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エレメント  作者: ホワイトドラゴン
第四章 花の国編
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87話 分身の術

金村の頭上に向け富士の能力で作られた

巨大なカエルをかたどった飴の塊が落下した。


富士カラメル「これで『花の国』の反逆者は

討ち取ったべ!」


金村セイ「それはどうかな?」


飴のカエルに潰されたはずの金村が富士の後ろに

立っていた。


富士カラメル「は?どうしてだべ?」


金村セイ「"サンダーエレメント""雷分身かみなりぶんしん"だ!」


富士カラメル「変わり身の術で分身と

入れ替わったか?俺なら変わり身の速度に

追い付けるはずだべ!」


金村セイ「俺は変わり身の術なんて使ってないし

使えない!お前が飴の壁でガードしてる間に

雷の分身を作って本体の俺は隠れてた!」


富士カラメル「なるほど!"壁鋼飴べっこうあめ"は分厚い分

俺にも前が見えない!そこを利用されたべ!」


金村セイ「"サンダーエレメント""雷刃光剣らいじんこうけん"」


金村は掌から刀状の雷を放出した。


富士カラメル「"ドロップエレメント""飴銛あまもり"」


富士は掌から刃が三つ付いた飴の銛を放出した。


2人の刃がぶつかり合う。

富士は銛の刃と刃の間で金村の刀を挟み込んだ。


金村セイ「しまった!刀が動かねぇ!」


富士カラメル「吹き飛ぶべよ!」


富士は金村を廊下の端まで蹴り飛ばした。


金村セイ「"サンダーエレメント""雷刃光槍らいじんこうそう"」


金村の掌から発せられる雷の刃がさらに伸び

遠く離れた富士の胸を貫いた。


富士カラメル「ぐはっ・・・」


富士は感電しながら倒れ込んだ。


◆『潜影会』アジト 庭


赤坂ヒョウ、青柳アリサ、黒田シン

vs特殊能力対策機関1~12番隊隊長


青柳アリサ「アイツら多分、リュウが降りて来た

タイミング見計らって攻めてくる!

やっぱり私達で片付けちゃいましょう!」


黒田シン「フッ!そうだよな!行くぜ!

アリサちゃん!!」


青柳と黒田が待機中の特殊能力対策機関のいる

陣へ攻め込む。


赤坂ヒョウ「おい!無茶するな!」


乗り気ではなかったが赤坂も敵陣へ攻め込む。


新宿ショウヘイ「来たか!俺はまたお前と

戦いたくてうずいてたぞ!」


新宿の刀から発火する。


新宿ショウヘイ「"ファイアエレメント""飛龍火斬ひりゅうかざん"」


刀の刃先から龍をかたどった炎の塊が

放たれる。


赤坂ヒョウ「"ファイアエレメント""火炎斬かえんぎり"」


赤坂の手から刀状の炎を発し新宿の放った

炎の龍を斬り裂く。


赤坂ヒョウ「"ファイアエレメント""火炎槍かえんそう"」


鋭い槍状の炎を伸ばす。


新宿ショウヘイ「おっと!」


刀で炎の槍を弾く。


赤坂ヒョウ「ちっ!」


新宿ショウヘイ「動力密度エネルギーみつどのコントロールが

成長したな!赤坂ヒョウ!」


大崎ケント「"四脚乱爪しかくらんそう"」


犬の獣人に変化し両手両足の爪を高速で振るう。


黒田シン「フッ!!犬の獣人薬モンスタードラッグか!

これは速い!」


黒田は足技で大崎の爪を防ぐ。


青柳アリサ「"ウォーターエレメント""海流水槍かいりゅうすいそう"」


掌から直線上に進む流水を放った。


渋谷コウイチ「僕の能力忘れてもらっちゃ

困りますよ!」


渋谷は刀に冷気を纏わせた。


渋谷コウイチ「"アイスエレメント""氷斬一角ひょうざんいっかく"」


刀を振るい冷気を纏った斬撃を飛ばした。


上野ソウタ「さらに"氷結息アイスブレス"」


上野は冷気を口から吹いた。


二つの冷気により青柳の放った流水が凍結する。


渋谷コウイチ「待機のつもりでしたが、そっちから

攻めてくるなら仕方ないです!」


上野ソウタ「"雷光息サンダーブレス"」


上野の口から電流が流れ始める。


黒田シン「フッ!アイツ氷だけじゃなくて

雷の能力も使えるのか?」


青柳アリサ「違う!コイツ改造人間サイボーグなの!」


赤坂ヒョウ「カラクリ野郎、雷まで装備して

やがったか!」


上野ソウタ「食らえ!!」


上野の口から膨大な量の電撃が放たれる。


エレキ「"サンダーエレメント""雷斧切波ライフセイバー"」


突如現れたエレキの刀により電撃が斬り裂かれる。


黒田シン「フッ!雷が斬れただと?」


赤坂ヒョウ「あんたは!!」


エレキ「久しぶりだなヒョウ君!私は金村セイの

父親であり花の国の元国王!そして元侍であり

和の心を極めた剣技をモットーにしている!」


青柳アリサ「技名に和のカケラもない・・・」

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