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僕・理麻「あ・・・そういえば・・・いないんだっけ・・・」

お久しぶりです!一週間も放置してました!自分でもびっくりです。


さて、今回から夏休みに突入させます!このままでは続けていけなさそうになったので。


おお・・・夏に夏休みネタを書くなんて・・・

春に正月ネタ書いてた私が・・・www


楽しんでいただける話になるよう頑張ります!

そして恋愛のほうも織り交ぜつつ・・・

 

 7月も後半にさしかかった。海の日の祝日の翌日であるこの日、理麻ほか全校生徒はそろって体育館にいた。まぁ中には彰のようにさぼっていたり、すでに学校にいないなんて生徒もいるのだが・・・。


「えー・・・というわけで、夏の暑さに負けず、この休みの中でも己を鍛え学び、精進していくことを心掛け、健康で過ごし、またここで皆さんの元気な姿を・・・。」


と、さっきから繰り返すように言っている校長先生の話。




そう、今日は碧條学園の夏休み前の終業式だった。



ただでさえ長い校長先生の話だが、この時のはさらに長く感じられる。もうすぐそこまで来ている夏休み。なのにこの話がそれを妨害する。一体何のいやがらせだろうか。



気がつけば、校長は一人で30分も話していた。そのせいで時間が押し、式はその他省略もあったが無事に終わった。教室に戻り、いらない成績通知表をもらう。担任の橘の話が簡潔に終わり、委員長の号令により、理麻たちは夏休みを迎えたのだった。


「紫音、悠。お前らは夏休みどうすんだ?」


生徒でごった返す廊下で、玲治が二人に聞く。理麻は人ごみに押しつぶされそうになりながら玲治の制服を握って何とか流されないようにしてるので精いっぱいだった。


「俺は、一度家に帰るんだ!顔見せないとうるさいしな!」

「僕もね。ただ、8月は行ったら海外行くから会えないかな。」

「お前のとこ毎年そうだもんな。今年はどこ行く予定だ?」

「オーストリア。本場のオーケストラとかオペラ見るんだって。お土産買ってくるから。そういう玲治と理麻は?」

「俺は多分家でゴロゴロ。うちの親に夏休みなんてものはもはや存在してねーし。・・・・そういや、理麻。」

「な・・・に・・・?」


急に話に入れられた理麻は、相手が玲治だったのにもかかわらずきょどってしまった。


「おじさんもおばさんも今フランスだろ?帰ってきてんのか?」

「そんな連絡ないよ・・・。たぶんまだ・・・・。」


フランスでお仕事かなぁ・・・・。あ、僕のお父さんは一流ファッションメーカーの社長さん。最近知ったんだけど、この学園の制服もお父さんの会社のなんだって。お母さんは実はファッションデザイナーなんだって。つまりこの制服はお母さんデザインってわけらしいんだ。


「そっか・・・ぼくひとりなんだ。」

「お手伝いさんとかいないの?」

「い・・・いるけど・・・あんまり話したことないから・・・。」

「それじゃー自分の家にいるのにあんま落着けないなー!」


紫音君の言う通りだよ・・・。あう・・・・・どうしよ・・・。


「俺の家来るか?俺の親なら理麻そこそこ慣れてるだろ?」

「玲治の家?」

「理麻の家よりちょっとせまいけどな。部屋も空いてるし。理麻ならうちの親もすぐにうなずくだろうし、な。どうだ?」

「ん・・・・玲治の家ならうちの親もいいって言うから・・・行く。」

「あ、玲治の家ならおれ知ってるから今度遊び行くな!理麻にも会いたいからー!!ぎゅーってしにいくな!」

「ふよ・・・・・。」

「今抱きつかないの。じゃ、理麻に連絡したかったら玲治経由でいいんだね。」

「そうだな。じゃ、うちに電話してくるからまたあとでな。」


一度玲治と別れ、僕らは寮に荷物をまとめに行った。

終わらないかと思いました。


これでも短くしたほうです。長い長い・・・。

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