52話 読心術
黒田シンは幼馴染みでもある姫路ココロと
対峙する。
姫路ココロ「"心の素""読心"」
姫路は目を閉じる。
黒田シン「"怪脚乱射弾"」
黒田は爪先で突くような蹴りを連射した。
姫路は攻撃の軌道を先読みし全てかわす。
姫路ココロ「やっぱり前より蹴りが
速くなってる!」
黒田シン「フッ!心を読んでも追い付けなきゃ
意味がない!ココロも能力に慢心してたわけ
じゃないと分かって安心したよ!」
姫路ココロ「当たり前よ!攻撃を避ける瞬発力、
相手の心からどこに攻撃が来るか予想する計算力、
心を読む能力を最大限生かす訓練なら
積んできた。」
黒田シン「フッ!たが、避けてばっかじゃ今の
俺は倒せないぜ!」
黒田は蹴りを放つ。
姫路ココロ「馬鹿にしないで!」
姫路も蹴りを放ち2人の蹴りがぶつかり合う。
黒田シン「蹴りが重い・・・流石だな!」
姫路ココロ「武の国を去ってからも
訓練してるの!あんたには負けたくなかったし!」
黒田シン「フッ!!」
2人とも譲らず蹴りを連続で放ち続けた。
黒田シン「"怪脚鞭"」
黒田は地面を沿うような軌道で下段蹴りを放った。
姫路ココロ「"天駆"」
姫路は空気を蹴りながら空中へ駆け上がった。
姫路ココロ「この!!」
空中で黒田に蹴りを放つ。
黒田シン「フッ!空中でこの威力!」
黒田は脚で姫路の蹴りを受け止めた。
兵士X「姫路さん!俺達にも手伝わせてください!」
兵士Y「コイツ隙だらけっすね!」
兵士Z「やっちまえー!!」
姫路の仲間の兵士達が黒田に一斉に襲いかかる。
姫路ココロ「"心の素""壊心"」
姫路は兵士達の胸に掌を当てた。
兵士X「私は虫ケラです!」
兵士Y「皆さんと同じ空気を吸ってすいません!」
兵士Z「所詮モブキャラが邪魔してすいません!」
兵士達が次々に膝をついた。
姫路ココロ「悪いけど邪魔しないで!
コイツは私の敵だから!」
黒田シン「フッ!俺にはその技やらなくて
良いのか?」
姫路ココロ「あんたは読心術と体術だけで
倒したいの!」
黒田シン「フッ!読心に集中するつもりか!
お前の心を読むスピードに追い付いてやる!」
姫路ココロ「そこっ!」
黒田は下段蹴りをすると見せかけて上段蹴り
をするフェイントを行ったが姫路に心を
読まれ防がれる。
黒田シン「やっぱり読まれてた!」
姫路ココロ「どこを攻撃してくるかもどこに避ける
かも全部分かる!」
姫路の蹴りを避けようとした黒田が移動する
方向に向けて蹴りを放った。
黒田シン「くっ・・・」
黒田は吹き飛んだ。
姫路ココロ「認めてあげる!落ちこぼれだった
あんたは驚くほど強くなった!本気で行かないと
倒せないからここまでしてるの!!」
黒田シン「フッ!そりゃ嬉しい!」
黒田は消えるように高速移動した。
姫路ココロ「消えた・・・なんてね!!」
姫路は後ろに振り返り拳を放った。
後ろにいた黒田は拳が来た瞬間にしゃがんだ。
黒田シン「甘い!」
黒田は姫路のアゴを目掛けて蹴りを放った。
姫路ココロ「うぐっ・・・」
蹴りが入り姫路はふらついた。
黒田シン「ハッ!」
黒田は姫路の横に移動し横腹に蹴りを入れた。
姫路ココロ「ガハッ・・・」
姫路は倒れ込んだ。
黒田シン「フッ!何とかお前の心を読むスピード
に追い付いて来たぜ!」
姫路ココロ「これを使うしか・・・」
姫路は自分の胸に手を当てた。




