ゲリラ戦術? ヤツは史上最低の出来損ないだよ! 宣伝が上手いだけ!!
ゲリラ、スリラ、つれてってマニラ、口当たりいいのはバニラ~っと。
防御陣形に突むと失敗するから突撃戦法は無価値だの、戦車はゴジラに容易く踏む潰されるから無駄だの、城は簡単に落せるだのと世の中には不当にその価値を落とされた存在が沢山ある。
それとは逆にやたらめったら過大評価されている代物はないだろうか? そうゲリラだね。
ゲリラ戦術と言うとこれを使えば相手が百倍だろうが千倍だろうが、原始人でも超古代人を打ち破れる神の戦術みたいに祭り上げられている感がある。だがあえて言おうゲリラ戦術とはカスの戦術であると。
だいたい、正規軍は愚連隊みたいな凶暴でしつけのなっていないクズどもの集まりでゲリラどもが清潔で義侠心溢れる素晴らしい集団であるというのがそもそも宣伝なのである。パルチザンだのレジスタンスだのベトコンだの連中に肯定的な連中の意見を聞いてみろ。自分の宣伝ばっかりだ。クソと同じだ。っぺ
そもそもゲリラ戦を敢行するには三つの要素が必要だ。
①現地の支持及び協力 ②敵に攻撃されない安全な拠点 ③敵に攻撃されない強力な支援者
①の現地の協力と言うのは物資とか情報とかだけでなく戦力の確保も含めてあらゆることである。現地の協力を得るために自称解放軍
クズども
は敵を徹底的に悪魔化して自分たちを天使のように現地民に伝えたりするのである。そのためにはテレビ・ラジオなどを占拠しくっさい情報を流しまくる。敵は息をするだけで重罪だが自分はどんな辛苦を民衆に強いても勝利のための致し方無い犠牲の一言ですます。
結果、協力的な現地民を得たゲリラは水を得た魚のごとく。民衆の海を泳ぎまわることができるのである。
えっ? 取り締まり側の銃弾? ほとんどは海に当たるがそれは軍事目的の仕方無い犠牲。いわゆるコラテラルダメージに過ぎない。
取り締まり側の対策? 善政を行う。これに尽きる。どこの世界でも普通の人間は日常の生活というものがあるのだから仕事があって食ってゆけるなら落ち着くところに落ち着くのだ。国会を見ればわかるが貧するものと言うのは相手が無能でなければ何もできないのである。だから徴兵制がどうのとバカの脳内にしか存在しない事をあげつらって悦に入る。支配者側が民衆に飴を配るだけの懐があればゲリラ側は何もできん。
では狂ったゲリラはどうするか? 善政の結果を無差別テロで灰燼に帰して民衆が生活できないようにして肩を叩くのである。『僕と契約してゲリラになってよ』 ①だけでもうソウルジェムが濁り切りそうだが⋯⋯まだまだゲリラがどれほどクソかの説明は続く。
②敵に攻撃されない安全な拠点とは単に強固な拠点という意味ではない。この場合の拠点は訓練キャンプや武器庫など後方基地としての役割の拠点である。銃は当てるのに訓練が必要な武器だ。相手がみっちり訓練を受けた相手ならそれこそ訓練なしで銃撃戦などすればアクション映画なみのキルレートになってしまうだろう。敵が戦力を送り込める場所に留まるのは最低限にしなければならない。ゲリラ戦をする以上的に捕捉さる=死亡決定である。最近のトレンドではゲリラどもは夜に国境を越えて現地入りして爆弾を仕掛けてそのままとんずらである。
よく、山だの森林地帯に篭って正規軍と戦う事をゲリラ戦だと思っている人間がいるが。それで達成できるのは敵により多くの出血を強要できるというだけで目的は達成できないのである。そこら辺の裏山に篭って正規軍と戦うことを考えてみよう。敵は戦力を小出しにしてくれてチャチな罠にご丁寧にかかってくれる? そしたら戦力差が5倍以上ある相手が溶けて消えていた? あほか! 敵がいるとわかった正規軍は一旦部隊を下がらせて砲撃なり空爆で周辺を耕してから再度攻撃してくるだろう。敵は圧倒的な火力でもってコチラの動ける範囲を制圧してゆき、気が付けば包囲殲滅完了である。
ゲリラの究極の極意は守らない事である。守る必要のある物を全て捨て去った者だけがゲリラとして大成できるのだ。だから支配者側の軍隊が村や町に攻め入って来ても守らないし、むしろ非協力的な町や村は焼き払って支配者の暴虐だと喧伝するのだ。う~んバルマムッサ! 勝利の為に積極的に手を汚す解放者の鏡だ。
③⋯⋯ぶっちゃけ③以外はおまけみたいなもんです。武器を買うのにもクズどもを養うのにもお金がいるんじゃよ。しかもそれは支配者側に逮捕されるたりする人間では困る訳で⋯⋯ん? という事は外国人が他国の混乱の為に支援をしている? いやいや、きっと彼は我々の素晴らしい理想に心を打たれてみて莫大な金を供給してくれているんだよ。うんきっとそう。善良な市民たちのカンパで一体どれだけの兵器が購入できるんですかね?そして、その供給を受ける権利が、その地の新たな支配者となる権利である。
ゲリラを操るものは全てをゲリラたちに捧げる事によってその地をより良い姿に導くことができるのである。他国から供給される資金(の一部)! 指導者の努力、汗、涙! そして、たまさかの微笑み。それすらゲリラたちの物である。だからゲリラのカスどもは指導者のために、せめて命ぐらいは捨ててくれ!
そもそもゲリラ戦とは本来勝ち目のない相手から譲歩を引き出すために行うモノである。みんな大好きゲリアのレジェンド、チェ・ゲバラも正規軍がいないとゲリラは時間稼ぎ以上の意味を持たないと言ってるし。選挙が実施されている限りはむやみやたらと武力闘争を行うべきではないと語っている。
にも拘らず沖縄だとかで民間人の生活を圧迫してゲリラ戦だァとかヒャッハーしているのは何を考えているのでしょうかね? 土人と言うのは失礼? ああ失礼だな、土人に。
だいたい上記の情報戦術は情報源がラジオやテレビしかない時代の物である。いい加減に自称ゲリラは目的は行動を正当化しないことを理解して国民の心を打つ政治を行うべきである。であるのに彼らは自分たちが国民に支持されないのは国民が馬鹿だからだの情報操作されているからだだのと舐め腐った事ばかり言うだけである。きっと彼らの脳内はこんな感じだろう↴
進め! 進め! テロリアン!! ほゥら死体の山の向うに血の河の向うに輝かしい未来が見えるじゃないかァァァ!!!
スッゲェ楽しそう。だがこんな悪趣味に付き合わされる国民はいい迷惑だ。