71話 特殊タイプ
◆花の国 『潜影会』アジト 湖の外側
白波リュウと金村セイの場面
白波リュウ「変身のババアと熱血馬鹿、
どこか行ったな!
金村セイ「喋るコウモリに連れてかれたな!
恐らく静岡トカゲの影だ!」
湖の水が抜け、渡るための橋が現れた。
赤坂ヒョウ、青柳アリサ、黒田シン、
特殊能力対策機関・上野ソウタ、五反田マサキ、
目黒ケイタ、品川ユウコが湖の内側から
橋を渡ってくる。
赤坂ヒョウ「おーい!」
金村セイ「ヒョウ!無事だったか!
久しぶりだな!!」
赤坂ヒョウ「お前、今度は偽物じゃねぇよな?」
金村セイ「俺は本物だ!!
変化のババアは城に帰ったよ!」
品川ユウコ「白波リュウ・・・」
白波リュウ「あっ・・・布おんな!」
品川ユウコ「貴様良くも私を突風で
吹き飛ばしてくれたな!!布なのを良い事に!」
品川は白波の胸ぐらをつかんだ。
白波リュウ「布斬っても面白くなかったからだよ!
良かったじゃねぇか!生きてたんだから!」
品川ユウコ「それは私の能力への侮辱だ!!」
目黒ケイタ「その辺にしときナヨ!」
五反田マサキ「喧嘩はやめるんだ!!!」
五反田はマイク越しに言葉を発した。
品川ユウコ「分かった・・・分かったから
マイク越しに話すな・・・」
品川は白波リュウから手を離し膝をついた。
青柳アリサ「声が割れまくってる・・・
コイツ音痴なだけじゃないのね・・・」
上野ソウタ「五反田に音痴は禁句だ!
それは、音痴とは言ってはいけないからだ!」
黒田シン「フッ!そろそろアイツらの能力の
分析をしようぜ!」
金村セイ「そうだな!!俺は『花の国』に
暮らしてるからアイツらの能力は良く知ってる!」
黒田シン「フッ!能力は大きく分けて、
動力を自然物に変換し放出する『自然タイプ』
身体構造を強化または変化させる『身体タイプ』
もう1つは能力では一番珍しい『特殊タイプ』
この3つに分けられる!」
金村セイ「影を操る能力、飴を放出する能力、
巻物に武器を収納する能力、他人に化ける能力、
熱海ヒデリ以外の幹部達は全員『特殊タイプ』
に当てはまるだろうな!」
白波リュウ「アイツの攻撃は兎に角熱かった。
ヒョウの炎より熱くて溶けるかと思った!!」
赤坂ヒョウ「何だと?俺の攻撃食らって
平気だったお前が?」
金村セイ「熱海ヒデリは"灼熱の素"の使い手だ!
高熱を発するだけだがヒョウの"火の素"の進化系だよ!」
赤坂ヒョウ「俺より高熱を操る奴か!
少し面白くなってきたな!」
品川ユウコ「『特殊タイプ』ならうちにも
いるわね!大久保フウマの"墨の素"
墨で描いた絵を操るなんてお調子者の癖に
繊細な能力持ってるのよ!」
目黒ケイタ「攻撃には肉食動物を、
捕獲には蛇を、隠密行動には小動物を描いて使う。
便利な能力ダナ!!」
五反田マサキ「能力的に特殊能力対策機関より
スパイや忍者の方が向いてるんじゃねぇか?」
上野ソウタ「あのうるささじゃ無理だろ!
うるさいとはすなわち隠れて行動する事が
出来ないと言う事だ!」
品川ユウコ「確かに(笑)ところで『潜影会』は
アンタ達に任せて良い?」
白波リュウ「最初から俺達のターゲットは
アイツらだから構わねぇがお前らは良いのか?」
品川ユウコ「脱出に協力してくれたから今回は
見逃してあげる!『潜影会』の首も
アンタ達が討ち取りなさい!」
特殊能力対策機関の隊長達が去っていく。
金村セイ「俺達犯罪者だよな?
特殊能力対策機関やけに寛大じゃねぇか?」
黒田シン「フッ!いや、多分違う・・・」
赤坂ヒョウ「アイツら増員呼びに行ったな!!」
青柳アリサ「倒した犯罪組織と戦い疲れた私達を
まとめて捕らえるつもりね!いつものやり方よ!」
白波リュウ「俺、やっぱりアイツら嫌いだ!」




