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エレメント  作者: ホワイトドラゴン
第四章 花の国編
85/127

77話 花の国の王

白波リュウ、金村セイは檻に入れられ

捕まっていた元国王エレキと出会う。


金村セイ「あんたが捕まってからトカゲが国王に

なったよ・・・」


エレキ「だろうな!部下達からしたら私に

切り捨てられた所を拾ってくれた英雄だ・・・」


白波リュウ「この国で何があったんだよ?」


金村セイ「親父は元々は『花の国』の国王だった。

忍者になる事を拒んで俺はグレてたが、国民から

部下から信頼されてた。」


白波リュウ「あの忍者の奴ら元はお前の父ちゃん

の部下だったんだろ?それが何であんなに

恨まれてるんだ?」


金村セイ「御殿場シノブが俺の親父に化けて

一般市民に高額の献金を求めて従わない奴

を斬りつけるような政策を行ったんだ。

親父が不在のタイミングを狙ってな。」


白波リュウ「アリサの国に似てるな・・・」


金村セイ「だが、本当の目的は献金じゃない。

親父のこの国での信頼を奪う事だった。

親父は国民達の前で弁明を行おうとしたが

スピーチのタイミングでトカゲの影が親父の体を

乗っ取り国民達への乱暴を行ったんだ。」


白波リュウ「ひでぇ・・・」


エレキ「私の能力までは使わずにいたから被害

は最小限に済んだが地位は全て失いこのザマだ。」


白波リュウ「それでトカゲはなんで国王になれた

んだよ?アイツは犯罪組織のリーダーとして

それなりに有名だったはずだろ?」


金村セイ「『潜影会せんえいかい』が操り人形になった親父を

ぶっ飛ばして英雄になったからだ。

俺は親父が操られる一部始終も見てたから声を

挙げたが誰かさんが悪さしまくってたせいで

信頼してもらえなかった。」


エレキ「悪さしまくってたのはお前だ!!

だが、お前も被害者だ・・・私のせいで犯罪者の

息子にしてしまった。」


白波リュウ「ところでセイは何したんだよ?

国の皆にめっちゃ嫌われてんじゃねぇか!」


金村セイ「忍術の修行はろくにしない癖に

禁術の巻物を盗んだり、金目の物を盗んで

売り捌いたり、金がなくなったら勝手に国外

に出て賞金稼ぎやったり色々だな!」


白波リュウ「思った以上に自業自得なんだな・・・」


エレキ「あぁ、どうしようもない息子だ。」


白波リュウ「けど、禁術ってなんだ?」


エレキ「雷を扱う能力の事だ。私も使うことが

出来るがあまりに危険なんで私含め使用を

禁じていた。」


白波リュウ「俺も"サンダーエレメント"は初めて見た。

けどよ・・・忍術にばっかこだわってたら強く

なれねぇし、トカゲも倒せねぇだろ!」


白波は鉄の檻に動力エネルギーを流し込み檻を斬り裂いた。


エレキ「檻が斬れた?貴様、風属性か?」


白波リュウ「やっと自分の刀以外の物に動力エネルギー

流し込めるようになった。」


檻の外には刀が二つ置かれていた。


白波リュウ「一つは俺のだ・・・もう一つは

誰の刀だ?」


エレキ「それは私の刀だ!私は元々は侍なんだ!」


白波リュウ「忍者に侍にこの国面白ぇ!」


檻を抜けたが部屋には指紋認証が必要な

扉が有ったため出られずにいた。


白波リュウ「参ったな!鉄が分厚すぎる!」


白波は扉に向け大刀を振るったが斬れなかった。


金村セイ「"サンダーエレメント""起動源きどうげん"」


扉の電源に向けて放電し扉を開くスイッチを

作動させた。

扉が開くと武器を持った兵士達がいた。

鎧を纏い忍者とは違う装いをしていた。


白波リュウ「コイツらも『花の国』の人間なのか?」


エレキ「いや、恐らく最初から『潜影会せんえいかい』にいた

奴らだ。私の部下ではないから遠慮なく

力を使うことが出来る!!」


エレキは刀を抜いた。


白波リュウ「来るぞ・・・侍ならではの剣術が!」


白波は唾を飲み込んだ。


エレキ「"サンダーエレメント""雷迅斬刀ライジングスパート"」


エレキは雷の速度で駆け抜け電気を纏った刀を

兵士達に食らわせた。


エレキ「"サンダーエレメント""雷糸忍突棘ライトニングスティンガー"」


さらに電気を纏った刀の突きを連続で放った


兵士達は感電しながら次々に倒れた。


エレキ「これが和の心だ!!!」


白波リュウ「技名に和のカケラもねぇ・・・」

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