62話 偽物
赤坂ヒョウ、青柳アリサ
特殊能力対策機関の隊長
上野ソウタ、五反田マサキ、
目黒ケイタ、品川ユウコは
同じ檻に捕らわれていた。
全員、変化の能力者に騙され捕まったのである。
捕まった6人は協力し脱獄を試みる。
品川ユウコ「よし!外れた!!」
目黒ケイタ「こっちも外れタヨ!」
品川が青柳の手錠を
目黒が赤坂の手錠を外した。
青柳アリサ「ありがとう!まさか特殊能力対策機関
に助けてもらうなんて!」
品川ユウコ「あなたの国を助けてあげられなかった
からね・・・」
青柳アリサ「良いのよ!そのおかげで仲間にも
出会えたし!」
品川ユウコ「そう・・・そのせいであなたを
犯罪者側にしてしまった!やっぱりこの場で
捕まえるわ!!」
品川は刀を抜く準備をした。
青柳アリサ「望むとこよ!」
青柳は拳を鳴らした。
上野ソウタ「やめろ!協力するんじゃないのか?
協力するとはすなわち力を合わせると言うことだ!
今は喧嘩するな!!」
五反田マサキ「やはりここは俺様の歌で
この場を平和に・・・」
五反田はマイクを握る
上野ソウタ「それはもっとやめろ!」
◆花の国 港
白波リュウ、黒田シンは口調がおかしい
赤坂ヒョウに違和感を覚えていた。
黒田シン「フッ!お前、赤坂ヒョウじゃねぇな!」
赤坂ヒョウ「何言ってるザマス?
どこからどう見ても赤坂ヒョウだろ!」
白波リュウ「なんか変なんだよ・・・」
赤坂ヒョウ「私は本物ザマス!!!」
白波リュウ、黒田シン「絶対違うだろ!!!」
赤坂ヒョウ「どうしてバレたのかしらね?
私の術は完璧だったザマス!!」
赤坂の姿をしていたはずの人物は
女性の姿に変わった。
白波リュウ「ババァ?」
御殿場シノブ「せめて熟女にするザマス!
これだから最近の若い男は!」
★御殿場 シノブ
→能力 : 変化の素
黒田シン「フッ!化ける対象をアリサちゃんに
せずいてくれてありがとうよ!」
白波リュウ「ヒョウとアリサは無事なのか?」
御殿場シノブ「今は捕まってもらってるだけ
だから安心するザマス!
あなた達も捕まってもらうザマスよ~!!」
白波リュウ「そうは行くか!!」
白波は御殿場に刀を振るった。
御殿場シノブ「"変化の素""複写転身"」
御殿場は黒田シンに化けた。
白波リュウ「あれ?アイツが消えてシンが
現れた?」
黒田シンA「フッ!俺はこっちだ!」
黒田シンB「いや!こっちが本物だ!
騙されるな!!」
白波リュウ「シンが2人いる!!
どっちか分からねぇ!」
黒田シンA「フッ!お前の目の前ではっきり
姿を変えるとこ見せてただろ?どう考えても
アイツが偽物だ!」
黒田シンB「アイツは変わり身の術を使って
入れ替わったんだ!騙されんな!」
黒田シンA「フッ!変わり身の術か忍者の国なら
有り得るか!」
白波リュウ「その腹の立つ喋り方本物だ・・・
つまり、偽物はお前だ!!」
白波は偽物の黒田に斬りかかった!
黒田シンB
→御殿場シノブ「何で分かったザマス!?」
偽物の黒田は御殿場の姿に戻った。
白波リュウ「"風の素""白刃手裏剣"」
白波は大刀を振るい手裏剣の形状をした斬撃を
大量に飛ばした。
御殿場シノブ「"変化の素""変換自材"」
御殿場は周りに落ちていた葉を大量の手裏剣に
変化させ白波に向けて飛ばした。
斬撃と手裏剣がぶつかり合う。
白波リュウ「落ち葉が手裏剣に変わった?」
御殿場シノブ「私は触れた物を面積や体積が
ある程度同じであれば別の物に変化させることも
可能ザマス!」
御殿場は草をムシり大量のトゲに変化させる。
黒田シン「フッ!いつでもどこでも武器が用意
出来るって訳か!」
御殿場シノブ「さぁ食らうザマス!!」
大量のトゲを連続で投げた。
黒田シン「フッ!ラチがあかねぇな!」
黒田はトゲを全てかわし御殿場にせまった。
黒田シン「"怪脚鎌"」
御殿場の首に蹴りを放った。
蹴りが当たった瞬間、御殿場が丸太に変わる。
黒田シン「本当に変わり身出来たんだな。」
御殿場シノブ「正確には丸太を私の姿に
少しの間、化けさせただけザマスけどね!!」
御殿場は黒田の後ろに立ちトゲを構えた。
???「"雷の素""雷撃光牙"」
雷を纏った何者かの掌が御殿場にぶつかる
御殿場シノブ「あぁぁぁ!誰ザマス!?」
金村セイ「俺は金村セイ!賞金稼ぎだ!
ババァ良くも俺に化けて友達に
近付いてくれたな!」
★金村 セイ(19歳)
→能力 : 雷の素
→『花の国』の不良。賞金稼ぎ。
赤坂ヒョウの古き友人。




