28話 三つ巴
森の国の広場で大臣のスピーチが始まろうとしていた。
そこに警護として特殊能力対策機関の隊長
渋谷コウイチ・大崎ケント・新宿ショウヘイ
が付いていた。
森の国の大臣「今日は私のボディーガードになってくれて本当にありがとう!君たちが付いてくれれば安心だ!」
新宿ショウヘイ「俺たちがこうして活動出来てるのも大臣のおかげですよ!任せてください!」
大崎ケント「あなたは特殊能力対策機関の設立に貢献してくださったお方!全力でお守りします!」
渋谷コウイチ「僕は特殊能力対策機関に入るのがずっと夢でした!特殊能力対策機関として・・・そして1番隊隊長として・・・政治に関わる初めての大仕事!胸が高まります!!」
コウイチはかなり気持ちが高ぶっていた。
森の国の大臣「これは頼もしい!ではそろそろ講演が始まる!スピーチが終わって無事生きてたら呑みに行こう!」
渋谷コウイチ「縁起でもないこと言わないでください!それに僕は未成年です!」
大臣のスピーチが始まった
森の国の大臣「本日はお集まりいただきありがとうございます。
私は森の国の大臣・森野大仁です。冗談ではなくこれが本名です。」
観客「ワハハハハ!」
新宿ショウヘイ「っぷ~(笑)」
大崎ケント「おい!!」
渋谷コウイチ「あやしい人がいないか周りを見渡してください!ケントさん武器のニオイとかしませんか?」
大崎ケント「クンクン・・・ん~分からないな!少なくとも俺たちが持ってる物以外で武器のニオイは近くからはしない!」
渋谷コウイチ「そうですか・・・けど、特殊能力持ちの殺し屋が客に紛れてる可能性は充分あります。」
森の国の大臣「私はこの国の平和のために・・・」
突如大きな水の塊が大臣に向けて飛んでくる。
渋谷コウイチ「大臣危ない!!」
コウイチは水の塊に冷気を送り込み凍結させた。
渋谷コウイチ「水の能力者?僕の能力には一切通用しませんよ!」
★渋谷 コウイチ(17歳)
→能力 : 氷の素
→特殊能力対策機関 1番隊隊長
青柳アリサ「水の能力だけならね!」
アリサは拳を振るい氷の塊を砕いた。
渋谷コウイチ「華奢な見た目でこの怪力!やりますね! "氷の素""氷刃手裏剣"」
氷の手裏剣をアリサに向けて投げた。
赤坂ヒョウ「"火の素""火炎壁"」
ヒョウの掌から発生させた炎の壁で
氷の手裏剣を防いだ。
赤坂ヒョウ「"火の素""火龍炎皇"」
掌から龍の形をした炎を発生させコウイチに飛ばした。
新宿ショウヘイ「"火の素""火炎斬"」
ショウヘイは刀を振るいヒョウが発生させた炎の龍を真っ二つにした。
赤坂ヒョウ「炎を斬っただと!?」
新宿ショウヘイ「俺の剣は炎を斬り、時に敵を焼き斬る! 」
★新宿 ショウヘイ(22歳)
→能力 : 火の素
→特殊能力対策機関 5番隊隊長
新宿ショウヘイ「"火の素""火炎斬"」
刀に炎を纏わせヒョウに斬りかかった。
白波リュウ「"風の素""突風大破"」
突風が吹きショウヘイを吹き飛ばした。
大崎ケント「白波リュウ!今回の騒動の首謀はお前だったか! "四脚乱爪"」
ケントは犬の姿になり高速で爪を突き出した手足を振るった。
白波リュウ「獣人薬使ってる奴が特殊能力対策機関にもいるってのは本当だったのか!」
大崎ケント「強くなるためなら例え邪道でも手段は選ばない。平和を守るため俺たちは強い必要がある。」
★大崎 ケント(24歳)
→能力 : 犬の素
→特殊能力対策機関 2番隊隊長
◆森の国 広場 近くの建物屋上
神風団は勝負を見守りながら奇襲の隙をうかがっていた。
鎌倉イタチ「始まりましたね~!!」
川崎ツムジ「早く混ざりたいわね!」
横浜ハヤテ「白波リュウの一味と特殊能力対策機関の隊長達に恐らくそこまで力の差はない!つまり勝負が長引く言うことだ!」
鎌倉イタチ「ずっと見てるんすか~?」
横浜ハヤテ「勝負が長引くということは両方が疲れるまで続くということだ!体力が尽きて来たところを突いて漁夫の利を得る!それが俺たちのやり方だ!」
◆森の国 広場
広場での勝負に場面は戻る
白波リュウ「コウイチ久しぶりだな!」
渋谷コウイチ「リュウ君・・・何で君がこんなテロリストみたいな事を?」
白波リュウ「そりゃこっちの台詞だ!何でよりによって特殊能力対策機関に入った?」
渋谷コウイチ「昔言いましたよね?僕の夢だったので!」
白波リュウ「ミズキがあんなことになったのに理解できねぇな!悪いが俺のターゲットはお前だ!今日こそ俺が勝つ!」
渋谷コウイチ「望むところです!あなたは僕が捕まえます!」
7年ぶりに再会した2人は
敵としてぶつかり合う




