24話 特殊能力者養成学校
依頼人である神風団の狙いは特殊能力対策機関と白波リュウの両方だった。
そして、白波リュウと特殊能力対策機関の
渋谷コウイチが幼馴染みであることが明かされた。
◆森の国 草原
白波リュウ、赤坂ヒョウ、青柳アリサは
森の国の大臣を襲うと見せかけ特殊能力対策機関を襲う神風団が立てた計画に向けて準備をしていた。
自分達もターゲットにされているとは
知らずに。
赤坂ヒョウ「お前が渋谷コウイチと幼馴染みとは驚いたな。」
青柳アリサ「あんたが大切な人を失ってる事も分かった。渋谷コウイチは数少ない友達なんでしょ?本当に戦うの?」
白波リュウ「ミズキをあんな目にあわせた
特殊能力対策機関にコウイチは入りやがった!
友達でもなんでもねぇ!」
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時をさかのぼり7年前
ここは異能力を持って生まれた能力者を育てるために作られた学校
『特殊能力者養成学校』
生徒の全員が何かしらの異能力を持ち
能力をさらに活かすための身体強化
能力を正しい方向に使うための価値観の育成
に力を注いでいた。
生徒達は仲間としてライバルとしていつも
切磋琢磨していた。
先生「今日は月に一度の戦闘能力テストだ!項目は3つ、異能力を使わない状態で体術のみの組手、次に武器を用いた組手、最後に異能力を用いた全力の組手だ!」
この学校では月に一度の生徒同士で戦い
身体能力がどれだけ向上したか、そして持って生まれた異能力がどれだけ進化したかを
テストしていた。
白波リュウ「え~!?3分の2は能力使えない
なんて不利じゃんよ!」
★白波 リュウ(当時10歳)
→能力 : 風の素
渋谷コウイチ「リュウくん!今日も負けませんよ!」
★渋谷 コウイチ(当時10歳)
→能力 : 氷の素
→白波リュウのライバル
白波リュウ「それはこっちの台詞だコラー!
今日こそてめぇに勝って良いとこ見せてやる!」
リュウは才能溢れるコウイチにいつも対抗心を燃やしていた。
朝倉ミズキ「白波くん!頑張ってね!」
★朝倉 ミズキ(10歳)
→能力 : 再生の素
→白波リュウの初恋の相手
白波リュウ「お・・・おう!(今日こそコウイチに勝てたらミズキに告白・・・今日こそコウイチに勝てたらミズキに告白・・・)」
白波リュウvs渋谷コウイチ
→体術勝負 勝者 渋谷コウイチ
→剣術勝負 勝者 渋谷コウイチ
→異能力勝負 勝者 渋谷コウイチ
白波リュウ「あ~チクショウ・・・」
女子生徒達「キャー!コウイチくん格好いい!」
渋谷コウイチ「皆ありがとう!けど僕まだ能力使いこなせてないからあまり近付くと寒いと思いますよ!」
女子生徒達「そんなとこも素敵~!(ピキーン)」
コウイチに近付いた生徒達は一斉に凍った
白波リュウ「いや、何でだよ!怒
ハァ・・・何でアイツばっか!」
リュウは全身傷だらけだった
朝倉ミズキ「カッコ良かったよ!白波くん!」
ミズキがリュウに触れるとみるみる傷が消えて行った。
白波リュウ「悪いな・・・ミズキ・・・俺全然ダメダメだ。」
朝倉ミズキ「私の能力は戦闘には全然役に立たないから白波くんや渋谷くんがどんどん強くなってくの羨ましいし見てて楽しいんだ!」
白波リュウ「そう言ってくれると嬉しいよ!
けど、俺が無茶出来るのはミズキが能力でいつも治療してくれるおかげだから役に立たないなんてことねぇよ!」
朝倉ミズキ「アハハハ!これからもたくさん治療してあげるけど無茶はしないでね!笑」
リュウには親も友達もおらず
ずっと一人ぼっちだった
コウイチ、ミズキは学校で出来た数少ない
友達でもあった
コウイチへのライバル心、
ミズキへの恋愛感情、
これらがリュウの生きる力になっていた。
◆1週間後 町の公園
白波リュウ「こんなんじゃダメだ!能力に頼らない修行もしないと!体術!剣術!」
リュウは1人修行に励んでいた。
渋谷コウイチ「やってますね!リュウくん!」
白波リュウ「お前に負けっぱなしなんてごめんだからな!」
渋谷コウイチ「言ってくれますね!
"氷の素""氷針弾"」
コウイチは能力で作った氷の針を投げ木に成った実全てに命中させた。
白波リュウ「・・・」
渋谷コウイチ「体術や剣術と違って射撃は苦手だったんですが最近コツが掴めて来たんです。」
白波リュウ「お前やっぱりすげぇよ・・・」
そこにミズキがやってくる。
朝倉ミズキ「2人とも!おにぎり持って来たよ~!休憩にしよう!」
3人が休憩しているところに何者かが接近して来た
ガスマスクの男「ほぉ!アイツが例の子供か!」
仮面の男「生かすか殺すかはあの方の判断に任せるとして一度連れて行くか!」




