42話 腕力vs脚力
『武の国』の黒田シンは青柳アリサに挑んだ。
無能力者ながらも人並み外れた体術で
青柳を圧倒した。
しかし、何かが変なのである。
赤坂ヒョウ「力はアリサと同レベル、
スピードはアリサ以上。アリサには水の能力があるが、正直勝てる見込みがない。」
白波リュウ「けど、この違和感どうも納得いかねぇんだよ・・・」
青柳アリサ「コイツの蹴り本当に速い!
私の拳も水の攻撃も全部かわされる・・・
どうすれば?」
黒田シン「フッ!パワーは凄いがやっぱり
スピードに欠けるね!」
黒田は青柳の顔を目掛けて蹴りを放った。
青柳アリサ「ヤバっ・・・あれ?」
蹴りは青柳の頭上を通過した。
黒田シン「フッ!おっとイケない!俺としたことが気合い入れすぎて足を上げ過ぎちまったぜ!」
青柳アリサ「"水の素""波動正拳"」
青柳は正拳突きと共に水の塊を飛ばした。
黒田シン「フッ!これは効いたぜ!」
黒田の腹に水の塊が直撃した。
青柳アリサ「これが私の攻撃で一番速い技!
さっきから疑問なんだけど、アンタわざと
攻撃外してない!?」
黒田シン「フッ!そんなことはない今日は少し調子が悪いだけさ!」
青柳アリサ「馬鹿にすんじゃねぇ!!」
青柳は地面を思い切り殴り付けた。
地割れがさらに広がる。
黒田シン「フッ!地面が崩れそうだ!
気性が荒いとこも好き・・・いや面白い!!」
足場の悪い中、軽々と移動し青柳に接近する。
青柳アリサ「私は女だからって見下されるのが一番嫌いなんだ!真面目に戦え!!」
赤坂ヒョウ「アリサの奴完全にキレちまったな!」
白波リュウ「スカしてて色んな意味で腹立つ奴だしな・・・」
黒田シン「フッ!悪いが体術で俺に勝てる者は
いない!」
黒田は蹴りの構えをする。
青柳アリサ「"水の素""水壁掌底"」
青柳は掌から水の壁を出現させた。
黒田シン「フッ!水が重たいな!」
黒田の蹴りは通らなかった。
青柳アリサ「"水の素""群鮫津波"」
水の壁を複数の鮫に変化させ黒田にぶつけた。
黒田シン「フッ!今のはもろに食らったら
危なかったぜ!」
青柳の後ろに素早く回り込んでいた。
黒田シン「"怪脚鎌"」
黒田は青柳の首を目掛けて蹴りを放ったが直撃寸前で止める。
青柳アリサ「・・・今のはヤバい!」
黒田シン「フッ!この速度の蹴りが首に当たったらただの蹴りでも致命傷になる!俺の勝ちだぜ!
フッ!!」
青柳アリサ「アンタの勝ちで良いけどもう
一度聞く!何で攻撃全部外すの?」
黒田シン「実は・・・賞金首リストに載ってる君の写真を見てからずっとファンなんだ!!」
白波リュウ、赤坂ヒョウ、青柳アリサ「はぁ!?」
黒田シン「このチームに加わって君の事をお守り
するつもりだったが、まさか一番強いのが
君だなんて!!だがますます好きになった!」
赤坂ヒョウ「有名人になるとこんな事も
あるんだな!リュウどうする?仲間に入れるか?」
白波リュウ「まぁ・・・良いんじゃねぇか?
一応強いし!」
黒田シン「フッ!!」
青柳アリサ「良い訳ねぇだろ!!」
白波、赤坂、黒田をまとめてボコボコにした。




