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溺れるギャンブラー ②

 リーフ地区にある傭兵上がりの貴族、インベース邸。夜も深まり月も高く上がった頃、館の誰もが寝静まる客間に二人の少女が眠っていた。そこにキィと音を立てて黒い影が入ってきた。黒い影は窓からそそぐ月明かりに照らされ青年の姿を露わにする。


 青年は暗闇の中を音を立てないように近づいていき、客人である女性たちのローブや服を漁っていく。そして目当ての品を見つけた、それも思った以上の収穫だった。金貨が10枚近く入れられた袋がふたつ、青年はその財布の中身を抜き出して急いで屋敷を出た。



「行ったわね…」


「いやー!女性の服を漁るなんてド変態さんじゃないかー!まぁお金をいれただけのダミーでしたけどー♪」



 二人は同時に起き上がる。レイチドとウィーサはパジャマ姿ではなく、ローブに三角帽・シャツにジャケットという普段着姿だった。


「とにかく囮は成功。宝物庫はもうガッチリ施錠されてるし、切羽詰まれば最後にはわたしたちの所に来ると思ったわ。追える?一応金貨の一枚には盗聴器も仕込んでるけど。」


「大丈夫さー!金貨20枚なんてわたしの月収だよー!ほぼユウキからだけどね。」


惚気のろけてる場合じゃないわよ。ほうきで飛びましょう、あの男はもう早馬に乗ってる。」


「の、惚気てたかなー!!!?まぁとりあえず …心に炎を宿したもう。」


 ウィーサの魔力が爆発的に上昇する。ウィーサは操作と浮遊の魔導でほうきを取り寄せ、そのまままたがりレイチドを乗せた。


「じゃあ!追いますか-!」


「おねがいね。必要なら不可視魔導も。」


「了解!」



 ウィーサが運転する魔女のほうきは窓から飛び、青年の早馬を尾行する。魔力から感知されないように肉眼では点に見えるほどの距離を保ち、遠方視界の魔導で青年を視野に入れる。


「それにしても最初はこっそり入ってきてたけど、金貨を手に入れたら理性が吹っ飛んだかのようにバタバタ走っていったわね。たしかに重症だわ。」


「ふーん、ついに泥棒さんにまでなっちゃったからねー!もう既にわたし達が、近衛に言えばそのまま御用だよ。」


「一時的に借りて、夜明けまでに返せば問題ない。それが今の彼の思考回路よ、自分では泥棒をしてる自覚すらないでしょうね。」


「うへー、たち悪いねー!」


「とにかくわたし達の金貨を取っていった場面は、映像で記録もしてあるわ。最悪これでお縄につけて、青年をあの家族から離しましょう。」


「そうだねー。お、行き先はやっぱりカリフだね。何度も行ってるけど、こんな近くにそんなに物騒な場所があったんだねー。」


「カリフの町!?確かあそこのカジノは日没で閉店のはず…こんな夜中にやってるとしたら間違いなくマフィア関連ね。」


「カリフのマフィアってどんな感じ!?」


「そうね、一番有力なマフィアは…応龍会っていう200人規模の悪事に手を染めた魔導師や召喚術師が主体のマフィア。表向きは応龍商会っていう魔導師具の作成と販売を行う商会になってるわ。ほかにも小規模なのがいるけど、おそらくそいつら。」


「へー!200人も悪い魔導師さんや召喚術師さんがいるのかー。怖いね-!」


「一般の組織員もいるから全員が魔導に長けてるわけじゃないけどね。早馬から降りた、町に入っていったわ。」


「じゃあ町まで飛ばすよ-!!」



 青年はカリフでも夜間営業のできる店、魔導による治療院や、生活にかかわる魔導具の修理屋、侵入者が来れば即座に式を飛ばす召喚術師の警備店を通り過ぎて、スラムの近くにある強固な作りがされた館に入って行った。



「カリフでよかったわ、魔力で感知なんてされないだろうし。それにしてもこの中か…」


 レイチドは盗聴器の受信機を取り出す。そしてウィーサと自分の耳に音が漏れないように差し込んで中の様子を音から探る。しかし…



「…ダメ雑音しか聞こえない。多分盗聴防止の魔導がはられてる。ウィーサ、透視の魔導は防止されてない?」


「う~ん、ごめんよ!何も見えない」


「まぁそりゃそうか。ご丁寧に裏社会を見せてくれるわけないわね。…ウィーサ、これからこの館に入ろうとする人でカジノで見覚えがある人がいたら声かけて。無くてもいいわ、適当に〝この前カジノで会いましたよね〟ってハッタリかましてもいいから情報を聞き出して。」


「お、おー!頑張る!」


ふたりが待つこと半刻、一人の男が館に入ろうとしていた。ウィーサが動き出す。


「あー!ジーノさんだ、こんばんわー!覚えてる!?カジノで会ったよねー!」


 ウィーサが見たのはハッタリをするまでもなく、よくカリフのカジノで見かける魔導師だった。ジーノは驚きつつも、ウィーサの話しに応じる。


「忘れるわけないさ!熟練のディーラー相手に本気で立ち向かえるなんてカリフ広しといえどウィーサちゃんくらいだからね。どうしたんだい?こんな夜中に?」


「暇だから夜遊び中~。ジーノさんは?」


「これから俺も遊びに行くのさ!」


「カジノ!?ジーノさんカジノにいったらいつもいるからそれしか思い浮かばないなー!」


ジーノがビクリと跳ね上がる。


「ああ、そのとおりさ。大きな声じゃいえないけど日の出日没関係無く営業してるカジノがあるんだよ、人の紹介がないと入れないけどね。」


「本当!?わたしも行きたい!!紹介してよー!!」


「ウィーサちゃんか…うん、まぁいいだろう。ただしここは特別なカジノなんだよ。」


「特別!?」


「ああ、ここはカリフでは珍しい〝普通のカジノ〟なんだ。」


「へー!あ、レイチドほったらかしてゴメーン。こっちこっち!」


「どうも初めまして。ウィーサの友人のライチルと申します。」



!?



 ウィーサは目の前のレイチドを見て驚いた、何時も綺麗に束ねている緑の髪が茶髪に変化していた。それに束ねるのではなくそのまま茶髪をなびかせている。それにメガネをかけて、口に綿でも入れているのか顔つきが少し変わっていた。ライチルと偽名をつかったのも何か訳があるのだろう。


「ちょっとウィーサ!人の名前間違えないでくれない?」


「おおう!!ごめんよライチル!でさジーノさん、ライチルも一緒に遊びに行って良い?」


「ウィーサちゃんは金持ってるだろうからいいけど、ライチルさんは大丈夫かい?」


「ええ、金貨30枚あれば足りますか!?」


ジーノは思わず吹き出した。どれだけ勝ち負けを繰り返しても3日は夜通し遊べる額だ。


「中々金持ちなお嬢ちゃんだな、いいよ。俺の紹介で二人とも入りな。」


そして館に3人が入って行く。入るとまずは受付があった、柔和な笑みの女性が一人だけだ。


「いらっしゃいませ。何か故障した商品はございましたか?」


女性がそう尋ねる。


「ああ、火を焚く魔導具が故障した。3日前からだ。連れの2人は今日故障した。」


「かしこまりました。では上の階段へどうぞ。」


すると受付の女性が魔導による施錠と物理的な施錠を解く、扉をあけると直ぐに階段があった。


「今のが合い言葉さ、火を焚く魔導具の後に前来たのが何日前かを言う。」


ジーノが自慢げに話しながら階段を登る間ウィーサとレイチドはジーノに聞こえないように話をしていた。


(ちょっとレイチド!どうしたのその髪!?それに偽名までつかって)


(カリフ中心に捜索者やってる私が入ったら不自然でしょ?バレたら最悪殺されるわ。髪はエンサーで買った美容品、洗えば落ちる髪染め具よ。魔導で感知されないから、もしもの時の為に持ってたの。)


「よし、この先だ。ウィーサちゃんもライチルちゃんも驚くなよ。」


 階段を登った先でジーノは扉をあけた。先ずは黒服が出迎え、ジーノは二人を紹介する。レイチドとウィーサはペンと羊皮紙を渡され、年齢と氏名、住所を記載させられた。ウィーサは住所をモリイ=ユウキの場所に偽装し、レイチドは丸々全て架空の氏名と住所を書き上げた。二人は更に扉の奥へ案内される。そこで見た光景は間違いなく〝普通のカジノ〟だった。


 カリフのカジノのようにローブではなく、ゴシック様式の服装をしたディーラーがトランプ・ルーレット・サイコロ・スロットル・数字当てをそっかしこで行っていた。そして異様だったのがディーラーも客も、みんな手首に赤と青の呪縛樹をバンドのようにつけていた。


「このバンドで呪文も魔力も押さえつけるのさ、それでこの魔導師達の町で普通にカジノがおこなえるってわけさ。」


 ジーノは慣れた手つきで魔力と魔導の呪文を封じる呪縛樹を手首にはめる。レイチドとウィーサもそれに習って手首に呪縛樹を巻き付けた。


「ほほーー!なるほどねー!これじゃあ確かに透視も操作も移動も転移もできないねー!」


ウィーサは呪縛樹でも封じられない膨大な魔力を、あえて全魔力を呪縛樹に宿してそう言う。


「じゃあ俺はいつものバカラからはじめようかね。じゃあな二人とも!遊びすぎて火傷するなよ!!」


「はーーい!ありがとうねーーー!!!」


 ジーノが去っていく姿をみて二人は仕事に戻る。このカジノで金貨3200枚をスッた男、貴族の一人息子カルディー=インベースの捜索だ。


「ではご新規のモリー=ウィーサ様、ライチル=プラトネス様。当カジノではゲームの際はチップでのやりとりを行わせていただいております。供託として金貨を最低3枚チップにしていただいてからのご遊技となります。」


「じゃあ私は5枚から!」


「わたしも5枚でいいわ。」


「畏まりました。ではこちらが金貨5枚分のチップです。場所代として最初に銀貨10枚分のチップをいただきます。当店は3刻を区切りに場代として銀貨10枚を頂戴しています。ではどうぞお楽しみ下さい。」


「ふーん、普通のカジノってこんな感じなんだー!」


「みたいね。まぁとにかく色々見回りましょう。」


 ウィーサとレイチドは馬鹿息子を捜す。トランプ・ルーレット・サイコロ・スロットル・数字当てを見回っていき、見つけたのは3つのサイコロをグラスに入れて大小を競うシンプルな賭けだった。


「おお!若旦那今日はついてるねー!」


「ああ、あれだけ落ち込んでたんだ。そろそろツキが回ってくる頃さ。」



 カルディーのチップは一番高額である金貨1枚を示す赤のチップで山積みになっていた。レイチドとウィーサはその様子を何度か観察して、同じくサイコロの卓について数回ゲームをおこなった。そして金貨1枚分ほど勝ちを収め、怪しまれないよう注意しつつ他の客への聞き込み調査を行った。カルディーはかなりの常連らしくほとんどの客が知っていた。


 そしてレイチドの感通り、カルディーはカジノに借金までしていることがわかった。額まではわからないがおそらく金貨で何百何千の話しになるだろう。あらかた調査を終えてレイチドとウィーサはインベース邸に帰還する。




「あの馬鹿息子は帰ってこないだろうからゆっくりでいいわ、あの調子なら一端満足して寝に帰るついでにわたし達の服にも金貨を戻しに帰ってくるでしょうね。」


「それにしても、本当に全員から魔力は感じなかったよ?普通にサイコロ投げてただけだったけどなー」


「投げ方が普通じゃなかったわ、熟練のディーラーってのは投げ方でサイコロの出目を操れるのよ。だから普通のカジノでは、ディーラーはサイコロを投げないの。一定の数字を決めて、客が投げてそれよりも数字が下か上かで勝負するのよ。カリフで魔導のカジノばかりしてる人は、そういう知識に疎いから騙し放題だったんでしょうね。」


「へー!詳しいね-!じゃあわたし達が勝ったのも意図的?」


「最初に気持ちの良い思いをさせて顧客にして搾り取るのはイカサマカジノの基本中の基本だわ。とにかく依頼人の息子はあのカジノで大負けしたことは判った。報告書が書けるわ、それに記録もね。」


 レイチドはジャケットの一番上のボタンを引きちぎる。ボタンにはコードが繋がっており先には魔力を感知させない封印硝子に収められた映写の魔導具があった。中にはサイコロ賭博に熱中する息子の様子から、夜にもかかわらず営業するカジノの様子がそれぞれ記録されている。


「とにかく帰って寝ましょう。報告書を書くのは起きたらでいいわ。」


「あいさー!!」


 再びインベース邸についたのはもう2刻もすれば日が昇るという頃、レイチドは髪を洗って茶色の染め具を落とし、ウィーサと共に就寝した。




         ※         ※          ※

 

         調査報告書

                  レイチド=キャンドネスト

 

 ご依頼されていたカルディー=インベース様の博打行為についての状況報告です。博打を行っている場所はカリフの違法カジノであり、客もディーラーも魔力を封じる呪縛樹を手首に巻いて賭事を行うという、カリフでは変則的な〝一般的〟なカジノです。息子様は店員より〝若旦那〟と呼ばれ、親しくしててっていた他、他の客もほぼ全員が彼を知っていたことから、よほどの常連客となっていることが推測されます。調査中に見た中でこのカジノの実態は、熟練のディーラーが魔導を封じた、魔術士からイカサマでお金を奪う、イカサマカジノである可能性が高くあります。カリフの町にこれほど大規模な違法カジノを続けていることから、マフィア絡みであることが推測され、規模の大きさからカリフでは有力な〝応龍会〟という200人規模の悪事に手を染めた魔導師や召喚術師が主体となっているマフィアが絡んでいると考えます。表向きは応龍商会っていう魔導師具の作成と販売を行う商会となっており、近衛との癒着も噂される組織です。またこの報告書の作成段階ではイカサマの現場を暴いたわけではないので、それによる息子様の説得は不可能と察します。息子様はおよそ200日前、最初にこの違法カジノに来て大勝し、その後はイカサマで少しづつお金を取られていきどんどんと賭博に熱中。そして日の出も日没も関係無く営業するカジノで時間感覚を狂わされ、勝ち負けをイカサマで操作されていき、気がついたら心身共に正常ではない状態にさせられ、カジノに借金までさせられている状況が把握できました。既に息子様はギャンブルを媒介にマフィアにコントロールされている状態にあります。借金を盾にマフィアの仕事に手を染めることも否定できません。一刻も早い対応が必要と考えられます。



         ※          ※          ※




 時刻は昼、レイチドは調査報告書を記入し終えた。朝方には息子は帰ってきて盗まれていた金貨20枚は囮にしていた服の財布に戻っていた。既に息子は3日は徹夜でギャンブルを行っていたようで泥のように眠っている。レイチドは少し迷い両親には調査報告書を見せず、一度テグレクト邸へ帰還した。そしてテグレクト兄弟とシオン・マリー、DAR会長を呼んで相談した。


「こちらが調査報告書になりますが、これを依頼人の貴族にみせるか迷って相談にきました。」


「レイチドも難しい顔して書いてたねー。」


5人はそれぞれ調査報告に驚愕し、困惑する。


「違法賭博…それもカリフの町にあったなんて。賭け額と営業時間に縛られない、それでいて魔導の強さでなく純粋に運に支配された賭けを望んだ者が多くいたと言うことか。」


「ふむぅ、あのアホウは騙されているのか。インベース一族といえば魔導剣士達が集う傭兵上がりの貴族だ、家禄を継ぐ両親がそれを知ればその応龍会とかいう輩と全面戦争になってもおかしくない。そうなればカリフの町の治安は一気に悪化するぞ。」


「しかし、早急な対処は必要と考えます。このままでは本当にあの青年はマフィアの手先になってしまう。」


「レイチド、この証拠だけで逮捕ってできないのかな?そしたら行かなくなるし…」


『 根本の 解決にならない 』


「…マリーの言うとおり。今、映像記録もあるからカリフの領主に相談すれば間違いなく違法カジノは摘発されるでしょうね。でも居場所を変えて同じことを繰り返すから、長期的には意味はあんまりない。まぁ少なくとも今の息子の借金分がなくなって、しばらく息子も行くカジノを失う。でもそれには大きな代償が伴うわ。」


「マフィアの復讐か…」


レイチドの言う〝大きな代償〟その説明を代わりにしたのはDAR会長の青年だった。


「いいえ、それもありますがもう一つ。息子様の大きな喪失体験です。〝いずれは勝てるそして負けをとりもどす〟という思考回路に至った息子さまが行くあてを無くし挙げ句イカサマ賭博であったと知れば、大きな自己嫌悪かそれを補うための自傷他害行為に走る恐れがあります。早い話が自殺するほど追い詰められるか、八つ当たりして犯罪行為に走るかです。これは我が会に来られる麻薬やお酒に溺れた方にも共通します。」



「じゃあさー!!イカサマカジノなんてメチャクチャにして無かったことにしたらー!?」



!?



「ウィーサ、どういうこと?」


「そんな手っ取り早い術を使える、愛しの式様を持ってる男の子がいるじゃーん!」


「あ、僕!?」


うふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ


「えっと…つまり?」


「イカサマにはイカサマ!マリーの呪いでカジノにある有り金全部ギャンブルで巻き上げて、正体を現したら、ぶちのめすのさ!!幸い私からの紹介って形で入れるからさぁ。今晩にでも行こうか!」


「相変わらずデタラメね。でもそれもいいかもね、向こうにテグレクト邸が絡んでるってことも後々判ったら下手に手も出さないでしょう。」


「とにかくカジノを潰す所から…だな。」


「えっとじゃあウィーサさんと僕とマリーで?」


「シオン君とマリーで電撃カジノで大もうけ!化けの皮が剥がれたマフィアを全滅作戦だよ!」


「あの…長くておぼえられません。」


そして晩を待って、シオンとマリー魔女のほうきでカリフの違法カジノへと向かった。

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