45話 天駆
数日後
白波リュウ、赤坂ヒョウ、青柳アリサの
3人は武器使用禁止、能力使用禁止の大会に
出場することとなった。
◆武の国 闘技場
青柳アリサ「うわ~・・・体ゴツくてゴリラみたいな人がたくさんいる。」
黒田シン「フッ!暑苦しいだろ!俺みたいに爽やかなのはレアだ!」
赤坂ヒョウ「お前はまた別の意味で暑苦しいよ!」
白波リュウ「うし!いっちょ暴れるか!」
大会のゴングがなる。
戦士A「バズーカエルボー!」
戦士B「インパクトラリアット!」
戦士C「ソードチョップ!」
戦士D 「サンダードロップキーック!!」
戦士達がプロレスラーのような体技を次々に放つ。
白波リュウ「コイツら本当に体術だけでしっかり
強いな!」
赤坂ヒョウ「『武の国』って名前に負けてないな!」
白波リュウ「押されてる場合じゃねぇ!!」
白波が手を振り払うとうっかりカマイタチを
放ってしまう。
白波リュウ「あっ・・・」
審判「白波リュウ能力使用のため失格!」
白波は場外へ追い出された。
赤坂ヒョウ「火の能力が使えねぇのはもどかしいが能力を生かすための体術なら鍛えてきてる!」
赤坂は屈強な戦士に臆することなく拳や蹴りを振るった。
戦士E「"天駆"」
戦士の1人が空気を蹴りながら空中移動し赤坂に
接近した。
赤坂ヒョウ「足場がない空中で移動だと?」
戦士E「ふん!捕まえた!」
戦士は赤坂に空中から迫り上から押し倒した。
赤坂ヒョウ「しまった!動けねぇ!」
戦士E「瓦割鉄拳」
戦士は赤坂の顔面を目掛けて拳を放った。
赤坂ヒョウ「普通に能力使ってんじゃねぇか!!」
赤坂は全身から発火した。
審判「赤坂ヒョウ能力使用のため失格!」
赤坂も場外へ追い出された。
黒田と失格になった白波は客席で試合を見ていた。
白波リュウ「アイツ!空飛ぶ技使ってたぞ!
あれは良いのかよ?」
黒田シン「フッ!"天駆"は能力による技ではない!空気を蹴って空中を移動する技で武の国に伝わる
体術の1つさ!ちなみに俺も使える!」
赤坂ヒョウ「体術だけでそんな事まで
出来ちまうのか!!」
黒田シン「フッ!体術を極めれば武器も能力も必要ない!俺たちは・・・いや俺はそれを証明するため日々鍛錬してるのさ!!」
場内では青柳が1人戦士達と戦っていた
青柳アリサ「コイツらずっと空中移動してて全然
攻撃が当てれない!私のパンチがそんな怖い?」
戦士F「ほーらほら!そんな拳じゃ
届かないぞ!」
青柳アリサ「ふざけんじゃねぇ!!」
青柳は地面を殴り付け闘技場を破壊した。
審判「青柳アリサ器物破損により失格!」
青柳も失格となった。
客席にはこんな人達もいた。
大久保フウマ「あれ~?センパイ~!!
あれ白波リュウのグループじゃないっすか!!」
★大久保 フウマ (16歳)
→能力 : 墨の素
→特殊能力対策機関 12番隊隊長
池袋タクヤ「ぶっちゃけ武の国の戦力を見るのが
本当の目的だったけど捕まえたくね?」
★池袋 タクヤ(28歳)
→能力 : 牛の素
→特殊能力対策機関 8番隊隊長
巣鴨ゴウ「ダメじゃわい!ワシら6番隊より下は指示なく勝手に動くことは出来んじゃろ!」
★巣鴨 ゴウ(30歳)
→能力 : 猿の素 『ゴリラ』
→特殊能力対策機関 6番隊隊長
駒込ユウスケ「オイラと同じ空飛びゅ人間が
たくさんいりゅ!!」
★駒込 ユウスケ(32歳)
→能力 : 鳥の素 『隼』
→特殊能力対策機関 7番隊隊長 兼 情報分析担当
恵比寿オサム「ホホホホ!武の国は白夜の襲撃を
受けて戦力が半分になったと聞いてましたが体術
だけでここまで極めるとは立派な物ですねぇ!」
★恵比寿 オサム(35歳)
→能力 : 馬の素
→特殊能力対策機関 11番隊隊長
さらに客席の別ゾーンでは
高遠スバル「狩人情報室で白波リュウ達が武の国とやり取りしてたんで来てみたけど特殊能力対策機関までいるとはね!一応大人しくしとくか!」
★高遠 スバル (18歳)
→能力 : 手術の素
→犯罪組織『白夜』の参謀
→狩人情報室のサイト管理人
様々な勢力が武の国に集結




