69話 スイッチ
潜影会のアジトから出るには湖を抜ける
必要があり、湖の水を抜くのに幹部達が持つ
スイッチを押す必要があった。
青柳アリサ「どうやったら巻物の中身出せるの?」
焼津マキ「私の意志でしかこの中の物は出せない
でありんす!」
青柳アリサ「あんたがくたばったら?」
焼津マキ「そうしたら巻物の中身は永遠に
出せないでありんすね~!!」
青柳アリサ「だったら早く湖の水抜くスイッチ
を出せー!」
焼津マキ「そうはいかないでありんす!」
巻物をほどき中から鎖を放出する。
鎖が青柳を縛りつける。
青柳アリサ「しまった!」
焼津マキ「この巻物にはこんな使い方も
あるでありんす!!」
鎖が巻物の中に戻っていく。
青柳は巻物に吸収されることなく巻物と鎖に
繋がれた状態になった。
青柳アリサ「ほどけ!巻物を破れば・・・」
焼津マキ「そうしたら動けるようになるけど中の
スイッチがずっと出せなくなるでありんす!」
青柳アリサ「ふざけんな!」
青柳は鎖の方を手で引き裂いた。
焼津マキ「なんて怪力ありんす!あちき怖い!」
◆花の国 『潜影会』アジト 廊下
特殊能力対策機関・上野ソウタと
富士カラメルの場面
上野ソウタ「俺達がいる建物は湖に囲まれてる
つまり、湖が建物を囲んでいると言うことだな!」
富士カラメル「・・・あぁ!そうだべ!
この敷地から完全に抜けるには湖の水を抜く
必要があるべよ!」
上野ソウタ「湖の水を抜かないと出られない
と言う事は水を抜けば出られると言う事だな!」
富士カラメル「・・・そして水を抜くにはこの
スイッチを押す必要がある!絶望的だろ?」
スイッチは飴に固められていた。
上野ソウタ「水を抜くのにスイッチを押す
必要がある。すなわちスイッチを押せば水が
抜けると言うことだ!違うか!?」
富士カラメル「全部同じ意味じゃねぇか!!
さっきからお前の言い回し調子狂うんだべ!!」
◆花の国 『潜影会』アジト 湖の外側
白波リュウ、金村セイ、
御殿場シノブ、熱海ヒデリの場面
白波リュウ「湖の水を抜かないと
中に入れねぇだと?」
御殿場シノブ「そうザマス!水を抜くスイッチは
ここザマス!」
白波リュウ「よこせ!」
白波は大刀を持ち御殿場に迫る。
御殿場シノブ「"変化の素""変換自材"」
周りに生えていた草をトゲに変化させる。
白波リュウ「痛っ・・・!」
白波はトゲを踏んでしまう。
御殿場シノブ「どこでも武器を作れる私は
無敵ザマス!!」
木の枝を槍に変化させ白波に向けて突いた。
白波リュウ「くそっ・・・」
白波はなんとか避けようとしたため
急所を外したが横腹に槍が突き刺さる。
金村セイ「"雷の素""雷針千本"」
熱海ヒデリ「まだまだ熱さが足りねぇ!!」
金村の掌から無数の針状に変化させた雷を
御殿場に向けて飛ばしたが、
熱海が全身で雷の針を受け止める。
金村セイ「気合いだけで雷を
受け止めてんじゃねぇよ!!」
熱海ヒデリ「俺の高熱が電撃を上回っただけだ!」
熱海は地面に手を着く。
熱海ヒデリ「"灼熱の素""熱海魚"」
地面が徐々に灼熱に侵食されていく。
白波リュウ「なんだこりゃ?地面が熱い・・・」
白波と金村は加熱されていく地面に
飲まれないように走る。
金村セイ「ん?これもしかして
スイッチじゃねぇか?」
走る途中地面に埋め込まれたスイッチを見つける。
御殿場シノブ「それを見つけても無駄ザマス!
私達が持つ遠隔スイッチでしか
作動できないザマス!」
金村セイ「いや・・・そうでもねぇぞ!」
金村の手から放電する。
金村セイ「"雷の素""起動源"」
地面に埋め込まれたスイッチに電撃を当てる。
御殿場シノブ「あ・・・」
電源が作動し湖の水が抜けていく。




