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僕・理麻「せっかくの、おやすみだからね。」

休みがほしい・・・そう思ってたら、こんな話になってましたw


長期休暇ってやつがすっごくほしいです。まぁ、夢のまた夢ですけど・・・

今年のゴールデンウィークは土・日・月・火・水と五連休なんだ。で、土曜日に歓迎会をして、土・日・月曜日は筋肉痛に悩まされてしまった僕は、火曜日に副会長さんのお手伝いをしたんだ。で、今日は水曜日。連休最後の日なんだ。


なので今日は玲治と一緒に買い物に出かけてます。


「玲治、なんか用事とか・・・ほんとになかった?」

「ないない。つか暇だったな。特になにするわけでもねーし、部屋で寝っ転がってるなら、理麻につきあった方が全然いい。」

「そか・・・ならよかった。僕あまりここら辺わかんないから、一人じゃ迷子になりそうだったもん。」


僕の家がある街と、学校がある町は車でに十分くらい離れたところにあるんだ。だからここら辺はあまりというか・・・全然来たことないんだよね。玲治もそうだったらしいけど、もう慣れたって言ってたから、今日は道案内ついでについて来てもらったんだよ。


「にしても、理麻。お前副会長にあったんだろ?」

「ん・・・あと会長さんにもあった。プリンもらった。」

「そっかよかったな・・・って・・・そうじゃなくて。」

「ふぇ?会っちゃだめなの?」

「だめっつーか、あんま関わんない方が良いぞ?」

「なんで?」

「ん-・・・いろいろ面倒だから?あの二人、すっげー顔いいだろ?」

「そうだね、モデルさんみたいだったね。」

「そういうやつ、結構あの学校多いだろ?」

「うん。」

「そういうやつには少なからず・・・っつーか、必ずファンクラブがあんだよ。」

「ファン・・・クラブ・・・・?なんか芸能人みたいだね・・・・。」

「まぁ、そんな感じだな実際。理麻は、男同士が恋愛してるの嫌だとか気もいとか思う方?」

「ん・・・・よくわかんない・・・。でも、それも一種でしょ?好きになるのなんて、人それぞれでしょっておもうかな・・・。」

「そっか。んじゃ、隠してなくても良いか。あのな、あの学校そういうやつが結構あるんだよ。」

「同性愛?」

「そ。だから、ファンクラブの奴らは・・・たとえば会長のファンクラブの奴は会長と付き合いたいだとかそういう事を狙って所属してたり、会長に変な虫っつーか、なんつーの?うーん・・・まぁあんま会長にべたべたしてるやつ・・抜け駆けする奴が出ないように見張ってんだよ。」

「会長さんは、自分のー!!ってかんじ?」

「ん・・・まぁ・・・簡単に言うとそんな感じ。でな、そのファンクラブの奴に一度でも敵だと思われたら、平穏な学校生活なんかまず無理になる。そりゃすっげーいじめを受けたりすることもしばしば・・・・。」

「うえ・・・・・。」

「だから、ファンクラブ持ちの奴にはあんま関わんねー方が良いんだ。まぁ、ファンクラブ持ちがそいつを認めてたら手だししてこないっつーか、お気に入りにいじめなんかしたら、そいつが今度は標的になるからな。」

「こ・・・こわ・・・・。」

「だから、まぁ仲良くするなとは言わないけど、気をつけろよ?特に生徒会三人のファンクラブと風紀委員長と副委員長のファンクラブはおっかねえ。」

「れ・・・玲治にもあるの?」

「ファンクラブ?さー・・・どーだろ。あんまそういうの気にしたことないからな。もしかしたらあるかもな!理麻にもあったりして。」

「えぇっ!?」

「わっかんねーぜ?帰ったら遥にでも聞いてみっか。」

「え・・なんで遥君?」

「あいつそういうの人一倍くわしいからな。情報通ってやつ?」

「へぇ。」

「あ、ほらここだぞ。にしても・・・何買うんだここで。今さら服?」


二人の目の前にはいまどきの服満載のアパレルショップがあった。結構広い店内には様々なジャンルのの服が壁や棚に陳列されている。


「ん・・・玲治は知ってるよね。僕のお母さん。」

「ああ・・・あぁ・・・なるほど・・・それでね。」


う-・・・その反応はなんなのかなぁ?そりゃね、僕も肉親じゃなかったら多分引いてる。ううん、若干今もどうかしてるって思うよ。お母さんはまぁ今までの行動知ってる人がいればわかると思うけど、僕を溺愛してる。そりゃもう・・・めにいれてもなんとやら・・・僕を女の子と思ってるのかなって思う。まず、何かしらどこかから帰ってきたら可愛いぬいぐるみか可愛い系のの服を買ってくるし・・・。ちっさい頃は女の子の服着てた時もあったなぁ・・・。


「だもんで、その・・・着れるまともな服があんまなくて・・・これも僕が自分で買った奴だしね。」

「なるほどな。んま、この機会にたんまり買ってけよ。」

「うん。玲治も自由にしてていいからね。僕勝手にフラフラ見てるから。」

「迷子になるなよ。」

「なんないよ!!」

「じゃ、会計終わったら俺探して声かけてな。そこらにいるから。」

「うん。」


玲治としばしわかれて理麻は服選びに向かったのだった。


玲治にもあるにきまってるだろ、ファンクラブ。親衛隊って風にしてもよかったんですが・・・ファンクラブのほうがなんかいいかなと・・・。なんとなくですが。


で、最近玲治の影薄くなってたので、此処で登場させましたね。

理麻の家と玲治の家は割と近所にあるんですけど、高校入学で離れてたんですよね。理麻は公立に通ってたので。

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