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僕・理麻「電話ドキドキ・・・」

久々にあの二人を書きました。


しかも暴走してます。誰がでしょう。


 荷物は必要そうな着替えとか、所謂お泊りセット?だけ。まぁ、僕の家と玲治の家は近所だから何か必要になったら取りに行けば良いよね。



・・・あ、お父さん達に電話しなきゃね。でも僕携帯音痴だからな・・・。たしか寮の管理室に電話借りれるんだよね。・・・・だ・・・大丈夫。清水先輩いい人だから・・・一人でも大丈夫。



というわけで、理麻は管理室にやってきた。窓口っぽくなっているところの硝子をこんこんと叩く。するとすぐに窓があいた。


「あれ、篠宮君。どうかした?井上に部屋でも壊されちゃった?」

「そ・・・じゃないです・・・。あの・・・電話貸して・・・欲しいです・・・。」

「電話ね。はい、ここにあるの使って。」

「これ・・・海外にも・・・・。」

「繋がるよ。電話終わったらそのままにしてって良いからね。声とかもかけなくていっから。じゃ、ごゆっくりー!」


そういって清水先輩は管理室の中に戻って行った。ペコッと頭を下げた理麻は転校初日の朝、教えてもらった通りに電話をかけた。


『はい?』

「お・・・お父さん?」

「なんだ理麻か。久しぶりだな。元気にしてるか?」


出たのは父、一麻だった。取りあえず、母親じゃなくて一安心の理麻。


「あ・・・あのね。夏休みのことなんだけどね。」

「そっか。もうそんな時期か。ごめんな、帰ってやれなくて。」

「ううん。お仕事頑張って。でね、夏休みの間玲治の家にお世話になろうかなって思うんだけど・・・。」

「あちらがいいなら。理麻のすきなようにすればいいよ。」

「うん。わかった。だから何か連絡とかある時は玲治の家にして。」

「そうだね。じゃ、あんまり迷惑かけ・・・」

「あなた!!!」


((びっくぅ!!))


思わず突然の声に二人の男はびっくりした。



この声って・・・・はぁ・・・なんか電話長くなりそうだな・・・。


「あなた?お仕事中に誰とお電話してるの?」

「理奈・・・可愛い子とだよ。」

「お父さん?」

「私より可愛い子ですってぇ?ちょっとおよこしなさい!!(ガタガタ)ちょっと!私の旦那にちょっかいだすのはどこのどいつなの!?」

「お・・・お母さん・・・久しぶり・・・。」

「・・・・・・・・・・・・。」

「????・・・・お母さん?」

「理麻ちゃんーーーーーー!!!!」


お母さん・・・耳がきーんてするよ・・・。


「んもぅ!!あなたも理麻ちゃんなら理麻ちゃんだって言ってよね!!」

「だから可愛い子だっていっただろう?嘘は言ってないだろうに。」

「そりゃまぁ・・・理麻ちゃんは世界一の可愛さ持ってるもの。理麻ちゃんー、元気なの〜?全然電話くれないから私寂しかったわー!!!」

「ん・・・ごめんね。大丈夫、元気だよ。玲治とねクラス一緒だったし、友達もできたし。」

「ま!玲治君と同じクラスなのね!で?」

「で・・・って?」

「なにか進展とか、イベントとか起きなかったの?」

「イベント?進展って?」

「理奈!理麻に変なこと吹き込まない。」

「変なことじゃないわ!立派な萌えよ!!理麻ちゃん、私玲治君になら理麻ちゃんお嫁にだしても良いわ!!」

「えぇ!?」

「理麻、玲治君の家に夏休みの間泊まるそうだぞ。」

「お・・・お父さん!!」

「あら!そうなのー!!なんて素敵!!早速楓ちゃんと連絡取らなきゃねー!!じゃ、理麻ちゃん。いい報告、期待してるわー!!!」


がちゃん!!



プープープープー・・・


「何の話しだったの後半・・・。楓ちゃんて玲治のお母さんだよね・・・。なんで連絡とるんだろ・・・。いつも以上にテンションおかしかったし・・・。あ、もうこんなじかんだ・・・玲治待たせちゃうな。」


理麻は一度寮の部屋に戻り鞄を取って来ると、学園の待ち合わせ場所である学園の正門前に向かい、すでにいた玲治と共に迎えに来た玲治の家の車で玲治の家に向かった。


理麻のお母さんは所謂婦女子(貴腐人?)ですね。


自分の息子(理麻)で楽しく妄想にふけってますねw

ちなみに玲治の母もお仲間ですね。だから連絡とって泊ってる間の事を聞こうとしてますねw


さ、楽しい夏休み、次回からいよいよ始まりますね!!

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