・・MAX機と呼ばれるパチンコ高継続機が出始めたのもこの頃ですね。
海は進化を続けます。
沖縄、カリブ、地中海、ジャパンと舞台を変えながら、続々登場していきます。
キャラもマリンとプレミアムのサム以外に、ワリンやマリンの妹ウリンまで出てきて、演出もモードによってはかなり賑やかになってきました。
そんな中、甘デジと呼ばれる100分の1くらいの確率で当たる遊びやすい海が登場します。
元々、私の偏見で分母が300を超えるパチンコ台は当たらないイメージが強かったんです。
が、こと甘デジに関してはよく遊んでいました。
甘い確率で当たって遊べるのは魅力ですよね。
白海と呼ばれる新海の甘デジや赤海の大海アグネスは楽しんだなあ~。
で、この頃から低貸しとよばれる1円パチンコがお店に現れました。
通常4円パチンコが1/4で遊べるとあって、1/300以上のパチンコも怖くなくなりました。
その分、ヒリつきは抑えられるのですが、ま、結局パチって負けるんでね(笑)。
1円で休日にのんびり打つようになり、海の魅力にハマりました。
あんなに頑なに苦手だったのにね(笑)。
理由は、面白い。飽きない。疲れない。よく回る台がある。楽しい。
年を相応にとったてことかな〜。
流石に、魚が止まる瞬間台叩きやボタン強打、盤面を右手で振って魚群を呼ぶなんてことはしません。
んなことしても当たりませんもん。
私は、ゆっくりハンドルを持ち一喜一憂しないタイプなので、最近めっきりないすばでぃになっているマリンちゃんたちを見ながらムッツリ楽しむのです(笑)。
沖縄が好きな私は、やっぱり沖海が好きだなあ~。
機種の豊富さは勿論、ミドル、ライト、甘デジといろいろ選べるのもいいんですよね。
ええ~海ぃ~と思っている貴方も是非お試しあれ。
海は深いよ~(笑)。
海はすげーな。