25話 朝倉ミズキ
白波リュウと渋谷コウイチは
特殊能力者養成学校に通う幼馴染みだった。
白波リュウ、渋谷コウイチ、そして
心優しき少女・朝倉ミズキはいつも一緒にいた。
朝倉ミズキ「白波くんと渋谷くんは毎日たくさん特訓してるけど将来何になりたいの?」
白波リュウ「俺は・・・ヒ・・・ヒーロー。正義のヒーロー!!」
朝倉ミズキ「クスッ!私は見たいな白波くんがヒーローになるとこ!」
渋谷コウイチ「ざっくりしすぎじゃないですか?」
白波リュウ「うるせぇよ!そう言うコウイチは何を目指してるんだ?」
渋谷コウイチ「ヒーローと言えばやっぱり
特殊能力対策機関。あの人達は能力者による犯罪行為をいつも防ぎ市民を守っている。僕も特殊能力対策機関に入りたいんです。」
朝倉ミズキ「いいな~!私はきっと色んな戦地に送り込まれて医療のために能力を使われるだけだから!」
白波リュウ「それひでぇな・・・能力者の人権てなんだ・・・」
渋谷コウイチ「リュウ君!戦うだけが全てじゃないですよ!」
3人は未来について語り合っていた。
そんな中、草影から迫る2人の男がいた。
1人はガスマスクを被り、1人は仮面を被っていた。
ガスマスクの男「"音の素""無音鎧"」
ガスマスクの男は拳銃を構えた。
不気味な影が迫ることを知らず
リュウ、コウイチ、ミズキは語り続けた。
朝倉ミズキ「それでね!私は・・・(ビクッ)」
ミズキが何かを感じ取る
渋谷コウイチ「ミズキさんどうしました?」
朝倉ミズキ「2人とも避けて!!!」
ミズキはリュウとコウイチの体を掴んで強引に倒れた。
倒れた3人の上を無数の銃弾が音もなく通過した。
白波リュウ「銃弾?何の音も聴こえなかったぞ!?」
渋谷コウイチ「危ないじゃないですか!誰です?」
ガスマスクの男「俺は自身や触れた物から発する音を消すことが出来る!足音も銃声も全て消したのになんで分かったのかな?」
仮面の男「まるで気配だけで俺たちを感じ取ったかのように。けど、これは避けられない。」
仮面の男はバズーカを構えた。
朝倉ミズキ「(キーン・・・)」
ミズキの頭に突如3人が爆発する映像が流れてくる。
朝倉ミズキ「まずい!爆弾!この距離じゃ避けられない!」
仮面の男「どうして爆弾と気付いたか分からないが無駄だ!」
仮面の男はバズーカを放った。
朝倉ミズキ「!!!」
ミズキが放たれた砲弾を睨むと突如砲弾が消えた。
渋谷コウイチ「砲弾が消えた?どういうことです?」
白波リュウ「ミズキがやったのか?」
朝倉ミズキ「私にも分からないよ・・・」
ガスマスクの男「あまり被害が目立つような事はするな!それに大事な実験体が粉々になってしまう!」
仮面の男「すまない・・・理解出来ない事だらけだがあの方がこの娘を欲しがっていた理由が少し分かった気がする。」
ガスマスクの男「俺の能力は何も音を消すだけではない! "音の素""壊声"」
ガスマスクを外し周りが揺れ響くほどの轟音を発声した。
白波リュウ「鼓膜が破れそうだ・・・」
渋谷コウイチ「ミズキさん!さっきみたいに攻撃消せないんですか?」
朝倉ミズキ「音は無理よ!どうやってやったかも分からないし・・・」
3人は耳を押さえて座り込んだ。
轟音が止むとガスマスクの男がミズキを捕らえていた。
白波リュウ「ミズキ!!」
渋谷コウイチ「僕に任せてください!逃がしませんよ!"氷の素 "」
掌から冷気を発する準備をした。
仮面の男「"封印の素""能力封印"」
仮面の男はコウイチとリュウに触れた
渋谷コウイチ「あれ?出ません!!」
白波リュウ「俺もだ!全然能力が発動出来ねぇ!!」
仮面の男「俺は触れた人間の能力を封じることが出来る!冷凍して身動きを止めるつもりか!ガキの癖に中々器用だな!」
ガスマスクの男「では先に行ってるぞ!そいつら2人は縛り付けておけ!」
ガスマスクの男はミズキを捕らえて遠くへ行ってしまった。
◆人気のない山奥
ガスマスクの男と仮面の男は
ミズキを拘束し、木に縛り付けていた。
ガスマスクの男「"音の素""無音壁"」
ガスマスクの男は透明のドームを辺りに張った
仮面の男「大声で叫んでも構わないぜ!どうせこの空間で発する音は周りに全く聴こえない!」
ガスマスクの男「まあ、ガキどもがここまで追って来れるとは思わないが念のためにな!」
朝倉ミズキ「2人は必ず来る!だから叫ばない!」
そこに1人の男が現れる
仮面の男「お待ちしてました!」
ガスマスクの男「例の少女を捕らえて来ました!」
ツチノコ「良くやった!特殊な体質と能力を持つこの少女は必ず今後の異能力の研究に役に立つ!」
★ツチノコ
→特殊能力対策機関 1番隊隊長 ※7年前当時
特殊能力対策機関の隊長が何故?




