75話 同格
白波リュウ、赤坂ヒョウ、青柳アリサ
黒田シン、金村セイは再び『潜影会』の
アジトに突入する
しかし『潜影会』アジトの庭に
無数の御殿場シノブが待っていた。
白波リュウ「はっ!?何で?」
赤坂ヒョウ「影分身の術?」
無数の御殿場シノブは静止した状態で
四方八方に配置されていた。
御殿場シノブ「安心するザマス!これは
石や木の柱を私の姿に変化させただけザマス!」
金村セイ「御殿場シノブの"変化の素だ!
自分や物を別の姿に化けさせる事が出来る!
どうせほとんどマネキンだ!
無視して城の中に入るぞ!」
御殿場シノブ「好きにするが良いザマス!
その代わりあなた達が背を向けた瞬間に
生えている草を全て剣の山に変えるザマス!」
白波リュウ「そうだった・・・コイツどこでも
武器が作れるんだ・・・」
青柳アリサ「巻物の子と同じね!」
黒田シン「フッ!だったら全部粉砕してやる!」
御殿場シノブ「後、私に化けさせた何体かは
爆弾だから気を付けるザマス!」
赤坂ヒョウ「本物を見つけるしかねぇな!」
御殿場シノブ「それより喜ぶべきザマス!
四方八方美女に囲まれるハーレム!
坊や達に取って天国ザマショ?」
金村セイ「あぁ、あちこちにババァ・・・
確かに地獄だ・・・」
御殿場シノブ「だからせめて熟女にするザマス!」
御殿場は膝をついた。
黒田シン「フッ!お前が本物だな!」
黒田は膝をついている御殿場に飛び蹴りを
放った。
御殿場シノブ「感謝してるザマスわよ!
あなたの影!」
御殿場は同じ角度、同じ威力の蹴りで相殺する。
白波リュウ「あのババァ、あんた強かったか?」
金村セイ「恐らく黒田シンの影を取り込んだな!」
黒田シン「フッ!ちょうど良い!俺の技を
コピーした奴と戦いたかったとこだ!
お前らは先に行け!」
白波、赤坂、青柳、金村は城に入る。
城のロビーの壁に無数の巻物が飾られて
いた。
焼津マキ「"巻物の素""地雷操具"」
白波、赤坂、青柳、金村がロビーに入った瞬間に
四方八方の巻物の中から手裏剣が飛んで来た。
赤坂ヒョウ「トラップか!?」
白波リュウ「"風の素""突風大破"」
大刀を振るって突風を起こし手裏剣を弾いた。
青柳アリサ「やっぱり、あんたの仕業ね!」
焼津マキ「また会えて嬉しいでありんす!
あんたの影のおかげで使える武器が増えて
お礼したかったでありんすよ!」
焼津は巻物から武器を取り出す。
赤坂ヒョウ「で・・・でけぇ!!」
焼津マキ「これ折角回収したのにあちきの力じゃ
持てなくて宝の持ち腐れだったでありんす!」
焼津が取り出したのは身長の二倍ほどある
巨大ヌンチャクだった。
白波リュウ「どんだけ怪力なんだよ!?」
青柳アリサ「私にも同じことが出来る!!」
落ちていたガレキを持ち上げ焼津に投げつけた。
焼津マキ「正確にはあちきがあんたと同じ事が
出来るようになったでありんす!」
巨大ヌンチャクを振るい飛んできたガレキを
粉々に砕いた。
金村セイ「アリサの影を取り込んだか・・・
そりゃ厄介だ!!」
青柳アリサ「流石は私のコピー!中々の腕力ね!」
熱海ヒデリ「隙だらけだぞ!!」
同じ部屋に潜んでいた熱海が青柳に飛びかかる。
青柳アリサ「"水の素""群鮫津波"」
大量の鮫をかたどった水の塊を
熱海に向けて飛ばす。
熱海ヒデリ「"灼熱の素""熱気掌"」
高熱の掌を振るい水の鮫を次々に蒸発させていく。
青柳アリサ「どうやらコイツら相手に水の能力は
あまり役に立たなそうね!」
熱海ヒデリ「お前もまだまだ熱さが足りない!」
赤坂ヒョウ「"火の素""火炎脚"」
熱海は青柳に対して高熱の拳を振るったが
赤坂の炎を纏った脚で受け止められる。
赤坂ヒョウ「リュウ、セイ先に行け!城の上に
トカゲがいるはずだ!」
白波リュウ「ああ!ここは任せた!」
金村セイ「待ってろよ!『花の国』を俺以上に
めちゃくちゃにしやがって!」
白波と金村はロビーを抜け階段を駆け上がる。




