事件
レムリア大陸のある教会と神殿が、《虚飾》のヴァニターテの虐殺の被害に遭った。
ヴァニターテは武闘派で知られる神父30名余りを触れずに虐殺した。
神父の数人が教会の空間が歪んだのを捉え、大声を出した。
「何者だ?」
「【レムナント】はどこだ?」
ヴァニターテはそう訊いた。
教会の空間を歪ませ、姿を現したヴァニターテだった。
「殺すぞっ!」
ヴァニターテを女性と認識した神父の一人がヴァニターテに襲い掛かる。
ヴァニターテに襲い掛かった神父がヴァニターテに攻撃を与える寸前に身体が雑巾のように絞られて、大量の血液を辺りに撒き散らした。
雑巾のように絞られてその場に転がる被害に遭った神父だった。
残りの神父が、一斉にヴァニターテに襲い掛かるが攻撃は当たらず、雑巾のように絞られ、大量の血液を辺りに撒き散らした。
壁や地面に大量の血液が撒き散られ、壁に飛び散った大量の血液がぽたぽたと滴っていた。
雑巾のように絞られた神父の遺体を踏み潰すことなく、歩いていくヴァニターテだった。
「【レムナント】を回収しなくてはならないとは……」
ヴァニターテが呟いたのは、それだけだった。
レムリア大陸のある教会と神殿は、武闘派で知られる神父全員が無惨に殺されていた。
被害に遭った教会と神殿の内部は大量の血液が飛び散って汚れていた。
《虚飾》のヴァニターテが関与していると知る者は、誰一人居ない。
【レムナント】が誰に、何処に、影響するかはまだ誰も知らない。




