竜討伐
私がアヴァランシャへ到着すると冒険者ギルドの外で何人かの冒険者ギルド職員が片手を振っていた。
降り積もった雪を踏み締め、歩いていく。
「私はアルデです。竜は何処に?」
「あの山に棲みついて……今はA級冒険者パーティの《トランプ》がなんとか」
「わかりました」
私は自身に飛行魔法をかけて、ギルド職員が指を差した山に向かって飛んでいく。
A級冒険者パーティの《トランプ》が竜の攻撃をなんとか躱したりしていた。
クラブという男性冒険者が氷の槍を生成し、飛んでいる竜に目掛けて飛ばした。
スペードという冒険者が長剣をクラブが攻撃出来なかった竜に飛ばした。
クイーンという女性冒険者が自身の得物である斧を竜に飛ばした。
私が飛行したまま、4頭の青竜の上から柱の様な光線を降り注がせ、飛行していた4頭の青竜を倒していく。
「上級ラーザ!!」
「うおぉぉぉおおおぉぉぉ!!」
「やったぁぁあああぁぁ!!!!」
「凄いわ、あの人……」
雪が降り積もった地面に足をつけるとA級冒険者パーティの《トランプ》の面々が駆けてきた。
「凄いですね、さっきの!!」
「ほんとに凄かったわ!!」
「貴方のおかげで助かった!!ありがとう、名前はなんていうの?」
「アルデです」
「それってあの《竜堕とし》のアルデさん!?」
《トランプ》の面々は結構疲弊しており、飛行魔法を掛けて、一緒に下山した。
冒険者ギルドで大層な歓待を受けた私だった。
「アルデさん、来てくださりありがとうございます。《トランプ》の面々を助けてくださりありがとうございます!!」
ギルド長が握手を求めてきて、握手を交わした。
冒険者ギルドの職員一同と《トランプ》の面々から何度も感謝された。
私はギルド長に連れられ、一室に招かれた。
私はソファに座り、ギルド長も向かいのソファに座った。
「10メートル級の青竜でしたので1頭につき金貨500000枚になります。いかがですか?」
「それでいいです」
「解体後の卸していただける素材はどうなりますか?」
「その話は後日で宜しいですか」
「長旅でしたでしょう。配慮が足りませんでした。この度はありがとうございました。」
宿屋に向かった。
《トランプ》の面々は昂揚していた。
「《竜堕とし》のアルデさん、凄かったな」
「一撃で10メートル級の青竜を倒すなんて凄すぎだろ」
「アルデさん、普段は小屋にこもって出てこないんですって」
「アルデさんの使った魔法って俺らじゃ使えないやつだったよな。凄え」




