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僕・理麻「なでなで・・・・」

まだ夏は続いてます。

いい加減新学期に入りたいです。


タイトル、一応僕・理麻になっていますが、若干隼斗視点も含んでいます。

 

 たこ焼きを半分ほど食べ、さらに残りのたこ焼きを食べようとつまようじをたこ焼きに突き刺す。大きな口を開けて、丸ごと口にほおり込む。口の端に付いたソースをしたでぺろりとなめとる。食べるたびに満面の笑みになる理麻を隼人は傍らで眺めていた。奇怪なかき氷を食べながら。


「プリン食ってた時もそうだけど、お前食ってる時が一番幸せみたいな顔してるな。」

「あのプリン・・・おいしかったですから・・・。おいしいの食べるの・・・幸せです。」

「また買ったら食わせてやるよ。生徒会室に来いよ。」

「え・・・でも・・・。」


あのプリンは限定品だし、高そうだけど・・・・。


「遠慮すんなよ。お前だけにはおごってやる。俺がいいって言ってんだから素直にうなずいとけばいいんだよ。」

「じゃ、食べ行きます。」


やったぁ、あのプリンがまた食べれるよ。


さらに上機嫌になった理麻は新たなたこ焼きを口に含む。ふと、頭にあったかい感覚があったのでふと視線を上げた。隼人の手が理麻の髪をいていた。その感覚が心地よく、思わず理麻はその手にすり寄った。瞳をつぶって、微笑んでそうしている理麻はまるで猫のようだった。隼人は驚きの慣れた手つきで理麻の髪の毛をなでている。


うぁー・・・なんだろぅ・・・・ふわふわしたような感じがする―・・・。なんだろ・・・落ち着くっていうのかなぁ・・・。頭なでなでしてもらうの久しぶりだなぁ。


「・・・・おでんも食うか?」

「え・・・・?」

「どうせそんなじゃ足りねーんだろ。大根はおれ食うけどそれ以外は食っていいから。」

「あ・・・・ありがとうございます。」


理麻の頭から手を離した隼人は、おでんの容器から大根を抜くと、残りをすべて理麻のほうによこした。たこ焼きをちょうど食べ終わった理麻は、さっそくふわふわ白はんぺんに手を伸ばした。がぶっと食いついたところで、その場に玲治が現れた。


「理麻、お前は店をほったらかしてこんなとこで何してんのかなぁ?」

「れ・・・れいじ・・・。」


あぅ・・・めったに怒らない(理麻には)、玲治が怒ってるよぉ・・・。うええええ・・・。


「ごめんなさい・・・・。あのお店は・・・・?」

「もう交代の人、来たからいいってさ。紫音はもう海行ったぞ?俺探しに来たんだけど・・・。!・・・き・・・生徒会長?」

「よう、こんなとこで会うとはな。真昼間から会うのは初めてか?」

「こんなとこで会いたくなかった。」

「俺も同じに決まってるだろ。おい、ちょっと面かせよ。」

「いやだと言ったら?」

「別に此処でもいいんだぜ?いろいろ話してもなぁ?」


その隼人の言葉に、玲治ははんぺんをハムハムしている理麻をちらりと見た。


「わかった・・・裏手でいいだろ?理麻、お前どうせ此処で食ってるんだろ?俺生徒会長と少し話あっから、満足するまで食ってな。話し終わったら迎えに来るからな。」

「ん・・・わかった。」


玲治と隼人が休憩スペースから立ち去った。理麻は一人おでんを食べ進める。とそこにまたしても誰かが来たのだった。


「あれー、隼人が理麻ちゃんになってる―。」

「会長どこか行ったんですかぁ?」

「副会長さん・・・に、悠吾君?」



まだまだ夏は終わらない・・・・


いつになったら夏って終わるんですかっ!!


隼人が理麻に甘すぎる・・・甘甘すぎる・・・

まぁ、それにはある理由があるんです。まだいえませんが・・・

俺様生徒会長消えた・・・・彰もキャラ違ってきてて・・・今度は隼人・・・orz

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