86話 金村セイvs富士カラメル
『潜影会』アジトの外には
特殊能力対策機関1~12番隊隊長が全員
待機していた。
『潜影会』の幹部達を倒した
赤坂ヒョウ、青柳アリサ、黒田シンは
その様子を見て唖然とする。
特殊能力対策機関サイド
大久保フウマ「先輩達~!!まだ攻め込まなくて
良いんすか~!?」
五反田マサキ「ずっとこのまま待機してるのか?
俺は早く歌いたくてうずうずしてんだよ!」
大久保フウマ「え~~~!!先輩の歌は音痴で
俺達にもダメージ来るんすからマジで勘弁です!」
五反田マサキ「お前は先に締め上げてやろうか?」
大久保フウマ「ひぇぇぇ!!ごめんなさい~!」
上野ソウタ「だが、このまま待機というのも時間の無駄だろ!何故ならこの場でずっと待って
いなければいけないのだから!」
渋谷コウイチ「まだです!リュウ君・・・
白波リュウが静岡トカゲを倒して建物から
出て来てからです!!」
品川ユウコ「うふっ!白波リュウが勝つって
信頼してるのね!」
渋谷コウイチ「そう言う訳じゃありません!」
目黒ケイタ「やっぱり幼馴染みダネ!」
駒込ユウスケ「静岡トカゲは影の能力で人の
体を乗っ取りゅ!トカゲが勝ってここに
現れちゃらオイラ達も不利だから白波リュウ
が勝ちゅのに賭けるしかないね!」
上野ソウタ「なるほど!白波リュウが戦いを終え
疲れきって出て来たところが攻め込む合図だ!!
つまり体力を使い果たして現れたタイミングで
攻め込むという事だ!!」
池袋タクヤ「ぶっちゃけ全部同じ意味じゃね?」
巣鴨ゴウ「今日は邪魔者が入らなければ
良いがのう!」
恵比寿オサム「ホホホホ!この前は『白夜』の
ジョーカーに突然ワープさせられちゃいました
からね!」
大崎ケント「俺は怪力女に借りがある!」
新宿ショウヘイ「数少ない俺と同じ火の能力者!
あのガキがどんだけ強くなったか楽しみだな!」
赤坂、青柳、黒田サイド
赤坂ヒョウ「嘘だろ!?増員呼びに行ったのは
予想してたが、隊長全員来るとは思わねぇよ!」
青柳アリサ「けど・・・アイツら全然攻めて
来ないわね!」
黒田シン「フッ!ならこっちから出向くか!」
赤坂ヒョウ「バカ!やめとけ!特殊能力対策機関
をナメるな!数的にも俺達が不利だ!」
◆『潜影会』アジト 8階 廊下
金村セイvs富士カラメル
金村セイ「"雷の素""雷撃光牙"」
金村の掌から放電し富士に突撃する。
富士カラメル「"飴の素""壁鋼飴"」
富士の掌から飴を放出し壁を作った。
飴の壁は分厚く電撃を纏った掌でも破れなかった。
金村セイ「飴ってのは電気通さないのか?」
富士カラメル「"飴の素""水飴"」
飴の壁は液状化し金村の足場を固めた。
金村セイ「"雷の素""被雷身"」
金村は足元に電流を流した。
完全に固形化する前だったため動きを
封じられずに済んでいた。
金村セイ「なるほど!液体要素が強い水飴なら
電気が通るし飴で固められずに済む!」
富士カラメル「足元ばっか気にしてないで
天井にも気を付けるべよ!」
金村セイ「は?」
天井に液状の飴がまとわり付き巨大なカエルの様
な形状を作り始めていた。
富士カラメル「"飴の素""飴蛙"」
巨大なカエルの形状をした飴の塊が落下する。
金村セイ「"雷の素""雷撃光柱"」
金村は全身から放電し電撃を上へ打ち上げた。
巨大な飴のカエルは完全に固形化しており破壊
出来なかった。
富士カラメル「残念!潰れるべ!」
金村セイ「今度はダメか・・・」
金村の頭上に向け飴のカエルは完全に落下した。




