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エレメント  作者: ホワイトドラゴン
第三章 武の国編
54/121

49話 想像力

白波リュウと黒田シンは

神戸カナタ、西宮ハガネ、姫路ココロが攻めてきた

闘技場に向けて引き返す


黒田シン「カナタ・・・ハガネ・・・ココロ・・・

お前達は俺の目標だったはずなのに何でだ?」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

黒田は8年前を思い出す


姫路ココロ「シンには攻撃を避ける瞬発力がない!

相手がどこを狙ってるのか、何を考えてるか

想像するの!!心を読むつもりでやって

みて!」


西宮ハガネ「そんな軟弱な体じゃ戦場ですぐに

死んじゃうでがんす!蹴りの特訓も良いけど

筋トレも大事でがんすよ!鉄の体を作る

つもりで!」


黒田シン「んな事言われたってよ!俺は普通の

人間だぜ!心を読むとか鉄の体を作るとか無茶

言うな!」


神戸カナタ「確かに俺達には能力エレメントはあらへん!

有っても使うことは出来ひん!けど、イメージ

を持つことが強さに繋がるんやで!!」


黒田シン「俺はいつもイメージしてるぞ!!

体術だけで能力者エレメンターを倒すとこ!」


姫路ココロ「それは良いイメージね!シンの

格好いいとこ私もイメージしとく!」


西宮ハガネ「俺達も負けてられないでがんすね!」


黒田シン「修行付き合ってくれ!」


神戸カナタ「勿論かまへんで!俺達も一緒に

強くなるで!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

現代へ戻る


黒田シン「3人はいつもイメージを持って修行

していた!俺もアイツらのやり方を真似して

いたら出来る事が増えていた!

空気を蹴って空を駆ける移動術、岩を砕く脚力、

攻撃を先読みする瞬発力・・・」


白波リュウ「お前さっきから1人でぶつぶつ

何言ってるんだよ?」


黒田シン「フッ!何も言ってはいない!フッ!」


白波リュウ「今攻めて来てる奴らもしかして

友達なのか?」


黒田シン「あぁ!幼馴染みだ!親友であり、

ライバルであり、俺の憧れだ!」


白波リュウ「コウイチ・・・ミズキ・・・」


白波は渋谷コウイチと朝倉ミズキの事を

思い出していた。


黒田シン「お前にも俺と同じような存在がいる

みたいだな!」


白波リュウ「ああ!けど、1人は特殊能力対策機関

の隊長で俺の敵だ。そして、1人は俺を守って

亡くなった・・・初恋の相手だった。」


黒田シン「そうか・・・」


2人は過去を打ち明けあっている間に

闘技場に到着した。


特殊能力対策機関隊長の

巣鴨ゴウ、駒込ユウスケ、池袋タクヤ、

恵比寿オサム、大久保フウマが

倒れていた。


白波リュウ「あれ?コイツら特殊能力対策機関

の隊長達だよな?」


兵士達「ウォォォ!!」


暴走する兵士達が闘技場の壁や床を次々に

破壊していた


さらに闘技場内では武の国の戦士達と

武の国を裏切った者達が戦闘を繰り広げていた。


黒田シン「コイツら同じ武の国の戦士の

はずだぞ?」


姫路ココロ「私達が武の国を出て行く前に

あらかじめ声を掛けておいたの!

能力エレメント使用禁止の国のやり方に不満を

持ってる奴がこんなにいるなんて私達も正直

驚いた!」


黒田シン「ココロ・・・どうしてだ?」


神戸カナタ「知っとるやろ?俺達はこの国を

追い出されたんや!」


西宮ハガネ「俺達は能力エレメントに目覚めてもっと力を

試したくなった!この国にいてもそれは出来ない!

それだけでがんす!」


姫路ココロ「能力に頼らず体術だけで最強になる!

それまだ言ってるの?」


黒田シン「その夢を一番応援してくれたのは

ココロだぞ!?俺は能力エレメントに頼ることを

否定してる訳じゃない!けど、お前らがそんな

風になっちまってるのが納得いかない・・・」


黒田の目には涙が浮かび始めていた。


神戸カナタ「俺達は現実を知ったんや!

お前も俺らと来るか?今のお前なら獣人薬モンスタードラッグでも

飲めばさらに強くなれるで!」


黒田シン「悪いが断る!!」


西宮ハガネ「なら武の国の奴らと一緒に

死ぬでがんす!!」


黒田シン「それも断る!お前らをここで倒すことで

体術だけで能力者エレメンターより強くなれると証明出来る!」

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