53話 精神解放
姫路ココロは自身の胸に手を当てた。
姫路ココロ「"心の素""精神解放"」
姫路の体からオーラが広がっていく。
黒田シン「なんだ?この気迫・・・」
姫路ココロ「ウォォォ!」
姫路が闘技場の壁を殴り付けると
粉々になって崩れた。
黒田シン「え?」
姫路ココロ「私はさっきの1000倍強い!
覚悟しなさい!!」
黒田シン「"怪脚斧"」
黒田は上空に跳ね上がりカカト落としを放った。
姫路ココロ「精神エネルギーを脚へ・・・」
姫路は高速で攻撃を避け
空気を蹴りを上空へ上がった。
黒田シン「さっきより速い・・・」
姫路ココロ「精神エネルギーを腕へ・・・」
黒田に拳を放った。
黒田シン「ゲホッ・・・どうなってる?」
姫路ココロ「これは自分自身に掛ける"心の素"
の奥義 "精神解放"。人間誰しも心にある迷いや
自信のなさを自分で破壊し動きの制限を
なくしたの。」
黒田シン「フッ!なるほど!俺も厄介な敵として
認めてもらえたみたいだな!」
姫路ココロ「さらに精神エネルギーを特定の部位
に集中させることで通常の100倍の威力で
攻撃を放てる。」
姫路と黒田は同時に蹴りを放ち打ち合う。
黒田シン「"怪脚鞭"」
地面を沿うように下段蹴りを放つ。
姫路ココロ「うっ・・・」
姫路に下段蹴りが当たり倒れ込む。
黒田シン「心力を体術に全集中する分どうやら
心を読む力は落ちるみたいだな!」
黒田は倒れた姫路にカカト落としをする準備
をする。
姫路ココロ「その分瞬発力は増してる!」
黒田がカカト落としを放った瞬間に高速移動し
黒田の後ろに回り込み連続の拳を放った。
黒田シン「フッ!こりゃ強力だ!」
黒田は一瞬攻撃を食らいかけたが
体制を崩さず連続の蹴りで対抗した。
姫路ココロ「ハァハァ・・・まだまだ!」
黒田シン「無理矢理リミッターを破壊したみたい
だが、身体の作り自体は変わる訳じゃない!
それを続けるのは無理があるぞ!」
姫路ココロ「うるさい!」
黒田シン「落ちこぼれだった俺が
必死にならなきゃ倒せないと思ってもらえる
だけで十分だ!」
黒田は地面に手を付き逆立ちして足を開いた。
黒田シン「"怪脚回天刃"」
足を開いた状態で回転し連続の蹴りを姫路に
食らわせた。
姫路は吹き飛ばされ戦闘不能になった。
姫路ココロ「動けない・・・」
黒田シン「やめとけ!!もうとっくに
限界超えてんだろ!」
姫路ココロ「本当に強くなったね・・・」
姫路は意識を失った。
白波リュウは西宮ハガネを
黒田シンは姫路ココロを
それぞれ倒した。
白波リュウ「やるな!お前!」
黒田シン「フッ!体術だけで能力者に勝てると
証明したぞ!」
黒田は自信満々な台詞を放ちつつも
涙を浮かべていた。
神戸カナタ「ハガネ・・・ココロ・・・嘘やろ?」
白波リュウ「後はお前だな!」
黒田シン「フッ!俺達の戦いが終わるまで
邪魔せず見守ってくれててありがとうよ!」
神戸カナタ「アイツらが勝てると
信じとったからな。
それに、仮に追い詰められても誰かの援護を
望まぬ奴らやった。」
黒田シン「フッ!やっぱお前も武の国の人間だな!」
神戸カナタ「たが俺達は武の国を追われた。」
神戸は突如消えた。
白波リュウ「あれ?アイツはどこ行った?」
神戸カナタ「"迅速の素""迅雷光拳"」
白波と黒田は目に見えない攻撃に吹き飛ばされた。
神戸カナタ「目にも止まらぬ超高速の動きが可能な
"迅速の素"地味だが便利な能力や!
お前ら俺には追い付けへんぞ!」




