8話 海の国
前回までのあらすじ
脱獄犯の白波リュウと賞金稼ぎの赤坂ヒョウは行動を共に開始し、初めての依頼を受け
犯罪組織『海皇団』を討つべく海の国へ向かった。
◆海の国 王宮
クラゲ「まさか白波リュウと赤坂ヒョウが本当にこの国に来るとはな!こんな簡単に食い付くとは私も驚きだよ!」
★クラゲ
海の国の国王
那覇 キリサメ「俺たちの首で良ければいくらでも餌に使ってください。どうせ討ち取れやしないんで。」
★那覇 キリサメ
海皇団の指導者
男
石垣 イソベイ「この国では魚が人を食うんだ。」
★石垣 イソベイ
海皇団の幹部
男
琉球 タツマ「水の本当の恐ろしさを・・・いや、海で生きてきた俺たちの恐ろしさを奴らは知らない。」
★琉球 タツマ
海皇団の幹部
男
泡盛 センボン「何より俺たちにはあの薬の力がある。」
★泡盛 センボン
海皇団の幹部
男
◆海の国 海辺近くの村
リュウとヒョウは海の国に辿り着いた。
見渡す限りの砂浜と美しい海が広がり
リュウとヒョウも心を奪われていた。
村人A「すみません!ウチはこれで精一杯なんです!」
剣士の男「お宅これで足りると思ってんの?」
この村人は献金すべき額を払えず困っていた。
海の国では海皇団の力を持って村人を恐怖で支配していたのである。
剣士の男「金が無理なら体で払ってもらうぜ!」
男は刀を抜いた。
白波リュウ・赤坂ヒョウ「何やってんだ!てめぇ!」
リュウとヒョウは剣士の男に殴りかかった
とある少女「だめー!!」
謎の少女が現れリュウとヒョウを殴り飛ばして止めた。
剣士の男「今日はこの辺にしといてやるよ!ガキども命拾いしたな!このお嬢ちゃんに感謝するんだな!」
男は去っていった。
白波リュウ「何するんだよ!」
赤坂ヒョウ「止めるにしても加減があんだろ!誰だ?」
少女はリュウとヒョウを軽く殴り飛ばしてしまうほどの腕力を持っていた。
青柳アリサ「私は青柳アリサ!あんた達この国の人じゃないわよね?海皇団に手上げたら死刑!!皆知ってることよ!」
★青柳 アリサ(16)
村に暮らす高校生
数時間後
青柳アリサ「ごめんなさい・・・恥。依頼を受けてくれた白波リュウさんと赤坂ヒョウさんだったなんて気付かなくて。」
白波リュウ「まぁ気にすんな!」
赤坂ヒョウ「お前が依頼主か!俺たちも何も考えず暴れて悪かったな!」
リュウとヒョウはアリサの家に招かれた。
青柳ミコト「いらっしゃい!あなた達が依頼を受けてくれた子達ね!上がって上がって!」
★青柳 ミコト(40)
アリサの母
リュウとヒョウは手料理を振る舞われた。
2人は今まで食べた事のないような家庭の味に安心感を抱き、海皇団の支配や海の国の悲惨な現状について話題にする事なくただただ青柳母娘とともに笑い合っていた。
リュウとヒョウが寝静まった頃
2人の元にナイフを持って忍びよる人物がいた。
赤坂ヒョウ「なんかおかしいと思ったんだよ!市民からの依頼は珍しいから念のため警戒
してたが正解だった!」
ヒョウは寝込みを襲われそうになった瞬間すぐに目を覚ました。
青柳ミコト「な・・・なんで?」
ナイフを向けたのはアリサの母ミコトだった。
赤坂ヒョウ「俺と白波リュウの首を差し出して献金チャラにしてもらうってそんなとこか?確かにコイツの首は結構金になるからな!」
青柳ミコト「クラゲ王からの命令だったんです!本当にごめんなさい!」
ミコトは泣き崩れた。
白波リュウ「つまり依頼は罠だったって事か!フワァ~~」
リュウも目を覚ました。
青柳アリサ『お母さんもう良いよ!この2人は私がやる!2人とも外に来て!!」
アリサはリュウとヒョウを外に連れ出した。




